次世代のグーグル!米国株5選!
現在、グーグルやアマゾン、フェイスブック、アップル(GAFA)の4社は世界中の市場で圧倒的な存在感を示しています。
GAFAが提供しているサービスは、私たちの生活に欠かすことのできないインフラになりつつあります。
例えば、グーグルは検索エンジンで9割近いシェアを持っています。
検索エンジンのシェアは、Google 90.46%、Bing 3.13%、Yahoo! 2.21%、Baidu 1.94%です(2018年7月)。
もうグーグルの検索エンジンなしで、ネット検索をすること自体想像することもできません。
(statcounterより引用)
現代の生活に欠かすことのできないプラットフォームをもっている企業は、これからの成長も期待できますね。
今回は、次世代のプラットフォームの技術をもつ米国株5社をピックアップしました。
いずれも飛び抜けたサービスをもつ企業です。
まさに、次世代のGAFA(グーグル、アマゾン、フェイスブック、アップル)といっても良いでしょう。
インテュイティブ・サージカル(ISRG)
インテュイティブ・サージカル(Intuitive Surgical)は、手術用ロボット「ダヴィンチ」を提供している企業です。
「ダヴィンチ」は、世界で最も稼働している手術ロボットです。
インテュイティブ・サージカルは、手術ロボット「ダヴィンチ」を販売するのではなく、「ダヴィンチ」に使われる消耗品で稼いでいる企業です。
手術ロボット「ダヴィンチ」を導入した病院は、インテュイティブ・サージカルの販売するダヴィンチ専門のメスや鉗子などの消耗品を買うしかありません。
そのため、インテュイティブ・サージカルは景気に左右されないで事業を展開することができます。
ロボット手術時代に突入すれば、手術ロボット市場で圧倒的な存在感をもつインテュイティブ・サージカルが世界を席巻すると思います。
イルミナ(ILMN)
イルミナ(Illumina)は、DNAを解析する装置メーカーの最大手の企業です。
現在、投資家に最も注目されている技術の1つが『ゲノム編集』です。
『ゲノム編集』は、狙った遺伝子の特定部分を直接変化させることのできる技術です。
例えば、近畿大学は「ゲノム編集」の技術を使って、筋肉量を1.2倍に増加させたマダイをつくりました。
近畿大学は、従来の1.2倍のタイのことを「マッスルマダイ」と名付け、実用化に向けた研究をおこなっています。
「ゲノム編集」は、遺伝子組み換え技術とはまったく違う技術です。
遺伝子組み換えは、元々固体にはなかった遺伝子を外から入れて、新しい個体を作り出す技術です。
そのため、目的の固体を作るのに何度も実験をおこなう必要がありました。
ゲノム編集は、外から遺伝子を入れることなく、狙った遺伝子を変化させることができます。
そのため、遺伝子組み換え技術と比較すると、はるかに効率的です。
今後、ゲノム編集は世界中で利用されていくと思います。
DNAを解析する装置の最大手のイルミナの活躍が増えていくことが考えられます。
スプランク(SPLK)
スプランク(Splunk)は、膨大なビッグデータを整理整頓するシステムを提供している企業です。
ビッグデータは、色々なOS、SNS、データで集まってきます。
スプランクは、その様々な形の情報をひとつのシステムにまとめることができます。
そのため、スプランクのシステムを覚えるだけで、様々なビッグデータをまとめて解析することができるようになりました。
今後、企業にとってビッグデータの解析は必要不可欠になります。
スプランクは、ビッグデータ時代になくてはならない企業に成長していくと思います。
スクエア(SQ)
スクエア(Square)は、スマホやタブレットを使ってクレジット決済をするサービスを提供している企業です。
上の動画のように、専用アプリをダウンロードして、「スクエアリーダー」を取り付ければ決済できる仕組みになっています。
スマホやタブレットが簡単にレジの代わりになるため、中小の企業を中心に人気となりました。
スクエアは、仮想通貨関連としても人気の銘柄です。
自社の送金アプリ「スクエア・キャッシュ」でビットコインの取引もできるようにしました。
仮想通貨が広まってきたら、スクエアの業績にもプラスにはたらきそうです。
アドビシステムズ(ADBE)
アドビシステムズ(Adobe System)は、老舗のソフトウェア企業です。
PDFやPhotoshop、Illustratorなど、誰しも知っているサービスを提供しています。
アドビシステムズは、低いコストでサービスを導入させ、定額課金で稼ぐビジネスモデルを確立させています。
例えば、Creative Cloudコンプリートプランは、月額4,980円です。
月額料金さえ支払えば、ほとんどのサービスを利用することができます。
アドビシステムズには実質的なライバルがいないので、高い利益率を計上して安定した経営をおこなっています。
今回のまとめ
今回は、次世代のプラットフォームの技術をもつ米国株5社をピックアップしました。
あまり知られていない企業もありますが、“知る人ぞ知る圧倒的なサービス”を提供しています。
GAFA(グーグル、アマゾン、フェイスブック、アップル)とは提供しているサービスがかぶらないので、今後も安定した成長が見込めますね。
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