ウェルズファーゴ(WFC)の銘柄紹介

ウェルズ・ファーゴ(WFC)ってどんな会社?

ウェルズ・ファーゴ(WFC)は、サンフランシスコを拠点とする全米で最も支店数が多い金融機関です。
リテール業務や住宅ローン、自動車ローン、クレジットカード、リース等の様々な金融サービスを全米各地で提供しています。
ゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレーといったウォール街の金融機関とは違い、商業銀行業務を中心に事業展開している堅実な会社です。
ウォーレン・バフェットが率いるバークシャー・ハサウェイは、ポートフォリオの主力にウェルズ・ファーゴをすえています。
いわゆる「バフェット銘柄」ですね。

直近の決算(2018/07/14更新)

昨晩、ウェルズ・ファーゴが第2四半期の決算を発表しました。
売上高212億5,300万ドル(前期比3.1%減)、純利益51億8,600万ドル(前期比11.4%減)、EPS1.08ドルでした。
市場予想は、売上高216億80百万ドル EPS 1.12ドルだったので、市場予想を下回る内容の決算でした。
平均融資残高と住宅ローンの手数料が減少していることが気になりますね。
この決算を受けて、株価は-1.20%で引けています。
(※クリックすると拡大します)
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事業

事業は「利息収入(Interest Income)」、「利息収入以外(noninterest income)」で分けられています。

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「利息収入(Interest Income)」

利息収入の内訳は以下になります。
ローン関係の売上だけで、415億51百万ドルを計上していますね。
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「利息収入以外(Noninterest Income)」

利息収入以外の内訳はこちらです。
カード手数料やモーゲージバンキングや保険収入などが計上されています。
こちらの方は、普通の商業銀行で行っている業務で、ある程度分散されている感じですね。
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業界

みずほ総合研究所が「国際金融規制改革の動向」というレポートを発表しています。

リーマンショック後に金融規制の強化を受けて、日米欧の大手銀行は財務の健全性を高めたため、世界的に財務の状況は、良くなっていますね。
ウェルズ・ファーゴは、もう少し財務内容がよかったイメージがあったのですが、10%は超えているので問題はないと思います。

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アメリカの金融機関のROE(自己資本利益率)は悪くないと思います。
リーマンショックの震源地が米国なのに、下げ幅は日本の方が大きいのが面白いですね。
現在では、ヨーロッパの金融機関の方が心配ですね。

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レポート内容はこちらです。

不祥事

2016年9月、ウェルズ・ファーゴは、顧客に無断で口座開設をするなど不正営業をしていたことを明らかにしました。
2011~2015年の間に、350万件以上の不正な開設があったと報告しています。

不正行為をした理由とされているのが、行員に課していた「重いノルマ」です。
行員に対して口座開設などのノルマを課して、達成できない行員をクビにしていました。
ノルマに苦しめられた行員は、ノルマをこなすために勝手にクレジットカードの申し込みをしたりしたそうです。

金融機関の支店に行くと、頼んでもないサービスを勧められた経験は誰にでもあると思います。
その頼んでもないサービスをどれだけ顧客に買わせることができるかで、行員や証券マンは優秀さをはかられています。
上司から怒られるのが怖いので、みんな必死でやります。
私も昔、金融機関にいたのでその辺のことはわかります。
今回のウェルズ・ファーゴの不祥事の話もわかります。
ただ、350万件以上も勝手に申し込みをしていた事実にはビックリしましたね。
ウェルズ・ファーゴは優秀な銀行というイメージが強かったので、イメージダウンは結構響くと思います。

バフェット銘柄

現在、ウォーレン・バフェットが率いるバークシャー・ハサウェイのポートフォリオで主力にそえられているのはウェルズ・ファーゴになります。
ウェルズ・ファーゴの株を2014年・2015年と買い増しているので、長期保有の方針は変わっていないと思います。
バフェット氏は、保有するGEの株を全部売却したりすることもあります。
そのため、バフェット氏の動向次第では大きく動く可能性があることを頭に入れておくべきだと思います。

決算

数年前から、業績は横ばい状態です。
もともと、ウェルズファーゴは優等生のイメージが強い商業銀行だったので、顧客がウェルズ・ファーゴから離れるかどうかだけ注目しています。
今のところ、そこまで致命傷にはなっていないと思いますね。

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