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テスラ(Tesla)の株価・見通し・決算情報

テスラ(Tesla)とは

テスラ 株価 見通し
テスラ(Tesla)は、世界最大の電気自動車(EV)メーカーです。
会社名は、物理学者の二コラ・テスラにちなんで名づけられています。
電気自動車のイメージの強いですが、ソーラーパネルなども事業展開しています。

電気自動車はGMのボルトや日産自動車のリーフなどが販売されています。
しかし、人気という点ではテスラが圧倒的です。
常にテスラの電気自動車は品不足で、製造されれば売れるという状態です。

テスラは、様々な電気自動車(EV)を提供しています。

ロードスター…テスラ初の電気自動車
モデルS…セダンタイプの電気自動車
モデルX…クロスオーバーSUVタイプの電気自動車
モデル3…小段セダンタイプの電気自動車

テスラの最大の問題は”慢性的な赤字経営”ということです。
実は、テスラは創業以来、1度も通期で黒字になったことがありません。
赤字を常に垂れ流しているため、常に新しいお金を調達する必要があります。
そのため、テスラは経営上の悪い材料が出た場合、普通の企業よりも大きく株価が下落します。
テスラに投資する際は、必ず頭に入れておくようにしましょう。


テスラのCEOは、イーロン・マスク氏です。
マスクCEOは、テスラの他にもPayPalの前身となった『X.com』や『スペースX』、『ソーラーシステム』を創業しています。
次々と会社を創業する連続起業家(シリアルアントレプレナー)として有名です。
テスラは後発の自動車メーカーですが、マスク氏のカリスマ性で会社を発展させてきました。


テスラは”良くも悪くもイーロン・マスク次第”という企業です。
マスク氏は、とにかくスケールのデカいCEOです。
上の動画は、マスク氏が率いる新交通システム開発企業『The Boring Company』がおこなっている地下トンネル構想です。
現在、マスク氏はロサンゼルスの渋滞を緩和させるために、地下トンネルを掘っています。
スケールがデカすぎて、なかなかイメージできません。

テスラは、マスクCEOのカリスマによって支えられてきました。
しかし、マスク氏はちょっと精神的に不安定なところがあります。

2018年8月、マスク氏はNYタイムズの独占インタビューを受けました。
記事によると、マスク氏はインタビュー中、泣いたり笑ったり感情の起伏が激しかったようです。
さらに睡眠薬の『アンビエン』を頻繁に服用しているともコメントしました。
かなり追い詰められているようですね。

さらに2018年9月、マスク氏はポッドキャスト番組の収録中に大麻を吸引しました。
番組の収録がおこなわれたカリフォルニア州で大麻は合法なので、法律的な問題はありません。
しかし、大企業のCEOが番組収録中に大麻を吸うのは、さすがにアウトです。
テスラを長年率いてきたマスク氏が、経営上のリスクになりつつあります。


テスラが海外展開で注力しているのは、中国です。
中国では大気汚染が深刻なので、環境規制を強化しています。
電気自動車は中国政府のニーズとも合致しているので、今後販売が伸びていきそうです。
テスラは、上海にギガファクトリーを建設する計画を発表しています。
ちなみに、年50万台の生産を目指しているようですね。


実は、世界で1番電気自動車が普及しているのは、ノルウェーです。
ノルウェー議会は、2025年までに排ガスを出さない車の比率を100%にすると発表しています。
国の政策によって、電気自動車の普及も大きく変化するようですね。

テスラのライバルも確認しておきましょう。
現在の高級電気自動車市場は、テスラの独壇場となっています。
しかし、以下のような高級電気自動車も投入予定なので、今後はどうなるか混沌としています。

・ベンツの『EQ
・BMWの『iNEXT
・アウディの『e-tron
・ポルシェの『タイカン


電気自動車のイメージの強いテスラですが、実は太陽光パネル事業も展開しています。
テスラは2016年、ソーラーシティーを約20億ドルで買収しました。
「初期費用なし、電気料金すぐ削減」というビジネスモデルで成長してきました。
テスラCEOのイーロン・マスクが会長をつとめています。
テスラとの相乗効果に期待ですね。


テスラに投資する際は、スペースXもチェックしておきましょう。
スペースXは、現時点で最もい勢いのある民間宇宙開発企業です。
テスラのCEOをつとめているイーロン・マスク氏が創業した企業です。
低料金でスペースシャトルを飛ばせるので、数年先まで受注を抱えているといわれています。
スペースXは上場していないので、財務は非公開となっています。
ただ、衛星市場は収益性が高いため、高いシェアを維持しているスペースXの経営状態は良さそうですね。

テスラの主力車ブランドはこちらです。

ロードスター


ロードスターは、テスラが最初に発表した記念すべき電気自動車です。
2017年11月、テスラはロードスターの次期モデルを発表しました。
次期ロードスターは、高級感を出しつつ、スポーティーな感じに仕上がっています。
性能に関しても、発売が予定されている電気自動車の中でも頭ひとつ抜けています。

次期ロードスターの1充電あたりの航続可能距離は、620マイル(約1,000㎞)です。
日本でいうと、大阪~横浜間なら充電なしで往復できる計算になります。
次期ロードスターは、2020年の発売を目指して量産体制を整えています。

