米国株

フェイスブック(FB)の株価・見通し・決算情報

フェイスブック(Facebook)


フェイスブック(Facebook)は、世界最大のSNS“フェイスブック”を運営している企業です。
2004年に創業されたばかりの若い会社ですが、いまやSNSの代名詞のような圧倒的なポジションを築いています。

フェイスブックは、さまざまな事業を展開しています。
代表的な事業は、下記のとおりです。

Facebook(フェイスブック)
…月間23億人以上のユーザーをかかえる世界最大のSNSプラットフォーム(2018年通期)
Instagram(インスタグラム)
…若者に人気の写真主体のSNSプラットフォーム
WhatsApp(ワッツアップ)
…スマホで利用可能な無料のメッセージアプリ
Oculus VR(オキュラスVR)
…ゲームや動画などを楽しめる仮想現実(VR)端末

創業者 マーク・ザッカーバーグ


フェイスブックの創業者は、映画“ソーシャル・ネットワーク”でも有名なマーク・ザッカーバーグ氏です。
ザッカーバーグ氏はハーバード大学を中退後、19歳にしてフェイスブックを起業しました。
現在では、世界長者番付きで常にトップクラスにランクインしています。
ちなみに、上の映画“ソーシャル・ネットワーク”は、ザッカーバーグ氏に取材もないまま製作された映画なので、完全にフィクションです。

SNS王者! フェイスブック


現在、SNS業界でフェイスブックのライバルらしいライバルはいません。
フェイスブックはツイッターやスナップチャットと横並びにされることが多いですが、ハッキリいって比較になりません。
フェイスブックは1社で、SNSという巨大な市場をほぼ独占するくらいの存在感があります。

フェイスブック(月間アクティブユーザー数)
…23億20百万人(2018年12月末)
インスタグラム(月間ユーザー数)
…約10億人(2018年6月末に公式HPで発表)
ツイッター(月間アクティブユーザー数)
…3億21百万人(2018年12月末)
LINE(月間アクティブユーザー数)
…1億64百万人(2018年12月末)

下の図のように、月間アクティブユーザーは順調に増加しています。
直近の通期決算をみると、月間アクティブユーザー数は23億20百万人となっています(2018年12月末)。
地球の全人口は75億人なので、今後は鈍化していく可能性が高そうですね。
フェイスブック ユーザー数 米国株

フェイスブックの強みと弱み

フェイスブックの最大の弱点は、収益が広告に依存していることです。
下の図の通り、フェイスブックには広告以外の売上がほぼありません(2018年通期)。
フェイスブック 決算 広告

フェイスブックの最大の強みは、利益率が高いことです。
下の図の通り、営業利益率(Operating Margin)は4~5割程度となっています(2018年通期)。
フェイスブック 米国株 営業利益率

フェイスブック


フェイスブック(Facebook)は、世界最大のユーザーをかかえるSNSサービスです。
もともと、ハーバード大学の学生だったマーク・ザッカーバーグ氏が女子大学生の顔を並べて勝ち抜き投票させる“フェイスマッシュ”というサービスからスタートしています。
日本はフェイスブックよりもツイッターのほうが人気ですが、海外ではフェイスブックがSNSでダントツNo.1となっています。

インスタグラム


フェイスブックは、傘下にインスタグラムをもっています。
インスタグラムは、フェイスブックよりも写真・動画に特化したSNSとなっています。
インスタ映え”という言葉が流行語になったように、日本でもインスタグラムが定着してきました。

フェイスブックがインスタグラムを買収した際、インスタグラムの社員はわずか13人でした。
売上高ゼロの企業を約10億ドルで買収したため、アナリストから「買収金額が高すぎる」と批判されていました。
現在のインスタグラムの価値を考えると、とてつもなく安い買い物でしたね。


2018年6月、インスタグラムは動画共有サービス“IGTV”を開始しました。
IGTVは、最長1時間の動画を視聴したり共有したりすることができます。
現在の動画共有サービスはYouTube 1強体制ですが、フェイスブックが切り込んでいくかもしれませんね。

