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ネットフリックス(NFLX)の株価・見通し・決算情報

ネットフリックス(Netflix)とは

ネットフリックス 株価 見通し
ネットフリックス(Netflix)は、190ヵ国以上で展開している世界最大級のオンラインストリーミングサービスを提供している企業です。
全世界で1億人以上の会員を抱えています。

もともとネットフリックスは、宅配のDVDレンタルをおこなっている会社でした。
2007年に定額制の動画ストリーミングサービスに、ビジネスを切り替えて大きく成長することに成功しました。

ネットフリックスは、動画ストリーミング市場で下記のようなライバルと激しい競争を繰り広げています。

『Hulu』
コムキャストや21世紀FOXなどの複数のメディアによって運営
『Amazon Prime Video』
アマゾンが運営している動画サービス
『YouTube』
グーグル(アルファベット)が運営している動画共有サービス
『ディズニー』
独自動画サービスを2019年に開始予定


ネットフリックスが成長したのは、「ハウス・オブ・カード」の成功の影響が大きいです。
ハウス・オブ・カード」は、エミー賞をネットドラマとして初めて3部門(監督賞・撮影賞・キャスティング賞)受賞しました。
この作品の成功をみて、ネットドラマにも大物俳優たちが出演するようになりましたね。
現在では、ハウス・オブ・カード以外にもネットフリックスを代表するオリジナルドラマが多数つくられました。

ネットフリックスは、世界で1番コンテンツにお金をかけている企業のひとつです。
2018年のコンテンツ取得に対する投資額は約80億ドルともいわれています(会社側予想)。
一方で、日本のTV局の製作費はこちらです。

フジテレビ…806億84百万円(2018年3月期)
テレビ朝日…905億円(2018年3月期)
日本テレビ…984億円(2018年3月期)
TBS…997億円(2018年3月期)

日本のキー局すべての製作費を足しても、ネットフリックスには及びません。
ネットフリックスは番組に豊富な製作費をかけることで、面白いコンテンツを増やしているようです。


ネットフリックスは、過激な番組や質の高いドキュメンタリーを多数提供しています。
日本のTVと違うのは、課金制となっているのでスポンサーがいないということです。
番組制作にスポンサーの圧力がかからないので、質の高い番組を自由に作ることができています。


ネットフリックスは、自由に質の高い番組をつくることができます。
そのため、少々やりすぎてしまって、風評被害などの問題を起こすことがあります。

2018年9月、時事通信社はネットフリックスが配信している番組で、”風評被害”を助長する表現があったとして、福島県と復興庁が対応を検討していると報じました。
問題になったのは、ネットフリックスが配信しているドキュメンタリー『世界の”現実”旅行』です。
『世界の”現実”旅行』は、核爆弾投下によるできた湖で泳いだり、コロンビアで殺し屋に会ったりするなど、とにかく過激な旅行番組です。

ニュースになったのは、『世界の”現実”旅行』の第2話です。
『世界の”現実”旅行』の第2話では、原発事故の被災地をめぐる内容でした。
番組中でずっと不気味な音楽をかけられており、福島がホラーのように取り上げられていました。
ネットフリックス 世界の“現実”旅行
ネットフリックス『世界の“現実”旅行 第2話』より引用

浪江町の食堂では、提供された食事に対して「被ばく食材かもしれない」とコメントするなど、過剰な演出にも感じる部分もありました。
福島がとても危険地帯のように捉えられていたのは、ちょっと悲しかったです。
ネットフリックス 世界の“現実”旅行
ネットフリックス『世界の“現実”旅行 第2話』より引用

ネットフリックスは、過激な番組や質の高いドキュメンタリーを多数提供しています。
今回は”ネットフリックスらしい”番組を4つピックアップしました。

食品産業に潜む腐敗


食品産業に潜む腐敗」は、食に関するドキュメンタリー番組です。
ハチミツやピーナッツ、ニンニクなどの食材が人々の口に入るまでの過程を丁寧に取り上げています。
正直、この番組で取り上げている内容は”知っているよりも知らない方が幸せ”なことばかりです。
米国の農産物に頼っている日本にとって、大きく関係することばかりですね。

クッキングハイ

クッキング・ハイ」は、大麻を食材とした料理対決番組です。
シェフが、大麻を盛り込んだ料理を作っています。
そして、審査員に試食してもらい勝者を決める番組内容となっています。
料理の内容だけでなく、クスリでハイになっている審査員などツッコミどころ満載ですね。
ちなみに、番組が作られているのは大麻の使用が合法なカリフォルニア州です。
BPOのチェックが入る日本では絶対に観られない番組ですね。

アイアムアキラー(殺人鬼の告白)

アイ・アム・ア・キラー(殺人鬼の告白)」は、死刑判決を受けた囚人たちのドキュメンタリー番組です。
死刑判決を受けた囚人は、自分の生い立ちや事件の真相をカメラの前で語っています。
後悔している人もいれば、反省のかけらのない人もいます。
観る場合は、ちょっと覚悟してほしい内容のドキュメンタリーです。

