目次
実際の企業を題材とした映画
今回は、実際の企業を題材とした映画を8作品ピックアップしました。
私は大学生のとき、『ウォール街』を観てから、映画鑑賞が趣味です。
特にビジネス映画が好きで、今まで多くの作品を観てきました。
今回は、自分が観た映画の中でオススメできる映画だけ選びました。
アップル(AAPL)
『スティーブ・ジョブズ』の解説
アップルを題材にした映画といえば『スティーブ・ジョブズ』です。
当然、アップルを創業したスティーブ・ジョブズを描いた映画です。
『スティーブ・ジョブズ』という題名で、同じような映画が何本も出ています。
個人的には、上の予告編の2015年にダニー・ボイルが監督した『スティーブ・ジョブズ』がオススメです。
ただ、映画を観る前にある程度の予備知識は入れておいた方が良いと思います。
“何となく観る”くらいのテンションだったら、他の映画の方にした方が良いでしょうね。
「Macintosh発表会」と「NeXT Cube 発表会」、「iMac 発表会」の3つのプレゼンがメインの構成となっているのは、ちょっと斬新でした。
『スティーブ・ジョブズ』のあらすじ
1984年、スティーブ・ジョブズは激怒していた。Macintosh発表会の40分前、「ハロー」と挨拶する はずのマシンが黙ったままなのだ。挨拶をカットしようという周囲の意見に耳を貸さないジョブズ…。
(Amazon ビデオより引用)
個人的にオススメなのは、左側の『スティーブ・ジョブズ』です。
フェイスブック(FB)
『ソーシャル・ネットワーク』の解説
フェイスブックを題材にした映画といえば『ソーシャル・ネットワーク』です。
3部門でオスカーを獲得した大ヒット作なので、劇場で観た人も多いと思います。
『ソーシャル・ネットワーク』は、フェイスブックを創業したマーク・ザッカーバーグたちを描いた映画です。
すごく面白い映画ですが、この映画を本当の話だと思っている人が多いのにはちょっと驚きです。
この話は実話をベースにした完全なフィクションです。
ザッカーバーグ氏は結構コミュニケーション力が高いです(取材等をみるかぎり…)。
ちなみに、この映画はマーク・ザッカーバーグからの取材はおこなわれていません(というより断られた)。
『ソーシャル・ネットワーク』は、物語としてみるとかなり面白いです。
物語としては、今回紹介する映画の中では1番面白いと思います。
『ソーシャル・ネットワーク』のあらすじ
2003年。ハーバード大学に通う19歳の学生マーク・ザッカーバーグは、親友のエドゥアルド・サヴェリンとともにある計画を立てる。それは友達を増やすため、大学内の出来事を自由に語りあえるサイトを作ろうというもの…
(Amazon ビデオより引用)
マクドナルド(MCD)
『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』の解説
『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』は、マクドナルドを世界的な飲食チェーンに発展させたレイ・クロックを主人公にした映画です。
この映画は「よくある企業の成功物語」ではなく、マクドナルドにとって都合の悪い部分が結構描かれています。
特に後半になると、マクドナルドを創業したマクドナルド兄弟とレイ・クロックとの対立はかなり見ごたえがあります。
日本人には好かれなさそうなレイ・クロックですが、マクドナルドが世界的チェーンになったのは彼のおかげですね。
『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』のあらすじ
1954年アメリカ。52歳のレイ・クロックは、シェイクミキサーのセールスマンとして中西部を回っていた。ある日、ドライブインレストランから8台ものオーダーが入る。どんな店なのか興味を抱き向かうと、そこにはディック&マック兄弟が経営するハンバーガー店<マクドナルド>があった…
(Amazon ビデオより引用)
ティファニー(TIF)
『ティファニー ニューヨーク五番街の秘密』の解説
『ティファニー ニューヨーク五番街の秘密』は、ティファニー初のドキュメンタリー映画です。
ティファニーは、アメリカを代表するラグジュアリー企業です。