ワッツアップ


フェイスブックは、世界最大級のメッセンジャーアプリ“ワッツアップ(WhatsApp)を提供しています。
ワッツアップは、月間アクティブユーザー数が13億人を超えるといわれています(詳細は未公表)。
日本ではLINEが高シェアですが、世界的にみるとワッツアップのユーザー数がダントツです。
ワッツアップ”と“フェイスブックメッセンジャー”という2つのメッセージアプリを提供していることは、フェイスブックの大きな強みとなっています。

オキュラスVR


フェイスブックは、2014年にオキュラスというVR会社を約30億ドルで買収しました。
オキュラスでは、上の動画のようなVR機器を提供しています。
VRコンテンツが増えてくれば、爆発的に普及する可能性もあると思います。

仮想通貨 リブラ(Libra)

2019年6月、フェイスブックが仮想通貨”リブラ(Libra)”の発行計画を発表しました。
リブラはビットコインなどの仮想通貨とはちがい、裏付けされた資産があります。
米ドルやユーロなどに連動することを想定しているので、ビットコインほどの変動はないかもしれません。
リブラについては賛否両論あり、本当に発行されるかわかりませんが、要注目ですね。

個人情報の漏洩問題

2018年3月、フェイスブックから最大8,700万人の個人情報が流出していた問題が発覚しました。
個人情報が流出したきっかけとなったのは、性格診断ができるアプリです。
この性格診断アプリを利用した約30万人の個人情報が流出しました。
アプリを利用したユーザーの家族や友達の情報も流出したので、最終的に8,700万人の規模になりました。

個人情報漏洩の問題を受けて、ザッカーバーグCEOやシェリル・サンドバーグCOOは議会の公聴会に呼ばれ、つるし上げにあいました。
今後、米国で新しいSNSのルールができた場合、フェイスブックの業績に悪影響がでる可能性もありますね。

直近の決算

2020年1月29日(水)の引け後、フェイスブックが2019年第4四半期の決算を発表しました。

売上高
…210億82百万ドル(前年同期比24.6%増)
純利益
…73億49百万ドル(前年同期比6.8%増)
EPS
…2.56ドル

市場予想では、売上高208億90百万ドル EPS 2.53ドルだったので、予想を上回る内容でした。
フェイスブックの月間アクティブユーザー数は、25億人(前年同期比8%増)でした。
不正な投稿などを監視するコストが、34%も増加しました。
コスト増と利用者数が鈍化したため、株価は時間外で-7%程度で推移しています。
フェイスブック 米国株 決算

直近の株価

直近1年間のフェイスブックの株価チャートとS&P500を比較しました(2020年1月30日終値)。
フェイスブック株価:+25.5%
S&P500指数:+20.4%
フェイスブック 米国株 株価チャート
(青色:フェイスブックの株価赤色:S&P500)

事業別の売上高

事業別の売上高はこちらです(2018年12月期)。

広告(Advertising)
…550億13百万ドル
支払い手数料等(Payments and other fees)
…8億25百万ドル

フェイスブック 米国株 売上高

地域別の売上高

地域別の売上高はこちらです(2018年12月期)。

米国&カナダ(US&Canada)
…257億27百万ドル
欧州(Europe)
…136億31百万ドル
アジア・太平洋(Asia-Pacific)
…117億33百万ドル
その他世界(Rest of World)
…47億47百万ドル

フェイスブック 米国株 地域別の売上高

決算

直近の通期決算はこちらです(2018年12月期)。

売上高
…558億38百万ドル
営業利益
…249億13百万ドル
税引前利益
…253億61百万ドル
当期利益
…221億12百万ドル

フェイスブック 米国株 決算 業績

今回のまとめ


今回の記事のポイントはこちらです。

フェイスブックは、世界最大のSNS企業
月間アクティブユーザー数は22億人以上
収益は広告収入に依存している
個人情報流出問題でFBの評判はガタ落ち

フェイスブックは、世界最大のSNS”Facebook”を運営しています。
SNS業界で、フェイスブックのライバルはいません。
ただし、収益は広告に依存する体制となっています。

