ワンタップバイの手数料は高い?低い?
今回の記事では、ワンタップバイの手数料を証券会社と比較してみました。
ワンタップバイは手数料の低いイメージがありますが、実は約定金額によっては手数料が高くなる可能性があります。
ワンタップバイは少額の取引だと手数料が低いですが、高額の取引になればなるほど割高の手数料になります。
「ワンタップバイで取引しよう」と考えている人は、ぜひチェックしてみてください。
証券会社の取引手数料は「1約定ごとの手数料」と「1日の合計額」の2コースがあります。
今回は「1約定ごとの手数料」で比較してみました。
日本株の場合
ワンタップバイでは、日本株を取引きする場合、0.5%の株価スプレッドがコスト(手数料)になります。
取引コストに最低金額を設けていません。
少額取引では圧倒的に手数料が低いですね(松井証券を除く)。
日本株と日本株ETFは0.5%の株価スプレッドになるので、計算しやすいです。
ワンタップバイでは、高額になればなるほど割高になります。
証券会社 | 1,000円 | 1万円 | 10万円 | 100万円 |
ワンタップバイ | 5円 | 50円 | 500円 | 5,000円 |
SBI | 50円 | 50円 | 90円 | 487円 |
楽天 | 50円 | 50円 | 90円 | 487円 |
松井 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
※ネットで取引した場合の手数料です。
ワンタップバイ:『リスク・手数料相当額等』
松井証券:『株式/現物取引 手数料』
SBI証券:『スタンダードプラン』
楽天証券:『現物取引手数料』
ライブスター証券:『手数料一覧』
GMOクリック証券:『現物取引 手数料・費用』
米国株の場合
ワンタップバイでは、米国株を取引きする場合、為替スプレッド(35銭)と0.5%の株価スプレッドがコスト(手数料)になります(米国市場が閉まっていたら株価スプレッドは0.7%)。
取引コストに最低金額を設けていません。
ワンタップバイは少額取引では有利ですが、金額がある程度大きくなるなら他の証券会社の方が良さそうですね。
ワンタップバイでは、高額になればなるほど割高になります。
下のグラフで計算した手数料は、為替100円の場合です。
※ワンタップバイは、米国市場が開いている状態の手数料で計算しました。
※SBI証券と楽天証券は円決済時の手数料(為替スプレッド±25銭含む)です。
証券会社 | 1,000円 | 1万円 | 10万円 | 100万円 |
ワンタップバイ | 約9円 | 85円 | 850円 | 8,500円 |
松井証券 | 取扱なし | 取扱なし | 取扱なし | 取扱なし |
SBI証券 | 約503円 | 525円 | 750円 | 4,500円 |
楽天証券 | 約503円 | 525円 | 750円 | 4,500円 |
ライブスター証券 | 取扱なし | 取扱なし | 取扱なし | 取扱なし |
GMOクリック証券 | 取扱なし | 取扱なし | 取扱なし | 取扱なし |
※ネットで取引した場合の手数料です。
ワンタップバイ:『リスク・手数料相当額等』
SBI証券:『米国株式取引手数料』
楽天証券:『米国株式の手数料』
ワンタップバイ以外の証券会社では、株数の関係で金額が小さすぎると購入できない場合があります。
ワンタップバイの手数料は低い。ただし…。
ワンタップバイの手数料は低いと思います。
ただし、取引金額が高額になればなるほど割高な手数料になります。
今後取引の金額を大きくしようと考えているなら、最初から他のネット証券の方が良いと思います。
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