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ウォーレン・バフェットのもっている銘柄は?
世界で1番有名な投資家といえばウォーレン・バフェット氏で間違いないと思います。
バフェット氏が経営しているバークシャー・ハサウェイは保有している銘柄を公表しているので、バフェット氏がどの銘柄をもっているかは報告書を確認すれば分かります。
自分で銘柄を選ぶのに悩んでいる人は、“世界一の投資家”といわれているバフェット氏の真似をするのも立派な投資法だと思います。
今回は、ウォーレン・バフェット氏の保有している銘柄をまとめてみました。
※2017年12月期(通期)の決算を参考にしています。
1位 アップル(AAPL)
バフェットの保有シェアで1番大きいのは「アップル」です。
“ハイテクには投資しない”ことで知られていたバフェット氏ですが、数年前から方針転換してアップルへの投資をすすめてきました。
直近の決算発表の場で、7,500万株追加で取得したことを明らかにしているので、アップルのことが大好きみたいですね。
2位 ウェルズ・ファーゴ(WFC)
ウェルズ・ファーゴは、米国で最大の店舗網をもつ商業銀行です。
いわゆる投資銀行業務を手掛けていない商業銀行なので、手堅い経営として知られています。
2016年には不正営業(勝手に顧客の口座を動かしていた)が発覚したことでイメージに傷がつきましたが、そこまで本業に響いているわけではないですね。
“しっかりと稼いでくれる会社”に投資することが好きなバフェットらしい銘柄ですね。
3位 クラフト・ハインツ(KHC)
クラフト・ハインツは、2015年にクラフト社とハインツ社が合併して誕生した食品メーカーです。
日本でもクラフト社のチーズやハインツ社のケチャップは、スーパーマーケットで見かけますね。
2017年2月にバフェットは、ユニリーバとの合併を画策しましたが、ユニリーバ側に断られたことで断念しています。
そのためクラフト・ハインツは、今後新しく買収戦略に動く可能性が高いですね。
4位 バンク・オブ・アメリカ(BAC)
バンク・オブ・アメリカは、米国の商業銀行です。
もともとは優良な銀行ですが、2008年9月にメリルリンチを買収した頃から経営がおかしくなります。
バンク・オブ・アメリカのメリルリンチ買収のことを米国では“世紀の失敗”といわれています。
その経営が悪くなったバンク・オブ・アメリカに救いの手をさしのべたのが、バフェット氏です。
バフェット氏は2011年8月、バンク・オブ・アメリカに対し50億ドルの出資をします。
バンクオブ・アメリカは、その後堅実な経営を続けて、直近の決算では過去最高の純利益を計上しています。
5位 コカ・コーラ(KO)
コカ・コーラは、ノンアルコール飲料の世界最大手の企業です。
そもそもバフェットは、1988年に業績が低迷していたコカ・コーラ社の株を買って大儲けしたことで世界的に有名になりました。
圧倒的なブランド力のあるコカ・コーラに目を付けたことは、最も“バフェットらしい”投資ですね。
コカ・コーラ社は会社再編の真っただ中ですが、私は利益率の高い会社として生まれ変わる可能性が高いと思っているので、今後の成長に期待です。
6位 アメリカン・エキスプレス(AXP)
アメリカン・エキスプレスは、世界的なクレジットカードの企業です。
日本ではアメックスと呼ばれることが多いですね。
5大国際カード・ブランドの中でもアメックスのブランド力は突出していますね。
仮想通貨「リップル」と業務提携を発表しているので、新しい決済技術への種まきも欠かしていませんね。
7位 フィリップス66(PSX)
フィリップス66は、川下部門に強い石油精製会社です。
「CONOCO」や「76」等のガソリンスタンドのブランドをもっている企業としても有名ですね。
業績は原油価格に引っ張られてしまうため、バフェットの銘柄の中でも比較的よく動く銘柄になります。
日本では知名度が低いですが、米国人なら誰もが知っている企業です。
8位 USバンコープ(USB)
USバンコープは、伝統的な商業銀行です。
バフェットのもっている金融株といえば、ウェルズ・ファーゴやバンク・オブ・アメリカの名前が挙がりますが、USバンコープは負けず劣らない優良な銘柄です。
9位 ムーディーズ(MCO)
ムーディーズは、S&Pやフィッチとともに並ぶ世界3大格付会社の1つです。
格付ビジネスは、参入障壁が高くコストもそんなにかからないため、高い利益率のビジネスです。
金融危機時の賠償金について米国政府と和解できたため、今後のビジネスに不安はありません。
“圧倒的なブランド力”があり、“楽して稼げるビジネスモデル”をしっかりと構築しているムーディーズは、私もお気に入りの銘柄です。
10位 バンク・オブ・ニューヨーク・メロン(BK)
バンク・オブ・ニューヨーク・メロンは、2007年にバンク・オブ・ニューヨークとメロン・フィナンシャルの合併で誕生した金融機関です。
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