米国株

アマゾン(AMZN)の株価・見通し・決算情報

アマゾン(Amazon)とは

アマゾン
アマゾン・ドット・コム(Amazon.com)
は、世界最大のECサイトを運営している小売企業です。
アマゾンのロゴはAからZに向かって下向きの弧を描くオレンジ色の矢印が描かれています。
この矢印は「From A to Z」となっており、つまりAからZまでアマゾンで何でもそろうという意味と顧客の満足を意味する笑顔を同時にあらわしているといわれています。

アマゾンはネット通販だけでなく、様々な事業を展開しています。

Amazon…世界最大のECサイト
AWS…クラウドサービス
『kindle』…電子書籍
『AmazonGo』…レジ無しコンビニ
『ホールフーズ』…ヘルシー食品に強みをもつスーパー

アマゾンは、カリスマ経営者のジェフ・ベゾス氏が一代で築き上げた企業として有名です。
フォーブスによると、ベゾス氏は総資産が16兆円以上あり、世界一の大富豪です。
ベゾス個人で『ブルーオリジン』というスペースシャトルを製造する企業をもっています。
『ブルーオリジン』は有人宇宙飛行を目的としており、何度も試験飛行を成功させています。
将来的にアマゾンは宇宙に進出する可能性もゼロではありませんね。

アマゾンの武器のひとつは「レコメンド機能」です。
レコメンド機能とは「こういう本はいかがですか?」とか「こういう音楽はいかがですか?」という推薦する機能のことです。
アマゾンには、毎日膨大な量の顧客情報や検索履歴が集まってきます。
世界最大の情報が集まってくるアマゾンには、それぞれの顧客に最適な提案してくれます。
これからの時代は自分で選ぶよりも、アマゾンがすすめてくれた商品の方が良いのかもしれませんね。


アマゾンの最大の強みはアマゾンプライムです。
2018年4月、ジェフベゾスCEOはプライム会員数が1億人を突破したと発表しました。
長年、アマゾンの利益率が低いことがネックでしたが、これからは1億人以上のプライム会員費が毎年入ってくることになります。
アマゾンは正確にプライム会員費による収入を明らかにしていません。

日本では3,900円(年会費)ですが、米国では119ドル(年会費)もします。
だんだん年会費が上がっているので、サービスが浸透してきたら日本も値上げしそうですね。
ちなみに、日本でAmazonプライム会員になると以下の特典があります。

1. 配送料が無料
2. Kindle(電子書籍リーダー)が4,000円引き
3. プライムビデオで映画やドラマ、バラエティが見放題に
4. プライムミュージックで音楽が聴き放題に
5. プライムリーディングで本が読み放題に
6. プライムラジオが聞き放題に
7. プライムナウが利用可能に(1時間で商品が届く)
8. Kindle本が毎月1冊無料で読める
9. アマゾンパントリーが可能に(日用品をオトクに購入)
10. プライムフォトで写真が保存できる
11. アマゾンフレッシュが利用可能に(食料品を購入)
※プライムナウとアマゾンフレッシュは対象エリアが限られています。

世界の小売業界をみると、現在はアマゾンの一強状態です。
米国には小売り企業で構成されている『デス・バイ・アマゾン(アマゾン恐怖指数)』という株式指数があります。
『デス・バイ・アマゾン』には、アマゾンの影響を受けて業績の悪化が見込まれている小売関連企業で構成されています。
小売関連の企業はアマゾン恐怖症といってもいいくらいアマゾンに警戒しています。
米国でもアマゾンの1人勝ち状態に疑問をもつ人々は増えています。
アマゾンには圧倒的なコスト競争力と物流網があるので、今後も独り勝ち状態が続く可能性がありますね。
しかし、そのうち何らかの規制がかけられる可能性があります。

