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ウォーレン・バフェットのもっている銘柄(2018年度版)
現在、世界で最も有名な投資家はウォーレン・バフェット氏です。
投資をしている人で、ウォーレン・バフェット氏の名前を知らない人は、いないと思います。
2018年3月にフォーブスが発表した「世界長者番付」で、ウォーレン・バフェット氏はジェフ・ベゾス氏、ビル・ゲイツ氏に次ぐ世界第3位の大富豪でした。
フォーブスによると、ウォーレン・バフェット氏の総資産は840億ドルと算出されています(2018年3月)。
一般の人は、ウォーレン・バフェットのようにチームを組んで運用戦略を練ることはできないと思います。
ただし、ウォーレン・バフェット氏がバークシャー・ハサウェイを通じて「どの銘柄を、どのくらい保有しているか」知ることは簡単にできます。
そのため「自分でポートフォリオの銘柄を決めるのが面倒」という人は、ウォーレン・バフェットのポートフォリオを真似して、運用していくのも有効な戦略だと思います。
ポートフォリオの詳細はこちらです(2018年6月期)。
銘柄名 | ティッカー | ポートフォリオ比率 |
アップル | AAPL | 23.8% |
ウェルズ・ファーゴ | WFC | 12.8% |
クラフト・ハインツ | KHC | 10.5% |
バンク・オブ・アメリカ | BAC | 9.8% |
コカ・コーラ | KO | 9.0% |
アメリカン・エクスプレス | AXP | 7.6% |
USバンコープ | USB | 2.6% |
ムーディーズ | MCO | 2.2% |
フィリップス66 | PSX | 2.0% |
バンク・オブ・NYメロン | BK | 1.8% |
アップル(AAPL)
ウォーレン・バフェットが保有している第1位の銘柄は、アップル(AAPL)です。
もともとハイテクには投資しないことで有名なウォーレン・バフェット氏でしたが、現在では考え方を改めています。
ウォーレン・バフェット氏の「投資で大切なことは新しいことを学び続けること」というコメント通りの投資法を実践していますね。
アップルで1番大切なことは、iPhoneの販売台数です。
全売上高の6割をiPhoneが占めているので、必ず決算ごとにiPhoneの販売台数をチェックするようにしましょう。
ウェルズ・ファーゴ(WFC)
第2位はウェルズ・ファーゴ(WFC)です。
ウェルズ・ファーゴは、全米で最も支店数が多い商業銀行です。
ウォール街の投資銀行とは違い、安定した経営をおこなっています。
ただ、最近は不祥事のことが話題になることが多いです。
2016年9月、ウェルズ・ファーゴは顧客に無断で口座開設するなどの不正営業をしていたことを明らかにしました。
ウェルズ・ファーゴのブランドは大きく傷つきましたが、制裁金を支払うことで合意したのでひとまず騒動は収まってきました。
クラフト・ハインツ(KHC)
第3位はクラフト・ハインツ(KHC)です。
クラフト・ハインツは、2015年にクラフト社とハインツ社が合併して誕生した食品会社です。
ハインツのケチャップやクラフトのチーズは、日本でも人気ですね。
NYポストは、クラフト・ハインツがキャンベルスープを買収すると報道しましたが、真偽のところはよく分かりません。
もしかしたら、2018年に大きな動きがあるかもしれない企業です。
バンク・オブ・アメリカ(BAC)
第4位はバンク・オブ・アメリカ(BAC)です。
バンク・オブ・アメリカは、全米に支店をもつ商業銀行です。
リーマンショックの際にメリルリンチを買収したため、経営が傾きました。
しかし、ウォーレン・バフェット氏に出資をしてもらい危機を乗り切ることができました。
決算をみると、少しずつ内容が良くなってきています。
コカ・コーラ(KO)
第5位はコカ・コーラ(KO)です。
コカ・コーラは、ノンアルコール飲料の世界最大企業です。
日本でもコーラ以外の様々なドリンク飲料を提供しています。
もともとコカ・コーラはバフェット銘柄の代名詞でしたが、現在ではすっかり影を潜めていますね。
今回のまとめ
ウォーレン・バフェットは世界一の投資家です。
世界中の人がウォーレン・バフェット氏の話が聞きたくて、バークシャー・ハサウェイの株主総会には4万人近い人が出席します。
さらにウォーレン・バフェットは世界有数の慈善活動家でもあります。
ただの「成功した大富豪」や「成功した投資家」ではないことが、『オマハの賢人』と呼ばれるほどの尊敬を集めているのかもしれませんね。
「長期投資で資産運用していきたい」と考えている人は、ウォーレン・バフェットのポートフォリオを真似するだけでも有効だと思います。
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