テスラ(TSLA)の銘柄紹介

テスラ(TSLA)ってどんな会社?

テスラ(TSLA)は、電気自動車やソーラーパネル等を開発・製造・販売している会社です。
「ロードスター」や「モデルS」、「モデル3」等の高級電気自動車を中心に展開しています。
会社名は物理学者のニコラ・テスラにちなんでつけられました。
現在は赤字ですが、「モデル3」の生産計画さえうまくいけば黒字化していく可能性は高いです。

直近の決算(2018/05/03 更新)

テスラが第1四半期の決算を発表しました。
売上高34億875万ドル(前期比26.4%増)、純損益7億955万ドルの赤字(前期は3億3,027万ドルの赤字)、EP-3.35ドルでした。
市場予想をみると、売上高32億20百万ドル EPS -3.58ドルだったので、市場予想を上回る決算内容でした。
現金の残高が27億ドルしかないので、どこかで資金調達する必要がありますね。

決算は良かったですが、アフターマーケットで-4.65%程度で推移しています。
理由は、CEOのイーロン・マスク氏が決算発表後のインタビューでアナリストの質問を「退屈だ」と言って遮ったからです。
ちなみに質問内容は、「設備投資計画」についてなので投資家にとっては退屈ではありません。
テスラは設備投資を下方修正しているので、触れられたくなかったのだと思います。
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事業

決算書を確認すると「車両販売事業(automotive sales)」、「車両リース事業(automotive leasing)」、「サービス事業(services and other)」、「太陽光発電事業(energy generation and storage)」のセグメントがあります。

太陽光発電事業は、2016年にソーラーシティを20億ドルで株式交換により買収しています。

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地域別売上高

地域別の売上高をみると、アメリカが半分を占めています。
直近では、中国での業績が伸びていますね。
ノルウェーは、電気自動車を購入する際に税金がかからない優遇策があるので、販売が伸びています。
世界で1番電気自動車の普及率が高いのはノルウェーで、電気自動車の新車販売に占める割合は20%も占めています。

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テスラのEV

テスラの電気自動車は、どの車種も人気で、米EV市場では常に品不足です。
電気自動車は、GMのボルトや日産のリーフなども米国では販売されていますが、人気という点ではテスラが圧倒的です。
人気という点においては、テスラのライバルは自動車メーカーの中にはいません。

そしてテスラの弱点もハッキリしています。
テスラは、生産体制もサプライチェーンも非常に脆弱です。

電気自動車が普及するかどうかは、『原油価格』と『テスラ』にかかっていますね。

モデル3の販売はどうなるの?

6月5日、株主総会でイーロン・マスク氏『モデル3の生産計画がうまくいっている』と話しました。
さらに下半期のフリーキャッシュフローがプラスになると説明しています。
「モデル3の生産計画がうまくいくかどうか」によって、今後のテスラの動向が決まってきます。

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主なブランド

ロードスター

2008年、テスラは最初の電気自動車「ロードスター」を発表しました。
当時9万8000ドルと高価でしたが、大人気となり世界30カ国で2500台以上が販売されました。

2017年11月、スポーツタイプの電気自動車「ロードスター」の次期モデルが披露されました。
テスラ車らしさの高級感を出しつつ、スポーティーな車にすることに成功しています。
性能に関しては、発売が予定されている車の中でもダントツです。

次期ロードスターの1充電あたりの航続可能距離は、620マイルなので約1000kmになります。
ロサンゼルス~サンフランシスコ間を充電なしに往復できる計算になります。
日本でいうと横浜~大阪間が490kmなので、横浜・大阪間なら往復できる計算ですね。
停止状態から時速100キロまでに、2秒で到達し、最高速度は400km/hにもなります。
現在2020年の発売を目指して量産体制を整えている最中です。

モデルS

ロードスターに続いて2車種目に発表したのが、「モデルS」です。
テスラにとっての初セダンタイプの電気自動車です。
「ロードスター」は世界をEVシフトさせる起点になりましたが、現実的な流れにしたのは、この「モデルS」で間違いないでしょう。
1充電であたりの航続可能距離は594km(モデルS100Dの場合)になります。
停止状態から時速100キロまでに、2.7秒で到達します。

モデルX

「モデルX」はクロスオーバーSUVタイプの電気自動車です。
大人7人が余裕をもって座れ、荷物を積むスペースも十分です。
フロントにもトランクがあるので、折り畳み自転車が入ります。
ファルコンウィングになっており、狭い駐車スペースでもとめることができますね。

モデル3

「モデル3」はモデルSの下に位置する小型EVセダンです。
この「モデル3」はテスラの社運がかかった車です。
「モデル3」は人気はありますが、生産体制が整っていません。
現在テスラには「モデル3」を週に2,000台程度製造する能力があります(2018年3月最終週)。
テスラは、この「モデル3」の販売台数を増やして赤字を脱するしかありません。

電気トラック・セミ

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2017年11月、テスラは電気トラック「セミ」を発表しました。
巨大なバッテリーによって、1回の充電で約805kmを走行できます。
この電気トラックを2019年に製造開始する予定になっています。
価格は15万ドル以上になり、顧客にとっては普通のトラックを使うよりも運用コストが2割以上安くなる見通しです。
生産体制がどうなっているかが気になります。

イーロン・マスク

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テスラを創業したのはイーロン・マスク氏です。
テスラの他にも「PayPal」の前身となった「X.com」や「スペースX」、「ソーラーシティ」を創業しています。
過去のインタビューでは、週100時間以上働くべきとコメントするなどワークホリックの典型的な人ですね。

上の動画はイーロン・マスク氏が提唱している地下トンネル構想です。
現在、ロサンゼルスの渋滞を緩和させるために地下トンネルを本当に掘っています。


上の動画はイーロン・マスク氏が提唱しているハイパー・ループ構想です。
チューブ内では空中に浮いており、時速1200kmにもなります。
Hyperloop One社がイーロン・マスク氏の構想を実現しようとしています。

「スペースX」

スペースXは、2002年にテスラ会長のイーロン・マスクが創業した会社です。
低料金を強みに数年先まで受注を抱えているといわれています。
スペースXの財務は非公開なので、正直よくわからないことは多いです。
ただ、衛星市場は収益性が高いため、高シェアを維持しているスペースXの財務状況は良いと予想されます。

「ソーラー・シティ」

テスラは2016年にソーラーシティーを約20億ドルで買収しました。
ソーラーシティは太陽光パネル設置の会社です。
「初期費用なし、電気料金すぐ削減」というビジネスモデルで成長してきました。
ソーラー・シティはテスラCEOのイーロン・マスクが会長をつとめている会社です。
テスラとの相乗効果に期待ですね。

海外戦略

中国

テスラの海外展開を牽引しているのは中国です。
中国は大気汚染が深刻なので環境規制を強化しています。
ただ現在は米国から電気自動車を輸出しているため、輸送費と関税分を上乗せして通常より5割増しになっています。
そのため中国の特区に単独で工場を建設するプロジェクトをすすめています。

ノルウェー

実は世界で1番、電気自動車の普及率が高いのはノルウェーです。
ノルウェー議会は2025年までに排気ガスを排出しないゼロエミッション車の比率を100%にすると発表しています。
今後も電気自動車市場が拡大していく可能性は高いと思います。

決算

業績をみると、売上高は伸びてますが赤字が大きくなっています。
「モデル3」の生産計画がうまくすすめば、黒字化すると思います。

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