米国株

フェイスブック(FB)の株価・見通し・決算情報

フェイスブック(Facebook)とは

フェイスブック 株価 見通し
フェイスブック(Facebook)は、世界最大のSNS『フェイスブック』を運営している企業です。
2004年に創業されたばかりの若い企業ですが、いまやSNSの代名詞のような圧倒的なポジションを築いています。
『フェイスブック』だけでなく、以下のサービスを提供しています。

フェイスブック
…世界最大のSNSサービス
インスタグラム
…若者に人気のSNSサービス
ワッツアップ
…世界最大のメッセージアプリ
オキュラスVR
…ウエラブル端末VR


フェイスブックの創業者は、映画「ソーシャル・ネットワーク」でも有名なマーク・ザッカーバーグ氏です。
「ソーシャル・ネットワーク」をノンフィクションと思い込んでいる人が多いですが、完全にフィクションです。
ちなみに「ソーシャル・ネットワーク」は、マーク・ザッカーバーグ氏に取材もされないまま製作された映画です。
映画では実際に起きていないエピソードがてんこ盛りなので、フィクションとして楽しみましょう。

フェイスブックの最大の強みは、月間アクティブユーザーが24億14百万人もいることです(2019年第2四半期決算時)。
最近は鈍化傾向ですが、下の図の通り一貫してユーザーが増えています。

フェイスブック 米国株 月間アクティブユーザー

現在、SNS業界でフェイスブックのライバルはいません。
フェイスブックはツイッターとスナップチャットと横並びにされることが多いですが、ハッキリ言って比較対象になりません。
フェイスブックはたった1社で、SNSという巨大市場を独占するくらいの存在感があります。

SNS名 月間ユーザー デイリーユーザー
フェイスブック 24億14百万人 15億87百万人
インスタグラム 約10億人 非公表
ツイッター 3億26百万人 非公表
スナップチャット 非公表 1億86百万人

※フェイスブックは2019年第2四半期の決算時
※インスタグラムは2018年6月末時点
※ツイッターは2018年第3四半期の決算時
※スナップチャットは2018年第3四半期の決算時

圧倒的なユーザー数を抱えているフェイスブックですが、弱点もあります。
フェイスブックの弱点は、収益が広告に依存していることです。
下の図の通り、フェイスブックには広告収入以外の収益は、ほとんどありません(2019年第2四半期決算時)。
フェイスブック 米国株 事業別売上高

フェイスブックの強みは、営業利益率が高いことでした(2019年第1四半期決算時)。
直近大きく利益率が下落しているのは、米連邦取引委員会(FTC)に支払う可能性のある制裁金の引当金として30億ドルを計上したためです。
フェイスブック 米国株 利益率

ただし、フェイスブックが収益化できているのは、ほとんど北米+カナダ地域です。
アジア・太平洋地域で稼ぐことができれば、業績が大きく伸びていく可能性がありますね。
※ARPUとは、1ユーザーあたりの平均売上高
フェイスブック 米国株 ARPU


フェイスブックは、傘下のインスタグラムを強化しています。
2018年6月、インスタグラムは動画共有サービス「IGTV」を開始しました。
「IGTV」は、最長1時間の動画を視聴したり共有することができます。
現在の動画共有サービスは、YouTubeの一強状態です。
IGTVは、フェイスブックにとっての”YouTube”になるかもしれませんね。


フェイスブックのライバルは、スナップチャットです。
スナップチャットは、若い世代に人気があります。
特定の人に24時間だけ公開できる”ストーリー機能”が人気です。

スナップチャットのデイリーアクティブユーザー数は1億86百万人です(2018年第3四半期の決算時)。
フェイスブックのユーザー数(22億人)と比較すると、まだまだ圧倒的に少ないですね。
米国の若年層はインスタグラムかスナップチャットを使っているようです。
ちなみに、フェイスブックはスナップチャットのストーリー機能によく似た機能をフェイスブックとインスタグラムに搭載させました。

最近、米国ではテック企業に規制をかけるかどうか、議論になっています。
フェイスブックは、顧客情報を流出させたり、2016年の大統領選挙でロシアの介入を許したとして議会や世論から強い批判を受けました。
2018年、マーク・ザッカーバーグCEOやシェリル・サンドバーグCOOは何度も議会の公聴会によばれ、つるし上げになりました。
もし米国で新しいSNSの制約がかかった場合、フェイスブックの業績に悪影響がでる可能性があります。

2018年3月、フェイスブックから最大8,700万人のユーザー情報が流出していた問題が発覚しました。
個人情報が流出したきっかけとなったのは、性格診断ができるアプリでした。
この性格診断アプリを利用した約30万人の個人情報が流出しました。
アプリを利用したユーザーの家族や友達の情報も流出したので、最終的に被害にあったユーザー数は8,700万人もの規模になりました。

