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ウォルトディズニー(DIS)の株価・見通し・決算情報

ウォルト・ディズニー(Walt Disney)とは

ウォルト・ディズニー 株価 見通し
ウォルト・ディズニー
(Walt Disney)は、”ミッキーマウス”や”くまのプーさん”などのキャラクターで知られるエンターテイメント企業です。
社名の”ウォルト・ディズニー”は、創業者の名前がそのまま企業名となっています。
ミッキーのイメージが強いディズニーですが、実は”スパイダーマン”や”スパイダーマン”、”アイアンマン”などを運営する企業を傘下にもっています。
様々なメディアコンテンツをもっている総合メディア企業です。


ウォルトディズニーの稼ぎ頭はメディア事業です。
“ディズニーランド”の稼ぎよりも、テレビ放送やケーブルテレビの方が売上高は大きいです。
ディズニーが運営しているメディアはこちらです。

『ABC』
米国の3大ネットワークのうちの1社です。
日本でも『LOST』や『グレイズ・アナトミー』、『エージェント・オブ・シールド』などの人気海外ドラマを提供しています。
ABCは、今まで取り扱ってこなかったジャンルのドラマをヒットさせるのが上手な放送局です。
過去には『奥さまは魔女』や『ゆかいなブレディー一家』、『ROOTS/ルーツ』、『ローン・レンジャー』といった時代を代表するドラマを放送してきました。
ABCが提供する『グッド・モーニング・アメリカ』は、1975年から放送されている朝の情報番組です。

『EPSN』
EPSNは、ディズニー傘下の米国最大のスポーツ専門チャンネルです。
フットボールや野球、バスケットなどの様々なスポーツ番組の放映権をもっている放送局です。
ネットでスポーツを観る人が増えているので、最近は苦戦しているイメージが強いです。

『ディズニーチャンネル』
ディズニーチャンネルは、エンターテイメント専門チャンネルです。
ディズニーの映画やドラマだけでなく、テーマパークやグッズなどの最新情報をチェックすることができます。
人気番組の『ディズニートラベラー』では、海外のディズニーリゾートのアトラクションやショーを観ることができます。
ディズニー好きにはたまらない放送局ですね。


ディズニーといえば、“東京ディズニーランド”のようなパーク&リゾート事業のイメージが」強いと思います。
創業者のウォルト氏が存命中に完成したのは、カリフォルニアのディズニーランドだけです。
他のディズニーランドは後継者たちが建設したものになります。
東京ディズニーリゾート以外は、ウォルト・ディズニーが直営で運営しています。

東京ディズニー・リゾート(東京)
ディズニーランド・リゾート(カリフォルニア)
ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート(フロリダ)
ディズニーランド・パリ(フランス)
香港ディズニー・リゾート(香港)
上海ディズニーランド・リゾート(中国)

日本で忘れてはいけないのは、東京ディズニー・リゾートです。
東京ディズニーリゾートは、『東京ディズニーランド』と『ディズニーシー』の2大テーマパークで構成されています。
アメリカ以外で作られた初のディズニーリゾートとして有名です。
東京ディズニーリゾートはフランチャイズ展開されており、日本のオリエンタルランドが運営しています。
オリエンタルランド社の有価証券報告書を確認すると、ディズニーとの契約のことがキチンと載っていました。
オリエンタルランド 有価証券報告書

ディズニーで忘れてはいけないのは、スタジオエンターテイメント事業です。
スタジオエンターテイメント事業では、映画作品の制作・運営をおこなっています。

ディズニーは、以下のような様々な映画スタジオを運営しています。

ウォルトディズニーピクチャーズ
ピクサーアニメーションスタジオ
ルーカスフィルム
マーベルスタジオ


ディズニーの強みは“様々な映画シリーズ”のコンテンツを保有していることです。
映画はヒットするかどうか予測が難しいので、ある程度のヒットが予測できるシリーズをおさえていることは、ディズニーの強みです。

スター・ウォーズシリーズ
アナと雪の女王シリーズ
トイ・ストーリーシリーズ
インディ・ジョーンズシリーズ
アベンジャーズシリーズ
スパイダーマンシリーズ
アイアンマンシリーズ
キャプテンアメリカシリーズ


ディズニーは、キャラクターのコンテンツやグッズ、ゲーム、DVDでも稼いでいます。
ライセンスの内訳がないので、どのキャラクターがどのくらい稼いでいるかは分かりませんでした。

