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ウォルトディズニー(DIS)の株価・見通し・決算情報

ウォルト・ディズニー(Walt Disney)とは

ウォルト・ディズニー 株価 見通し
ウォルト・ディズニー(Walt Disney)は、“ミッキーマウス”や“くまのプーさん”などのキャラクターを保有している総合エンターテイメント企業です。
『ディズニーランド』のイメージが強いディズニーですが、実際は様々なコンテンツをもっているメディア企業となっています。


ディズニーといえば、“東京ディズニーランド”のイメージが強いですね。
創業者のウォルト氏が存命中に完成したのは、カリフォルニアのディズニーリゾートだけです。
他のディズニーリゾートは、後継者たちが建設しました。
東京ディズニーリゾートだけはフランチャイズですが、他のディズニーリゾートは直営で運用されています。

東京ディズニー・リゾート
…ランドとシーが一体になったディズニーリゾート
ディズニーランド・リゾート
…世界初のディズニーリゾート(カリフォルニア)
ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート
…世界最大のディズニーリゾート(フロリダ)
ディズニーランド・パリ
…欧州初のディズニーリゾート(パリ)
香港ディズニー・リゾート
…中国初のディズニーリゾート
上海ディズニーランド・リゾート
…中国のエッセンスが盛り込まれたディズニリゾート


東京ディズニーリゾートは、『東京ディズニーランド』と『ディズニー・シー』の2大テーマパークで構成されています。
米国以外で作られた初のディズニー・リゾートとして有名です。
東京ディズニーリゾートはフランチャイズで運営されており、日本のオリエンタルランドが運営されています。

オリエンタルランドの有価証券報告書をチェックすると、ウォルト・ディズニー社との契約のことがキチンと載っていました。
オリエンタルランド 有価証券報告書


実は、ウォルト・ディズニーの稼ぎ頭はメディア事業です。
“ディズニーリゾート”の売上よりも、テレビ放送やケーブルテレビの方が売上は大きいです。
ディズニーが運営しているメディアはこちらです。

ABC
…米国の3大ネットワークのうちの1社
EPSN
…米国最大のスポーツ専門チャンネル
ディズニーチャンネル
…ディズニー専門のエンターテイメントチャンネル


ABCは、ディズニーが保有している米国3大ネットワークのうちの1社です。
日本でも『LOST』や『グレイズ・アナトミー』、『エージェント・オブ・シールド』などの人気海外ドラマを提供しています。
ABCは、今まで取り扱ってこなかったジャンルのドラマをヒットさせるのが上手な放送局です。
過去には、『奥さまは魔女』や『ゆかいなブレディー一家』、『ROOTS/ルーツ』、『ローン・レンジャー』といった米国を代表するドラマを放送してきました。
ABCが提供する『グッド・モーニング・アメリカ』は、1975年から放送されている朝の情報番組です。


EPSNは、ディズニーが保有している米国最大のスポーツ専門チャンネルです。
野球やフットボール、バスケットなど様々なスポーツ番組の放送権をもっています。
最近はネットでスポーツを観る人が増えているので、最近は苦戦していますね。

ミッキーのイメージが強いディズニーですが、“スパイダーマン”や“スターウォーズ”なども手がけています。
ヒットが予測できるシリーズを数多くおさえていることは、ディズニーの最大の強みですね。

スターウォーズシリーズ
…遥か彼方の銀河系を舞台にした善と悪のSFシリーズ
アベンジャーズシリーズ
…マーベル原作のアメコミ・ヒーローシリーズ
スパイダーマンシリーズ
…クモの力を得たヒーローが活躍する人気シリーズ
アイアンマンシリーズ
…自ら開発したパワードスーツを着て、悪と戦うシリーズ
インディー・ジョーンズシリーズ
…考古学者を主人公とした冒険映画シリーズ


ウォルト・ディズニーは、コンテンツやグッズ、ゲーム、DVDでも稼いでいます。
ライセンスの内訳がないので、どのキャラクターがどのくらい稼いでいるかは分かりません。

例えば、最近人気のダッフィーで考えてみます。
ダッフィーは、もともと“ディズニーベア”という名前の商品でした。

ダッフィーには他のキャラクターとちがい、映画やアニメなどの原作はありません。
そのため、ディズニーはダッフィーに“航海に出るミッキーにミニーがプレゼントしたテディベア”という独自のストーリーを作りました。
独自のストーリーを作ることで、キャラクターに付加価値を付ける方法は、ディズニーの18番です。

