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アップル(AAPL)の株価・見通し・決算情報

アップル(Apple)とは

アップル 株価 見通し
アップル(Apple)は、『iPhone』や『Mac』などの革新的な製品を提供してきた企業です。
伝説のカリスマ経営者スティーブ・ジョブズ氏が創業した会社で、現在はティム・クック氏がCEOを務めています。
2007年、ジョブズが「携帯電話を再定義する」と宣言して発表されたiPhoneは、携帯電話を一新させました。


アップルは世界中で商品を販売しており、とにかく販売台数が半端じゃないです。
直近の販売台数はこちらです(2018年通期)。
ひとつの製品を大量に販売できることは、アップルの強みであり弱みにもなっています。

iPhone 2億1,772万2千台
iPad 4,353万5千台
Mac 1,820万9千台
アップル 販売台数


現在のアップルで最も重要な点は、iPhoneです。
直近の決算(2018年通期)をみると、iPhoneは売上高の62.8%を占めています。
そのため、iPhoneが売れなくなると、一気に業績が悪くなります。
iPhoneに依存しすぎていることは、アップルの長年の経営上の課題として知られています。
アップル 製品別売上高

アップルは中国関連銘柄としても知られています。
米中貿易問題が起きると、悪いニュースが発表になるたびに株価は下がっていきました。
直近の決算(2018年通期)をみると、中国は売上高の19.6%を占めています。
アップルにとって、中国の重要性は上がっています。
投資する前に、キチンと把握しておきましょう。
アップル 地域別売上高

現在のアップル社のCEOは、ティム・クック氏です。
ティム・クック氏は、もともと製品の素材集めが上手い人で、物流などの販売関係が得意な人です。
アップルは創業当初からお金儲けの下手な企業でした。
現在の利益率の高いビジネスモデルを構築したのは、ティム・クック氏の功績ですね。

私はティム・クックCEOになって、アップルは“革新的な企業”ではなくなったと考えています。
ジョブズが存命だった頃、iPodやiTunes、iPhone、iPadを次々と生み出していた頃は、まさにアップル製品に大興奮していました。
しかし、最近では他の企業の“後追い”が目立ちます。
例えば、スマートウォッチやスマートスピーカーは、いずれも後追いで参入しています。
新しい分野に飛び込むのではなく、後追いで参入して一気に抜き返す戦略になっていますね。


日本は、世界でも稀なくらいのアップル製品好きです。
実は、世界で使われているスマホOSは、アンドロイドがダントツです(2018年11月)。
アンドロイド 72.2%
i OS 24.6%
その他 3.2%
世界スマホ OS シェア
(2018年11月 statcounter)

日本で使われているスマホOSのシェアはこちらです(2018年11月)。
世界の中でも、日本は大のiPhone好きの国のようです。
i OS 77.3%
アンドロイド 22.5%
その他 0.2%
日本 スマホ OSシェア
(2018年11月 statcounter)


現在のアップルの主力製品は、間違いなくiPhoneです。
しかし、倒産の危機から立ち直ったばかりのアップルを世界的な大企業に押し上げたのは、「iPod」です。
2000年11月に発売され、約16年かけてトータルで4億台以上販売されました。

iPodが爆発的な人気となった理由は、iTunes経由で音楽をダウンロードできたことです。
実は、同じ発想で音楽プレーヤーを開発していた企業は、何社かありました。
その中でも有利な位置にいたのは「ウォークマン」で知られるソニーでした。

しかし、ソニーは音楽というソフト部門を抱えていました。
もしソニーがiPodのような製品を発売すればヒットするかもしれませんが、間違いなくCDの売上は減少します。
そのため、なかなか新製品の開発に踏み切ることができなかったといわれています。
ソニーが社内のソフト部門に気を使っている間に、アップルがiPodを発表しました。
そして、世界的な大ヒットにつながります。
現在ではiPodは販売されていないので、一世を風靡した面影はありません。
ただ、iPodがなければ、iPhoneもapple watchもなかったのは間違いないですね。