汚れた真実


「汚れた真実」では、実際の企業がおこなっている不正について深く切り込んでいます。
スポンサーのご機嫌を取らなくてもいいネットフリックスらしいドキュメンタリーです。
番組を観ると、トランプ大統領も結構きわどいビジネスをしていたようですね。

直近の決算

2019年4月16日(火)の引け後、ネットフリックスが2019年第1四半期の決算を発表しました。

売上高
…45億2,099万ドル(前年同期比22.2%増)
純利益
…3億4,405万ドル(前年同期比18.6%増)
EPS
…0.76ドル

市場予想は、売上高45億ドル EPS 0.57ドルだったので、予想を上回る内容でした。
有料契約者数は全世界で約960万人(米国:174万人、海外:786万人)増えています。
慎重な見通しが嫌気され、時間外で株価が下落しましたが、すぐに持ち直しました。
決算を受けて、株価は時間外で-0.8%程度で推移しています。
ネットフリックス 米国株 決算

直近の株価(2018/12/15 更新)

直近6カ月間のネットフリックスの株価チャートです。
ネットフリックス 株価チャート
(直近6カ月間のネットフリックスの株価チャート)

直近6カ月間のパフォーマンスをS&P500と比較しました。
ネットフリックスの株価:-31.93%
S&P500指数:-4.65%
ネットフリックス 株価比較チャート
(青色:ネットフリックスの株価赤色:S&P500)

事業別の売上高

事業別の売上高はこちらです(2017年通期)。

米国ストリーミング 61億53百万ドル、
国際ストリーミング 50億89百万ドル
米国DVD事業 4億50百万ドル

ネットフリックス(Netflix)

決算

ネットフリックス(Netflix) 決算

今回のまとめ


今回の記事のポイントは、こちらです。

ネットフリックスは、世界最大の動画ストリーミング企業
全世界で1億人以上の会員がおり、課金収入がベース
スポンサーがいないため、自由度の高い番組をつくっている
オリジナルコンテンツには、多額の投資をしている

ネットフリックスが人気なのは、”お金をかけて質の高い番組をつくる体制を整えていること”と、”話題になる過激な番組を提供し続けている”からだと思います。
今後もネットフリックスの会員数は伸び続けると思います。
しばらく動画配信業界は、ネットフリックスとアマゾンの二強体制で推移していきそうですね。

関連資料

ネットフリックス:『公式HP』
ネットフリックス:『Annual Report』

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過去の決算

2018年第4四半期の決算

2019年1月17日(木)の引け後、ネットフリックスは2018年第4四半期の決算を発表しました。

売上高
…41億8,684万ドル(前年同期比27.4%増)
純利益
…1億3,393万ドル(前年同期比27.8%減)
EPS
…0.30ドル

市場予想は 売上高42億10百万ドル EPS 0.24ドルだったので、まちまちの内容でした。
ネットフリックス 決算
10~12月期の有料契約者数は世界全体で884万人増えました。
下の表の通り、米国で153万人、米国外で731万人増えています。
2019年1~3月期(次の決算)では、全世界で有料契約者数が890万人増えると見込んでいます。
材料が出尽くしたこともあり、株価は時間外で-3.8%程度で推移しています。
ネットフリックス 決算

2018年第3四半期の決算(2018/10/17 更新)

ネットフリックスは第3四半期の決算を発表しました。

売上高 39億9,937万ドル(前年同期比34.0%増)
純利益 4億283万ドル(前年同期比3.1倍)
EPS 0.89ドル

市場予想は 売上高40億ドル EPS 0.68ドルだったので、まちまちでした。
米国の契約者数は109万人増加、海外の契約者数は587万人増加しました。
契約者が市場予想を上回るので、決算内容が好感されています。
株価はアフターマーケットで+11.0%程度で推移しています。
ネットフリックス 決算

2018年第2四半期の決算(2018/07/17 更新)

ネットフリックスが第2四半期の決算を発表しました。

売上高 39億727万ドル(前年同期比40.3%増)
純利益 3億8,434万ドル(前年同期は5.9倍)
EPS 0.85ドル

市場予想は売上高39億40百万ドル EPS 0.79ドルだったので、市場予想を上回る決算内容でした。
4~6月期の加入者数は520万人増でした。
増加幅は会社予想より約100万人少なかったです。
内訳は、米国内が67万人増(会社予想120万人増)、海外が447万人増(会社予想500万人増)でした。
決算を受け、アフターマーケットで株価は-14%下落しています。
ネットフリックス(Netflix) 決算

2018年第1四半期の決算(2018/04/17 更新)

ネットフリックスは、引け後に決算を発表しました。

売上高 37億1百万ドル
純利益 2億90百万ドル
EPS 0.64ドル

決算の中身で1番重要なのは、利用者数です。
利用者数は全世界で741万人の増加でした。
米国内で196万人の増加、海外では546万人の増加となっています。
市場予想(660万人)を上回っており、かなり良い内容でした。
この結果を受けて、時間外で株価は+5%程度で推移しています。
ネットフリックス(Netflix) 決算