ディズニーのビジネスモデルは、以下の通りです。
1つのキャラクターだけで、全部門をあげて収益を稼ぐ体制が整っています。

① 映画やDVD(スタジオエンターテイメント部門)

② グッズ販売(カスタマー部門)

③ ディズニーチャンネル等でブランド価値を上げる(メディア部門)

④ テーマパークで集客(パーク部門)


今後、ウォルトディズニーが力を入れていく事業は“動画配信”です。
4月11日、動画配信サービス“ディズニー・プラス”を11月12日に始めると発表しました。
ディズニー・プラスでは、『スター・ウォーズ』や『アナと雪の女王』、『アベンジャーズ』のようなディズニー傘下のスタジオ作品が配信される見込みです。
動画配信は、ネットフリックスやアマゾン、グーグルが熾烈な競争を繰り広げているレッド・オーシャンです。
ディズニーは、最も激しい競争を繰り広げている業界に進出していくことになります。

直近の決算

2019年8月6日(火)の引け後、ディズニーが2019年第3四半期の決算を発表しました。

売上高
…202億45百万ドル(前年同期比32.9%増)
純利益
…17億60百万ドル(前年同期比39.6%減)
EPS
…1.35ドル

市場予想は、売上高214億70百万ドル EPS 1.75ドルだったので、市場を下回る内容でした。
決算を受けて、株価は時間外で-3.6%程度で推移しています。
ディズニー 米国株 決算

直近の株価

直近1年間の株価をS&P500と比較しました(8月8日終値)。
・ウォルトディズニー株価:+20.8%
・S&P500指数:+1.1%
ウォルト・ディズニー 米国株 株価チャート
(青色:ウォルトディズニー赤色:S&P500)

事業別の売上高

事業別の売上高はこちらです(2018年通期)。

メディアネットワーク(Media Networks)
…245億ドル(前年同期比4.2%増)
パーク・リゾート(Parks and Resorts)
…202億96百万ドル(前年同期比10.2%増)
スタジオ・エンターテイメント(Studio Entertainment)
…99億87百万ドル(前年同期比19.2%増)
コンシューマープロダクト&インタラクティブメディア(Consumer Products & Interactive Media)
…46億51百万ドル(前年同期比3.8%減)

ディズニー 米国株 決算

メディア・ネットワーク部門

メディア・ネットワーク部門(Media Networks)は、ディズニーのメイン事業です。
ディズニーはABCやEPSN、ディズニーチャンネルといった有名なメディア放送局を運営しています。
スポンサーが払う広告収入や視聴者が支払う料金などで稼いでいます。

パーク&リゾート部門

パーク&リゾート部門(Parks and Resorts)は、テーマパークの開発・運営をおこなっている事業です。
世界中のディズニー・リゾートの入場料等が計上されています。
東京だけフランチャイズですが、東京以外のテーマパークはディズニーの直営となっています。

・東京ディズニーランド
・東京ディズニーシー
・ディズニーランドリゾート(カリフォルニア)
・ウォルトディズニーワールドリゾート(フロリダ)
・ディズニーランドパリ(フランス)
・香港ディズニーランド(香港)
・上海ディズニーランドリゾート(中国)

スタジオエンターテイメント部門

スタジオエンターテイメント部門(Studio Entertainment)は、映画作品の制作・運営を行っている部門です。
ディズニーは、ミッキーやくまのプーさんだけでなく、以下のブランドの映画を作成しています。

・スターウォーズ
・アベンジャーズ

・スパイダーマン
・アイアンマン
・マイティソー
・ハルク
・アントマン
・キャプテンアメリカ
・ブラックパンサー
・アントマン

カスタマープログラム&インタラクティブメディア部門

カスタマープログラム&インタラクティブメディア部門(Consumer Products & Interactive Media)は、キャラクターのグッズ関連の数字があがっています。
キャラクターのグッズだけでなく、本やゲーム、DVDなどの商品による収入が計上されています。

サービス別の売上高

サービス別の売上高はこちらです(2018年通期)。

サービス(Services)
…508億69百万ドル(前年同期比8.6%増)
製品(Products)
…85億65百万ドル(前年同期比3.3%増)

ディズニー 米国株 決算

地域別の売上高

地域別の売上高はこちらです(2018年通期)。

米国・カナダ(United States and Canada)
…450億38百万ドル(前年同期比7.5%増)
欧州(Europe)
…70億26百万ドル(前年同期比7.4%増)
アジア太平洋(Asia Pacific)
…55億31百万ドル(前年同期比9.0%増)
ラテンアメリカ他(Latin America and Other)
…18億39百万ドル(前年同期比12.1%増)