このアプリをつくった大学教授は、集めた個人情報をケンブリッジ・アナリティカというデータ会社に横流ししました。
その個人情報が2016年の大統領選挙の結果を左右させた可能性があり、大問題となりました。
”フェイスブックが起点”となって米国の民主主義が攻撃された可能性があるので、フェイスブックは大きな批判にさらされました。

フェイスブック


フェイスブックは、20億人以上の月間アクティブユーザー数を擁するSNSサービスです。
世界の人口が76億人なので、世界の3分の1の人がフェイスブックを利用していることになります。

オキュラス


フェイスブックは、2014年にオキュラスというVR会社を約30億ドルで買収しました。
オキュラスでは、上の動画のようなVR機器を提供しています。
VRコンテンツが増えてきたので、今後普及していく可能性もあると考えています。

インスタグラム


フェイスブックは、2012年にインスタグラムを約10億ドルで買収しました。
世界では約10億人が利用しており、日本の月間アクティブユーザー数も2,000万人を超えています。
文章よりも写真投稿が主体のSNSで、特に若年層に人気がありますね。

フェイスブックがインスタグラムを買収した当時、インスタグラムの社員はわずか13人の状態でした。
”売上高ゼロで社員13人の状態”の企業を約10億ドルで買収したため、アナリストから「買収金額が高すぎる」と批判されました。
現在のインスタグラムの価値を考えると、とてつもなく安い買い物だったことが分かりますね。

ワッツアップ


フェイスブックは、2014年にワッツアップを約218億ドルで買収しました。
ワッツアップは、月間アクティブユーザー数が13億人を超えるといわれています。
日本ではLINEのシェアが高いですが、LINEの月間アクティブユーザー数は1億65百万人しかいません(2018年第3四半期の決算時)。
世界的にみると、ワッツアップがダントツのシェアを占めています。
”ワッツアップ”と”フェイスブック・メッセンジャー”という2つのメッセージアプリをおさえていることもフェイスブックの大きな強みです。

直近の決算

2019年10月30日(水)の引け後、フェイスブックが2019年第3四半期の決算を発表しました。

売上高
…176億52百万ドル(前年同期比28.6%増)
純利益
…60億91百万ドル(前年同期比18.6%増)
EPS
…2.12ドル

市場予想では、売上高173億70百万ドル EPS 1.91ドルだったので、予想を上回る内容でした。
決算を受けて、株価は+4.4%程度で推移しています。
フェイスブック 米国株 決算

直近の株価

直近1年間のフェイスブックの株価チャートとS&P500を比較しました(2019年11月4日終値)。
フェイスブック株価:+31.0%
S&P500指数:+12.4%
フェイスブック 米国株 株価チャート
(青色:フェイスブックの株価赤色:S&P500)

事業別の売上高

事業別の売上高はこちらです(2017年通期)。

・広告収入
…399億42百万ドル
・支払い手数料等
…7億11百万ドル

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地域別の売上高

地域別の売上高はこちらです(2017年通期)。

米国 177億34百万ドル
その他 229億19百万ドル

フェイスブック(Facebook) 決算

決算

フェイスブック(Facebook) 決算

今回のまとめ


今回の記事のポイントは、こちらです。

フェイスブックは、世界最大のSNS企業
月間アクティブユーザー数は22億71百万人(2018年第3四半期)
フェイスブックのユーザーは、SNS業界で圧倒的な数
収益が広告収入に依存している
営業利益率は4割近い
”個人情報流出問題”で評判は下がったものの、致命傷にはなってない

フェイスブック(Facebook)は、世界最大のSNS『フェイスブック』を運営している企業です。
ライバルと比較して、フェイスブックは圧倒的なユーザー数をもっています。
ユーザー数は圧倒的ですが、収益は広告に依存する体制となっています。
そのため、もしSNSに新しい規制がかけられた場合、フェイスブックの業績は悪化する可能性が高いですね。

関連資料

フェイスブック:『公式HP』
フェイスブック:『Annual Report』

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過去の決算

2019年第2四半期の決算

2019年7月24日(水)の引け後、フェイスブックが2019年第2四半期の決算を発表しました。

売上高
…168億86百万ドル(前年同期比27.6%増)
純利益
…26億16百万ドル(前年同期比48.8%減)
EPS
…1.99ドル

市場予想は、売上高165億ドル EPS 1.88ドルだったので、予想を上回る内容でした。
2期連続の減益決算になったのは、個人情報の不備でFTCへの制裁金を引き当てたためです。
決算を受けて、株価は時間外で+0.9%程度で推移しています。
フェイスブック 米国株 決算

フェイスブックの月間アクティブユーザー数は、24億14百万人でした(2019年Q2)。
増加のベースは鈍化していますが、順調に増加しています。
フェイスブック 米国株 月間アクティブユーザー