現在、ネット通販の世界でアマゾンのライバルは特にいません。
しかし、ヨーロッパを中心にアマゾンのようなGAFAに対して「規制をかけるべき」という論調が強まっています。
グーグルやフェイスブック、アップルと並んでアマゾンもターゲットにされています。
2018年7月、欧州委員会はグーグルに対して43億4,000万ユーロの制裁金の支払いを命じました。
欧州を中心に米国の勝ち組企業への風当たりは強まるおそれがあります。

アマゾンの最大の敵はトランプ大統領かもしれません。
2018年3月、トランプ大統領がTwitter上でアマゾンを批判しました。

上のツイートは…
『アマゾンは交通システムを使っているのに税金を払っていない。何千もの小売業を廃業に追いやっている』
…という内容です。

トランプ大統領は「アマゾンが税金を支払っていない」と批判しています。
実際にアマゾンが支払っている法人税を調べてみました。
資料をみると、アマゾンは2016年12月期に4億12百万ドル、2017年12月期に9億57百万ドルを税金としておさめています。

トランプ大統領は、今後もアマゾンを叩いてくる可能性もあります。
最近はサンダース上院議員もアマゾン叩きをしています。
サンダース上院議員は高齢のため大統領になる可能性は低いです。
しかし、最も影響力のある上院議員の1人なので要注意です。

アマゾン
アマゾン(Amazon)が時価総額1兆ドル!死角・リスクはどこにある?アマゾンの株価が上場来高値を更新し、時価総額1兆ドル企業となりました。アマゾンのリスクは、バーニー・サンダース上院議員やトランプ大統領、割高な株価などがあげられます。アマゾンの詳細は銘柄紹介(アメリカ株・米国株)をみてください。...


アマゾンエコーは、アマゾンが開発したスマートスピーカーです。
AIアシスタントのアレクサ(Alexa)を搭載しており、米国のスマートスピーカーでトップのシェアを占めています。
Alexaに話しかけるだけで、音楽・ニュース・スケジュール管理・照明のコントロールなど様々なことをしてくれます。
LINEの「Clova Wave」やGoogleの「Google Home」がライバルになります。
米国では、Amazon Echoを使って、ピザを注文したり、タクシー等を呼ぶこともできるそうです。


実は、アマゾンで最も伸びているサービスは、AWS(アマゾン・ウェブ・サービス)です。
Amazonにより提供されているクラウドサービスで、アマゾンの提供しているサービスの中でも利益率が良く、成長率が高いです。
AWSは世界中の企業で採用されており、NTT東日本などの大企業にも導入されています。


アマゾンゴー(Amazon Go)は、アマゾンが提供しているレジ無しコンビニです。
入店したらAmazon Goアプリで表示されたQRコードを入り口のゲートにかざして店内に入り、好きな商品を持ってそのまま帰ることができます。
どの商品をとって退店したかはAIとセンサーによってチェックされているので、店から出た後に自動決済されます。
一度手に取っても、棚に戻せば、キャンセル扱いになります。コンビニエンスストアやスーパーのあり方もかわってきそうですね。

アマゾンとしてはより多くのデータが欲しいので、アマゾンゴーのシステムを外販する可能性もありますね。
導入する側の小売り店としては人件費を減らすことができるので、アマゾンとWin-Winの関係が築けます。


アマゾンビジネス(Amazon Business)は、法人向けに特化したネット通販サービスです。
あまり知られていませんが、日本でもアマゾン・ビジネスは展開されています。
2016年の国内EC市場規模は、個人向けが約15兆円だったのに対し、法人向けは約291兆円(経済産業省)と、実は法人向けの方の市場が大きいので、今後の成長が期待できます。

アマゾンビジネスで取り扱っている商品数は約2億点です。
オフィス向け法人ECサイト「アスクル」の商品数が約380万点、建築系ECサイト「MonotaRO」の商品数が約1000万点なので、アマゾンの品ぞろえは突出しています。

最近の記事(2018/09/05 更新)

アマゾンは、アップルに次いで時価総額1兆ドルを達成した2番目の米国企業となりました。
アマゾンの最大の敵は、ウォルマートではなく、バーニー・サンダース上院議員なのかもしれませんね。

アマゾン
アマゾン(Amazon)が時価総額1兆ドル!死角・リスクはどこにある?アマゾンの株価が上場来高値を更新し、時価総額1兆ドル企業となりました。アマゾンのリスクは、バーニー・サンダース上院議員やトランプ大統領、割高な株価などがあげられます。アマゾンの詳細は銘柄紹介(アメリカ株・米国株)をみてください。...