ディズニー 米国株 決算

決算

ディズニー 米国株 決算

今回のまとめ


今回の記事のポイントは、こちらです。

・ディズニーのメインは、メディア事業
・ひとつのキャラクターで、全部門で収益をあげる体制を作っている
・東京ディズニーリゾートだけは、フランチャイズ体制
・ディズニーが今後力を入れていくのは動画配信
・様々な映画シリーズコンテンツをもっている

ウォルト・ディズニー(DIS)は、ミッキーマウスやくまのプーさんなどのキャラクターで知られる世界を代表するエンターテイメント企業です。
今後、動画配信に注力していく予定なので、利益率が下がっていくかもしれませんね。
2005年よりロバート・アイガーがCEOをつとめており、後継者選びが課題となっています。

関連資料

ディズニー:『公式HP』
ディズニー:『Annual Report』

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過去の決算

2019年第2四半期の決算

2019年5月8日(水)の引け後、ディズニーが2019年第2四半期の決算を発表しました。

売上高
…149億22百万ドル(前年同期比2.6%増)
純利益
…54億52百万ドル(前年同期比85.6%増)
EPS
…1.61ドル

市場予想は、売上高143億90百万ドル EPS 1.59ドルだったので、予想を上回る内容でした。
テーマパークのチケット料金を値上げしたため、利益が増加しました。
映画部門は38.9%減でしたが、”ブラックパンサー”の反動なので気にする必要はないと思います。
決算を受けて、株価は時間外で+0.5%程度で推移しています。
ディズニー 米国株 決算

2019年第1四半期の決算

2019年2月5日(火)の引け後、ウォルト・ディズニーは2019年第1四半期の決算を発表しました。

・売上高
…153億3百万ドル(前年同期比0.3%減)
・純利益
…27億88百万ドル(前年同期比37.0%減)
・EPS
…1.84ドル

市場予想は、売上高151億80百万ドル EPS 1.55ドルだったので、予想を上回る内容でした。
決算を受けて、株価は時間外でほぼ変わらずとなっています。
ディズニー 決算

2018年第4四半期の決算(2018/11/09 更新)

ウォルト・ディズニーは引け後、第4四半期の決算を発表しました。

・売上高 143億700万ドル(前年同期比12.0%増)
・純利益 23億2,200万ドル(前年同期比32.9%増)
・EPS 1.48ドル

市場予想は 売上高137億30百万ドル EPS 1.34ドルだったので、予想を上回る内容でした。
今回の決算を受けて、株価はアフターマーケットで+1.8%程度で推移しています。
ディズニー 決算
特にスタジオ部門の売上高が50%増と大きく伸びています。
映画「アントマン&ワスプ」の大ヒットが大きく業績に寄与したようですね。
ディズニーの事業は、スポーツチャンネルの「EPSN」以外は好調のようですね。
ディズニー 決算

2018年第3四半期の決算(2018/08/08 更新)

ウォルト・ディズニーは、引け後に第3四半期の決算を発表しました。
・売上高 152億2,800万ドル(前年同期比7.0%増)
・純利益 29億1,600万ドル(前年同期比23.2%増)
・EPS 1.87ドル
市場予想は、売上高153億40百万ドル EPS 1.95ドルだったので、市場予想を下回る決算内容でした。
業績は増収増益でしたが市場予想に届かなかったため、株価は時間外で-0.5%程度の推移をしています。
ウォルト・ディズニー(Walt Disney) 決算

事業別の業績をみると、下記の通りメディアネットワーク事業以外は好調でした。
特にテーマパーク事業は営業利益が15%も伸びています。
「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」がヒットしたこともあり、スタジオ・エンターテイメント事業も好調です。
しかし、メディア・ネットワーク事業だけは減益でした。
ケーブルテレビ局の広告収入が減っており、うまくいっていないようですね。
ウォルト・ディズニー(Walt Disney) 決算

2018年第2四半期の決算(2018/05/09 更新)

ウォルト・ディズニーは第2四半期の決算を発表しました。
・売上高 145億4,800万ドル(前期比9.1%増)
・純利益 29億3,700万ドル(前期比23.0%増)
・EPS 1.84ドル
市場予想は、売上高140億80百万ドル、EPS 1.69ドルだったので、市場予想を上回る決算内容でした。
映画やテーマパークは好調でしたが、有料メディアが不調なことが気になりますね。
ウォルト・ディズニー(Walt Disney) 決算ウォルト・ディズニー(Walt Disney) 決算