相変わらず、売上高の大半は広告収入となっています。
フェイスブック 米国株 売上高

地域別の売上高はこちらです。
主力地域は米国ですが、その他の地域も伸びています。
フェイスブック 米国株 地域別売上高

フェイスブックの主力ARPUはこちらです(2019年Q2)。
※ARPUとは、1ユーザーあたりの平均売上高
フェイスブック 米国株 ARPU

フェイスブックの利益率はこちらです(2019年Q2)。
セキュリティ費用が増加しているので、利益率が2019年に入って落ちています。
フェイスブック 米国株 利益率

2019年第1四半期の決算

2019年4月24日(水)の引け後、フェイスブックが2019年第1四半期の決算を発表しました。

売上高
…150億77百万ドル(前年同期比26.0%増)
純利益
…24億29百万ドル(前年同期比51.3%減)
EPS
…0.85ドル

市場予想は、売上高149億70百万ドル EPS 1.63ドルだったので、まちまちの内容でした。
米連邦取引委員会(FTC)に支払う可能性のある制裁金の引当金として30億ドルを計上したため、EPSは大きく下回りました。
決算を受けて、フェイスブックの株価は時間外で+7.3%程度で推移しています。
フェイスブック 米国株 決算

デイリーアクティブユーザー数はこちらです(2019年第1四半期の決算)。
フェイスブック 米国株 ユーザー数

マンスリーアクティブユーザー数はこちらです(2019年第1四半期の決算)。
フェイスブック 米国株 ユーザー数

世界的に、フェイスブックが収益化できているのは”北米+カナダ”地域です。
※ARPUとは、1ユーザーあたりの平均売上高
フェイスブック 米国株 ARPU

今回の決算では、米連邦取引委員会(FTC)に支払う可能性のある制裁金の引当金として30億ドルを計上しました。
引当金を計上したため、利益率が大きく下がっています。
フェイスブック 米国株 利益率

2018年第4四半期

2019年1月30日(水)の引け後、フェイスブックが2018年第4四半期の決算を発表しました。

・売上高
…169億14百万ドル(前年同期比30.4%増)
・純利益
…68億82百万ドル(前年同期比61.3%増)
・EPS
…2.38ドル

市場予想は、売上高 164億ドル EPS 2.19ドルだったので、予想を上回る内容でした。
不適切な投稿への対策費が膨らんでいますが、広告が伸びてカバーしています。
業績をみる限り、会社の事業は好調なようです。
決算を受けて、株価は時間外で+11.5%程度で推移しています。
フェイスブック Facebook 決算

月間アクティブユーザー数は、23億20百万人でした。
アジア太平洋地域で、大きくユーザー数が増加しています。
フェイスブック Facebook ユーザー数

相変わらず事業の大半は、広告収入(Advertising)ですね。
フェイスブック Facebook 事業別売上高

世界的に、フェイスブックが収益化できているのは”北米+カナダ”地域です。
※ARPUとは、1ユーザーあたりの平均売上高
フェイスブック Facebook 地域別ARPU

今回の決算で面白いのは、利益率が上昇していることです。
不適切な投稿への対策費用が62%増加しましたが、広告の伸びでカバーしています。
フェイスブック Facebook 営業利益率

2018年第3四半期の決算(2018/10/31 更新)

フェイスブックが引け後、第3四半期の決算を発表しました。

売上高 137億2,700万ドル(前年同期比32.9%増)
純利益 51億3,700万ドル(前年同期比9.2%増)
EPS 1.76ドル

市場予想は 売上高137億80百万ドル EPS 1.47ドルだったので、まちまちでした。
注目の月間アクティブユーザー数は、22億71百万人でした。
決算を受けて、株価は時間外で下落しましたが、その後時間外で+3%ほど上昇して推移しています。

2018年第2四半期の決算(2018/07/26 更新)

フェイスブックが、引け後に第2四半期の決算を発表しました。

売上高 132億31百万ドル(前年同期比41.9%増)
純利益 51億6百万ドル
EPS 1.74ドル

市場予想は、売上高133億60百万ドル EPS 1.72ドルだったので、まちまちでした。
フェイスブック(Facebook) 決算

売上高と月間アクティブユーザー数が市場予想を下回ったことで、期待外れの決算となりました。
注目の月間アクティブユーザー数は、22億34百万人でした。
第2四半期の決算を受けて、株価は時間外で−22%程度で推移しています。

2018年第1四半期の決算(2018/04/26 更新)

フェイスブックは引け後、第1四半期の決算を発表しました。

売上高 119億66百万ドル(前年同期比49.0%増)
純利益 49億88百万ドル(前年同期比63%増)
EPS 1.69ドル

フェイスブック(Facebook) 決算

個人情報流出事件の影響を感じさせない完璧な決算ですね。
相変わらずフェイスブックの存在感は際立っています。
第1四半期の決算を受けて、株価は時間外で+7%程度で推移しています。