直近の決算(2018/10/26 更新)

アマゾンが、引け後に第3四半期の決算を発表しました。

・売上高 565億7,600万ドル(市場予想571億ドル)
・EPS 5.75ドル(市場予想3.14ドル)

…だったので、まちまちでした。
下の記事で決算内容をまとめました。

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アマゾンの株価が急落(時間外)!第3四半期の決算を発表!第3四半期の決算を発表を受けて、アマゾンの株価が急落(アフターマーケット)しています。売上高が市場予想に届かなかったことが嫌気されているようです。...

直近の株価(2018/07/24 更新)

直近6カ月間のアマゾン株のチャートです。
アマゾン株価チャート
(直近6カ月間のアマゾンの株価チャート)

直近6カ月間のパフォーマンスをダウ平均とS&P500を比較しました。
アマゾンが+45.99%、S&P500が+12.86%となっています。
アマゾン 株価チャート
(直近6カ月間の株価チャート)
青色:アマゾン株赤色:S&P500

事業

事業別の売上高をみると…
・オンラインストア事業(Online Stores) 1,083億54百万ドル
・実店舗事業(Physical stores) 57億98百万ドル
・サードパーティ(外部業者)販売事業(Third-party seller services) 318億81百万ドル
・定額課金事業(Subscription services) 97億21百万ドル
・AWS(アマゾン・ウェブ・サービス) 174億59百万ドル
・その他(Other) 46億53百万ドル
…となっています(2017年通期)。

アマゾン(Amazon) 決算

地域別売上高

地域別の売上高をみると…
・米国(United States) 1,204億86百万ドル
・ドイツ(Germany) 169億51百万ドル
・英国(United Kingdom) 113億72百万ドル
・日本(Japan) 119億7百万ドル
・その他地域(Rest of world) 171億50百万ドル
…となっています(2017年通期)。

アマゾン(Amazon) 決算

過去の出来事

アマゾン・エコーが夫婦の会話を知人に送る出来事発生!(2018/05/25 更新)


『アマゾン・エコー』が、夫婦の会話を録音して、電話帳に載っている知人に音声データを送るという出来事がありました。
アマゾン・エコーは、全米で最も売れているスマートスピーカーです。

アマゾンの資料によると、アマゾンエコーが夫婦の会話を間違って認識してこのような事態になったそうです。
夫婦の会話の中で「メッセージを送って」と聞こえたため、エコーは「誰に?」と尋ねました。
エコーはその後の夫婦の会話を聞いて、電話帳から名前を特定しました。
そしてその名前に音声データを送りたいのか確認した際に、夫婦の会話から「Yes」という言葉を聞き取ったそうです。
そのため、音声データを送るつもりのない知人に送ってしまったというのがアマゾンの説明です。

今回の出来事は、めったにない偶然の出来事ということで終わりそうですね。
業績に大きな影響はないと思います。

しかし、今後もこういった出来事が続けばスマートスピーカーの販売に影響が出るかもしれませんね。

トランプ大統領がアマゾンを攻撃!(2018/03/30 更新)

昨晩、トランプ大統領がツイッター上でアマゾンを批判しました。
批判は、『アマゾンは交通システムを使っているのに税金を払っていない。何千もの小売業を廃業に追いやっている』という内容でした。