最近、ミッキーやくまのプーさんをしのぐ人気なのが、ダッフィーです。
ダッフィーは、もともと“ディズニーベア”という名前の商品でした。

ダッフィーには他のキャラクターと違い、映画やアニメなどの原作はありません。
そのため、ディズニーはダッフィーに『航海に出るミッキーにミニーがプレゼントしたテディベア』という独自のストーリーを作りました。
ダッフィー独自のストーリーを作ることで、キャラクターに付加価値を付けることは、ディズニーの18番です。
ディズニーは新しいグッズを販売する前に、それぞれ新しいストーリーを付け、魅力あるキャラクターに仕上げています。

ディズニーのビジネスモデルは以下の通りです。
1つのキャラクターだけでも、全部門あげて収益に結び付ける体制が整っています。

映画やDVD(スタジオエンターテイメント部門)

グッズ販売(カスタマー部門)

専用サイトやディズニーチャンネルでブランド価値を上げる(メディア部門)

テーマパークで集客(パーク部門)


ディズニーが今後、力を入れていく事業は“動画配信”です。
2017年8月、ディズニーは動画配信事業に本格参入すると発表しました。
動画配信は、ネットフリックスやアマゾン、グーグルが熾烈な競争を繰り広げている“レッド・オーシャン”です。
ディズニーは、最も激しい競争を繰り広げている業界に進出していくことになります。
今までディズニーはネットフリックスへコンテンツを提供していましたが、これからは停止して自社ブランドに注力していくようです。
ただし、動画配信に注力すると、利益率は下がっていきそうですね。

直近の決算(2019/02/06 更新)

2019年2月5日(火)の引け後、ウォルト・ディズニーは2019年第1四半期の決算を発表しました。

・売上高
…153億3百万ドル(前年同期比0.3%減)
・純利益
…27億88百万ドル(前年同期比37.0%減)
・EPS
…1.84ドル

市場予想は、売上高151億80百万ドル EPS 1.55ドルだったので、予想を上回る内容でした。
決算を受けて、株価は時間外でほぼ変わらずとなっています。
ディズニー 決算

直近の株価(2018/12/07 更新)

直近6カ月間のウォルト・ディズニーの株価チャートです。
ディズニー 株価チャート
(直近6カ月間のウォルト・ディズニーの株価チャート)

直近6カ月間のパフォーマンスをS&P500と比較しました。
ウォルトディズニーの株価:+7.7%
S&P500指数:-3.0%
ディズニー 株価 比較チャート
(青色:ウォルトディズニーの株価赤色:S&P500)

事業別の売上高

事業別の売上高はこちらです(2017年通期)。

メディア・ネットワーク部門(Media Networks) 235億10百万ドル
パーク&リゾート部門(Parks and Resorts) 184億15百万ドル
スタジオエンターテイメント部門(Studio Entertainment) 83億79百万ドル
カスタマープログラム&インタラクティブメディア部門(Consumer Products & Interactive Media) 48億33百万ドル

ウォルト・ディズニー(Walt Disney)

メディア・ネットワーク部門

メディア・ネットワーク部門(Media Networks)は、ディズニーのメイン事業です。
ディズニーはABCやEPSN、ディズニーチャンネルといった有名なメディア放送局を運営しています。
スポンサーが払う広告収入や視聴者が支払う料金などで稼いでいます。

パーク&リゾート部門

パーク&リゾート部門(Parks and Resorts)は、テーマパークの開発・運営をおこなっている事業です。
世界中のディズニー・リゾートの入場料等が計上されています。
東京だけフランチャイズですが、東京以外のテーマパークはディズニーの直営となっています。
・東京ディズニーランド
・東京ディズニーシー
・ディズニーランドリゾート(カリフォルニア)
・ウォルトディズニーワールドリゾート(フロリダ)
・ディズニーランドパリ(フランス)
・香港ディズニーランド(香港)
・上海ディズニーランドリゾート(中国)

スタジオエンターテイメント部門

スタジオエンターテイメント部門(Studio Entertainment)は、映画作品の制作・運営を行っている部門です。
ディズニーは、ミッキーやくまのプーさんだけでなく、以下のブランドの映画を作成しています。
・スターウォーズ
・アベンジャーズ
・スパイダーマン
・アイアンマン
・マイティソー
・ハルク
・アントマン
・キャプテンアメリカ
・ブラックパンサー
・アントマン