モデルS


テスラが、ロードスターに続いて発表したのがモデルSです。
モデルSは、テスラにとっての初セダンタイプです。
ロードスターは世界をEVに目を向けた車でしたが、その流れを大きくしたのはモデルSです。

モデル3


テスラの電気自動車で、最も重要なのがモデル3です。
ロードスターやモデルSは高級車ですが、モデル3は大衆車になります。
テスラが赤字経営を脱するには、”モデル3の製造・販売が軌道にのせる”必要があります。
今後のテスラの業績は、モデル3次第といっても過言ではありません。

モデルX


モデルXは、クロスオーバーSUVタイプの電気自動車です。
大人7人が余裕をもって座れ、荷物を積むスペースも十分です。
フロントにもトランクがあるので、折り畳み自転車が入ります。
ファルコンウィングになっており、狭い駐車スペースでもとめることができますね。

直近の決算(2018/10/25 更新)

テスラは引け後、第3四半期の決算を発表しました。

売上高 68億2,441万ドル(前年同期比2.3倍)
純利益 3億1,151万ドル(前年同期は6億1,937万ドルの赤字)
EPS 2.9ドル

市場予想は 売上高63億ドル EPS -0.19ドルだったので予想を上回る内容でした。
決算を受けて、株価は時間外で+9.7%程度上昇して推移しています。

テスラは8四半期ぶりの黒字に転換しました。
「モデル3」の生産が上手くいったことで、想定以上に会社の業績が良くなりました。
テスラの「モデル3」は、米国で最も売れるEVセダンの地位を確固たるものにしています。
テスラ 決算

直近の株価(2018/12/14 更新)

直近6カ月間のテスラの株価チャートです。
テスラ 株価チャート
(直近6カ月間のテスラの株価チャート)

直近6カ月間のパフォーマンスをS&P500と比較しました。
テスラの株価:+5.20%
S&P500指数:-4.65%
テスラ 株価比較チャート
(青色:テスラの株価赤色:S&P500)

事業別の売上高

事業別の売上高はこちらです(2017年通期)。

車両販売事業 85億3,475万2千ドル
車両リース事業 11億654万8千ドル
サービス事業 10億118万5千ドル
太陽光発電事業 11億1,626万6千ドル
※太陽光発電事業は、2016年に買収したソーラーシティの数字です。

2

地域別の売上高

地域別の売上高はこちらです(2017年通期)。

米国(United States) 62億2,143万9千ドル
中国(China) 20億2,706万2千ドル
ノルウェー(Norway) 8億2,308万1千ドル
その他(Other) 26億8,716万9千ドル

ノルウェーでは、電気自動車を購入する際に税金がかからない優遇策があります。
世界で1番電気自動車の普及率が高いのは、ノルウェーです。
電気自動車の新車販売に占める割合は20%を占めています。

3

決算

テスラ(tesla) 決算
テスラ(tesla) 決算

今回のまとめ


今回の記事のポイントは、こちらです。

テスラは、世界最大の電気自動車メーカー
テスラの電気自動車は、常に品不足の大人気
テスラはまだ通期で黒字になったことがない
イーロンマスクCEO次第で企業の業績が振れる

テスラ(Tesla)は、世界最大の電気自動車(EV)メーカーです。
CEOは、カリスマ経営者として有名なイーロン・マスク氏です。
テスラは通期で黒字になったことがないので、財務的には不安定な企業ですね。
モデル3の販売次第で、黒字に転換する可能性があります。

関連資料

テスラ:『公式HP』
テスラ:『Annual Report』

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過去の決算

2018年第2四半期の決算(2018/08/02 更新)

テスラは、引け後に第2四半期の決算を発表しました。

売上高 40億223万ドル(前年同期比43.5%増)
純損益 7億1,753万ドルの赤字(前年同期は3億3,639万ドルの赤字)
EPS -3.06ドル

市場予想は売上高39億20百万ドル EPS -2.92ドルだったので、まちまちでした。
テスラは、8月下旬までに『モデル3』の生産台数が6,000台/週になると発表しました。
さらに設備投資が25億ドル未満におさえる見通しだと示したことが好感されています。
この決算を受けて、テスラの株価は時間外で+8.5%程度で推移しています。

2018年第1四半期の決算(2018/05/03 更新)

テスラが第1四半期の決算を発表しました。

売上高 34億875万ドル(前期比26.4%増)
純損益 7億955万ドルの赤字(前期は3億3,027万ドルの赤字)
EPS -3.35ドルでした。

市場予想をみると、売上高32億20百万ドル EPS -3.58ドルだったので、市場予想を上回る決算内容でした。
現金の残高が27億ドルしかないので、どこかで資金調達する必要がありますね。

決算は良かったですが、アフターマーケットで-4.65%程度で推移しています。
理由は、CEOのイーロン・マスク氏が決算発表後のインタビューでアナリストの質問を「退屈だ」と言って遮ったからです。
ちなみに質問内容は、「設備投資計画」についてなので投資家にとっては退屈ではありません。
テスラは設備投資を下方修正しているので、触れられたくなかったのだと思います。
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