最近、ヨーロッパを中心に”強すぎる米ハイテク企業に規制をかけるべき”という声が強くなってきました。
アップルをはじめとした米国5大テック企業には、何らかの規制がかけられるかもしれません。

直近の決算(2018/11/02 更新)

アップルは引け後に、第4四半期の決算を発表しました。

売上高 629億ドル(前年同期比19.6%増)
純利益 141億2,500万ドル(前年同期比31.8%増)
EPS 2.91ドル

市場予想は、売上高615億70百万ドル EPS 2.78ドルだったので、予想を上回る内容でした。

iPhone 販売台数 4,690万台(市場予想 約4,840万台)
iPad 販売台数 970万台
Mac 販売台数 530万台

iPhoneの販売台数が予想を大きく下回ったので、株価は時間外で-6%程度の推移となっています。
アップル 2018年第4四半期決算

直近の株価(2018/12/06 更新)

直近6カ月間のアップルの株価チャートです。
アップル 株価チャート
(直近6カ月間のアップルの株価チャート)

直近6カ月間のパフォーマンスをS&P500と比較しました。
アップルの株価:-8.9%
S&P500指数:-2.6%
アップル 株価比較チャート
(青色:アップル株価、赤色:S&P500)

製品別の売上高

製品別の売上高はこちらです(2018年通期)。
Apple Watchの売上は、その他に計上されています。

iPhone 1,666億99百万ドル(前期比18%増)
iPad 188億5百万ドル(前期比2%減)
Mac 254億84百万ドル(前期比1%減)
サービス 371億90百万ドル(前期比24%増)
その他 174億17百万ドル(前期比35%増)

アップル 製品別売上高

地域別の売上高

地域別の売上高はこちらです(2018年通期)。
中国の存在感が年々増していることに注意が必要です。

米国地域 112093百万ドル(前期比16%増)
欧州地域 62420百万ドル(前期比14%増)
中国地域 51942百万ドル(前期比16%増)
日本地域 21733百万ドル(前期比23%増)
その他アジア太平洋地域 17407百万ドル(前期比15%増)

アップル 地域別売上高

決算(通期)

アップル 決算

今回のまとめ


今回の記事のポイントはこちらです。

・アップルの業績は、iPhoneの販売状況次第
・中国の存在感が年々増加している
・ティムクックCEOになって後追い戦略が増えている
・日本のスマホOSは”iOS”が7割を超えている

アップルは、「iPhone」や「iPad」、「Mac」、「Apple Watch」などの製品を提供している企業です。
スティーブ・ジョブズが創業した企業としても有名です。

現在のアップルの業績は、iPhoneによって大きく上下します。
決算が発表されたときは、とにかくiPhoneの販売代金をチェックしましょう。
iPhoneの販売代金によって株価が大きくぶれるので、要注目です。

ティム・クックCEOになって、アップルは革新的な企業ではなくなっています。
ただ、経営としての安定性は増しているのかもしれません。

関連資料

アップル:『公式HP』
アップル:『Annual Report』

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過去の決算

2018年第3四半期の決算(2018/08/01 更新)

アップルは、引け後に第3四半期の決算を発表しました。
・売上高532億65百万ドル(前年同期比17.3%増)
・純利益115億19百万ドル(前年同期比32.1%増)
・EPS 2.34ドル
市場予想は、売上高523億40百万ドル EPS 2.18ドルだったので、市場予想を上回る内容でした。

2018年第2四半期の決算(2018/05/02 更新)

アップルは、引け後に第2四半期の決算を発表しました。
売上高 611億37百万ドル(前年同期比15.6%増)
純利益 138億22百万ドル(前年同期比25.3%増)
EPS 2.73ドル
市場予想は売上高609億80百万ドル EPS 2.69ドルだったため、市場予想を上回る内容でした。