トランプ大統領は「アマゾンが税金を支払っていない」と批判しています。
実際にアマゾンが支払っている法人税を調べてみました。

資料をみると、アマゾンは2016年12月期に4億12百万ドル、2017年12月期に9億57百万ドルを税金としておさめています。
アマゾン(Amazon) 決算

昨晩のアマゾンの株価は、結局プラスで引けています。
最近は、トランプ大統領の発言を深刻にとらえる市場関係者が少なくなってきているのかもしれませんね。
私も特に問題だとは考えていません。

アマゾン株急落、何が起きたの?(2018/03/29 更新)

アマゾン(Amazon) 株価
(直近5日間の株価チャート)
アマゾン株価:赤S&P500:青

昨晩アマゾンの株価が-4.38%となり、急落しました。
ダウ平均が-0.04%、S&P500が-0.29%だったので、大きなアンダーパフォーマンスでした。

昨晩アマゾン株が急落したのは、『トランプ大統領がアマゾンに対して反トラスト法にもとづく提訴を検討していると報じられた』からです。
報道したのは『アクシオス』という新興のネットメディアです。
アクシオスによると、トランプ大統領は反トラスト法を使ってアマゾンを取り締まることを検討しているそうです。

ホワイトハウスのサンダース報道官は、報道を打ち消しているので、本当はどうなのか分かりません。

過去の決算

2018年第2四半期の決算(2018/07/27 更新)

アマゾンが、引け後に第2四半期の決算を発表しました。
売上高528億86百万ドル(前年同期比39.3%増)、純利益25億34百万ドル(前年同期比12.9倍)、EPS5.07ドルでした。
市場予想は、売上高532億70百万ドル EPS 2.5ドルだったので、市場予想を上回る内容でした。
発表された数字は絶好調でしたが、2018年7~9月期の売上高と利益の見通しは市場予想を下回りました。
そのため、時間外(アフターマーケット)で一時株価は伸び悩みました。
現在では、アマゾン株は時間外で+3%程度で推移しています。

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アマゾンの株価が時間外で急上昇!第2四半期の決算を発表!アマゾンが、引け後に第2四半期の決算を発表しました。発表された数字は絶好調でしたが、2018年7~9月期の売上高と利益の見通しは市場予想を下回りました。第2四半期の決算は、100点満点に近いものでした。 ...

2018年第1四半期の決算(2018/04/27 更新)

アマゾンが第1四半期の決算を発表しました。
売上高510億4,200万ドル(前期比42.9%増)、純利益16億2,900万ドル(前期比2.3倍)、EPS3.27ドルでした。
市場予想では、売上高498億7,000万ドル、EPS 1.27ドルだったので、売上もEPSも市場予想を上回りました。
この決算を受けて、アフターマーケットで+5.8%程度で推移しています。
AWS(アマゾン・ウェブ・サービス)が収益面で全体の業績を支えています。
アマゾン(Amazon) 決算

こちらは、事業全体の収益です。
アマゾン(Amazon) 決算

こちらは、北アメリカセグメントの売上と営業利益です。
アマゾン(Amazon) 決算

こちらは、海外セグメントの売上と営業損益です。
海外事業は赤字状態ですね。
アマゾン(Amazon) 決算

こちらは、AWS(アマゾン・ウェブ・サービス)の売上と営業利益です。
高い成長を維持しながら、しっかりと利益をだしています。
現在のアマゾンを支えているのは、AWSですね。
アマゾン(Amazon) 決算

第1四半期の決算発表の会見で、北米のプライム会員費用を年額99ドルから119ドルに値上げすると発表しました。
アマゾンは囲い込んだ顧客の収益化を着々とすすめています。
アマゾン(Amazon) 決算

決算(2017年通期)

毎年売上は大きく伸びていますが、利益は設備投資にほとんど回しているため、全然上がっていません。
そのため、税金を支払っている額が少ないとの批判は昔からあります。
直近でも設備投資にお金は回してますが、利益を計上してしまうくらい業績が好調です。
通販事業だけでなく、アマゾン・ウェブ・サービスなどのクラウドが伸びているのは、かなりプラス材料ですね。

アマゾン(Amazon) 決算

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