過去の決算

2019年第3四半期の決算

2019年10月30日(水)の引け後、フェイスブックが2019年第3四半期の決算を発表しました。

売上高
…176億52百万ドル(前年同期比28.6%増)
純利益
…60億91百万ドル(前年同期比18.6%増)
EPS
…2.12ドル

市場予想では、売上高173億70百万ドル EPS 1.91ドルだったので、予想を上回る内容でした。
決算を受けて、株価は+4.4%程度で推移しています。
フェイスブック 米国株 決算

2019年第2四半期の決算

2019年7月24日(水)の引け後、フェイスブックが2019年第2四半期の決算を発表しました。

売上高
…168億86百万ドル(前年同期比27.6%増)
純利益
…26億16百万ドル(前年同期比48.8%減)
EPS
…1.99ドル

市場予想は、売上高165億ドル EPS 1.88ドルだったので、予想を上回る内容でした。
2期連続の減益決算になったのは、個人情報の不備でFTCへの制裁金を引き当てたためです。
決算を受けて、株価は時間外で+0.9%程度で推移しています。
フェイスブック 米国株 決算

2019年第1四半期の決算

2019年4月24日(水)の引け後、フェイスブックが2019年第1四半期の決算を発表しました。

売上高
…150億77百万ドル(前年同期比26.0%増)
純利益
…24億29百万ドル(前年同期比51.3%減)
EPS
…0.85ドル

市場予想は、売上高149億70百万ドル EPS 1.63ドルだったので、まちまちの内容でした。
米連邦取引委員会(FTC)に支払う可能性のある制裁金の引当金として30億ドルを計上したため、EPSは大きく下回りました。
決算を受けて、フェイスブックの株価は時間外で+7.3%程度で推移しています。
フェイスブック 米国株 決算

2018年第4四半期の決算

2019年1月30日(水)の引け後、フェイスブックが2018年第4四半期の決算を発表しました。

売上高
…169億14百万ドル(前年同期比30.4%増)
純利益
…68億82百万ドル(前年同期比61.3%増)
EPS
…2.38ドル

市場予想は、売上高 164億ドル EPS 2.19ドルだったので、予想を上回る内容でした。
不適切な投稿への対策費が膨らんでいますが、広告が伸びてカバーしています。
業績をみる限り、会社の事業は好調なようです。
決算を受けて、株価は時間外で+11.5%程度で推移しています。
フェイスブック Facebook 決算

2018年第3四半期の決算

フェイスブックが引け後、第3四半期の決算を発表しました。

売上高
…137億2,700万ドル(前年同期比32.9%増)
純利益
…51億3,700万ドル(前年同期比9.2%増)
EPS
…1.76ドル

市場予想は 売上高137億80百万ドル EPS 1.47ドルだったので、まちまちでした。
注目の月間アクティブユーザー数は、22億71百万人でした。
決算を受けて、株価は時間外で下落しましたが、その後時間外で+3%ほど上昇して推移しています。

2018年第2四半期の決算

フェイスブックが、引け後に第2四半期の決算を発表しました。

売上高
…132億31百万ドル(前年同期比41.9%増)
純利益
…51億6百万ドル
EPS
…1.74ドル

市場予想は、売上高133億60百万ドル EPS 1.72ドルだったので、まちまちでした。
売上高と月間アクティブユーザー数が市場予想を下回ったことで、期待外れの決算となりました。
注目の月間アクティブユーザー数は、22億34百万人でした。
第2四半期の決算を受けて、株価は時間外で−22%程度で推移しています。
フェイスブック(Facebook) 決算

2018年第1四半期の決算

フェイスブックは引け後、第1四半期の決算を発表しました。

売上高
…119億66百万ドル(前年同期比49.0%増)
純利益
…49億88百万ドル(前年同期比63%増)
EPS
…1.69ドル

個人情報流出事件の影響を感じさせない完璧な決算ですね。
相変わらずフェイスブックの存在感は際立っています。
第1四半期の決算を受けて、株価は時間外で+7%程度で推移しています。
フェイスブック(Facebook) 決算

備考

関連資料

フェイスブック:『公式HP』
フェイスブック:『Annual Report』

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