カスタマープログラム&インタラクティブメディア部門

カスタマープログラム&インタラクティブメディア部門(Consumer Products & Interactive Media)は、キャラクターのグッズ関連の数字があがっています。
キャラクターのグッズだけでなく、本やゲーム、DVDなどの商品による収入が計上されています。

地域別の売上高

地域別の売上高はこちらです(2017年通期)。

・アメリカ・カナダ(United States and Canada) 418億81百万ドル
・ヨーロッパ(Europe) 65億41百万ドル
・アジア太平洋(Asia Pacific) 50億75百万ドル
・ラテンアメリカ・その他(Latin America and Other) 16億40百万ドル

ウォルト・ディズニー(Walt Disney)

決算

ディズニーには4つの部門がありますが、いずれもキチンと利益をだしています。
今後、動画配信事業へ参入予定なので、利益率は下がっていく可能性がありますね。

ウォルト・ディズニー(Walt Disney) 決算

今回のまとめ


今回の記事のポイントは、こちらです。

・ディズニーのメインは、メディア事業
・ひとつのキャラクターで、全部門で収益をあげる体制を作っている
・東京ディズニーリゾートだけは、フランチャイズ体制
・ディズニーが今後力を入れていくのは動画配信
・様々な映画シリーズコンテンツをもっている

ウォルト・ディズニー(DIS)は、ミッキーマウスやくまのプーさんなどのキャラクターで知られる世界を代表するエンターテイメント企業です。
今後、動画配信に注力していく予定なので、利益率が下がっていくかもしれませんね。
2005年よりロバート・アイガーがCEOをつとめており、後継者選びが課題となっています。

関連資料

ディズニー:『公式HP』
ディズニー:『Annual Report』

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過去の決算

2018年第4四半期の決算(2018/11/09 更新)

ウォルト・ディズニーは引け後、第4四半期の決算を発表しました。

・売上高 143億700万ドル(前年同期比12.0%増)
・純利益 23億2,200万ドル(前年同期比32.9%増)
・EPS 1.48ドル

市場予想は 売上高137億30百万ドル EPS 1.34ドルだったので、予想を上回る内容でした。
今回の決算を受けて、株価はアフターマーケットで+1.8%程度で推移しています。
ディズニー 決算
特にスタジオ部門の売上高が50%増と大きく伸びています。
映画「アントマン&ワスプ」の大ヒットが大きく業績に寄与したようですね。
ディズニーの事業は、スポーツチャンネルの「EPSN」以外は好調のようですね。
ディズニー 決算

2018年第3四半期の決算(2018/08/08 更新)

ウォルト・ディズニーは、引け後に第3四半期の決算を発表しました。
・売上高 152億2,800万ドル(前年同期比7.0%増)
・純利益 29億1,600万ドル(前年同期比23.2%増)
・EPS 1.87ドル
市場予想は、売上高153億40百万ドル EPS 1.95ドルだったので、市場予想を下回る決算内容でした。
業績は増収増益でしたが市場予想に届かなかったため、株価は時間外で-0.5%程度の推移をしています。
ウォルト・ディズニー(Walt Disney) 決算

事業別の業績をみると、下記の通りメディアネットワーク事業以外は好調でした。
特にテーマパーク事業は営業利益が15%も伸びています。
「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」がヒットしたこともあり、スタジオ・エンターテイメント事業も好調です。
しかし、メディア・ネットワーク事業だけは減益でした。
ケーブルテレビ局の広告収入が減っており、うまくいっていないようですね。
ウォルト・ディズニー(Walt Disney) 決算

2018年第2四半期の決算(2018/05/09 更新)

ウォルト・ディズニーは第2四半期の決算を発表しました。
・売上高 145億4,800万ドル(前期比9.1%増)
・純利益 29億3,700万ドル(前期比23.0%増)
・EPS 1.84ドル
市場予想は、売上高140億80百万ドル、EPS 1.69ドルだったので、市場予想を上回る決算内容でした。
映画やテーマパークは好調でしたが、有料メディアが不調なことが気になりますね。
ウォルト・ディズニー(Walt Disney) 決算ウォルト・ディズニー(Walt Disney) 決算