カルティエ(フランス)やヴァンクリーフ&アーペル(フランス)、ブルガリ(イタリア)などのヨーロッパ勢の強いラグジュアリー業界で、高いブランド価値を維持し続けています。
この映画を観ればティファニーのブランドがどう維持されているかが分かります。
ラグジュアリー企業に興味のある人は必見ですね。
『ティファニー ニューヨーク五番街の秘密』のあらすじ
世界で最も有名なジュエリーブランド、ティファニー。1837年に創業、1940年にニューヨーク五番街に、ティファニー本店をオープンさせる。そこはのちにオードリー・ヘプバーン主演の映画『ティファニーで朝食を』(1961)で世界中に知られることになる…
(Amazon ビデオより引用)
BP(BP)
『バーニング・オーシャン』の解説
『バーニングオーシャン』は、メキシコ湾原油流出事故を描いた映画です。
メキシコ湾原油流出事故は、BP社の石油掘削施設で発生した事故です。
この映画では、メキシコ湾原油流出事故を人的事故とみていますね。
BP社について都合の悪いことばかり描かれているので、観るとBPのことが嫌いになっちゃうかもしれません。
ちなみにBPは米国の自治体と187億ドルを18年間にわたって支払うことで和解しました。
もともとBPは財務の健全なことで有名でしたが、この事故で大きな重しを背負ったことになります。
『バーニング・オーシャン』のあらすじ
2010年4月20日、メキシコ湾沖約80kmの石油掘削施設“ディープウォーター・ホライゾン”が、海底油田より逆流してきた天然ガスの引火により大爆発を起こす。その後も未曾有の被害を出し、米国史上最悪の人災事故となる。施設内に閉じ込められた作業員126名の運命は?
(Amazon ビデオより引用)
(左:字幕/右:吹替)
モンサント(MON)
『パパ、遺伝子組み換えってなあに?』の解説
『パパ、遺伝子組み換えってなあに?』は、遺伝子組み換え作物に警鐘を鳴らすドキュメンタリー映画です。
特に遺伝子組み換え作物で有名なモンサントを叩くような内容ですね。
モンサントは、“世界で1番アンチの多い企業”として有名です。
除草剤や種子などを提供している企業ですが、ベトナム戦争で枯葉剤を米軍に提供したり、身体に悪影響があるかもしれない『ラウンドアップ』を開発するなど、好き嫌いが大きく分かれる企業ですね。
『パパ、遺伝子組み換えってなあに?』のあらすじ
3人の子どもを持ったことで“食”について考えるようになった一人の父親であり、映画監督であるジェレミー・セイファートは、種が大好きな長男の影響もあって「遺伝子組み換え生物=GMO」に興味を持つ。そもそも、アメリカでは表示義務すらないため、GM食品の存在自体がほぼ知られていないのが現状だ。ジェレミーは疑問に思い、家族と共に遺伝子組み換え食品の謎を解く旅にでる。
(Amazon ビデオより引用)
アルファベット(GOOGL)
『インターンシップ』の解説
『インターンシップ』は、グーグル全面協力のもとで作られたコメディ映画です。
普通の会社とは全然違うグーグルの雰囲気を知るには、ちょうど良い映画ですね。
映画『ウェディング・クラッシャーズ』が好きで、ヴィンス・ヴォーンとオーウェン・ウィルソンのコンビを観たい人は特にオススメですね。
『インターンシップ』のあらすじ
『テッド』のスタッフが、Googleのインターンになった、IT音痴のオッサンたちの挑戦を描く人生逆転ゲーム!失業したIT音痴のオッサンたちが、Googleの実習生<インターン>に!ライバルは超エリートたち。
(Amazon ビデオより引用)
ゼネラル・モーターズ(GM)
『ロジャー&ミー』の解説
『ロジャー&ミー』は、マイケル・ムーア監督がはじめてとったドキュメンタリー映画です。
1989年に製作された作品のため、ちょっと画質が悪いです。
現在のマイケル・ムーアに通じるものがありますね。
タイトルの「ロジャー&ミー」のロジャーは、GMのロジャー・スミス会長が由来です。
映画の内容は、GMが事業展開をすすめる一方、工場を閉めてフリント市が荒廃していっているというものです。
現在でもフリント市はかなり荒廃がすすみ、2016年には水槽水の『鉛汚染』が原因でオバマ大統領が非常事態宣言をだしています。
『ロジャー&ミー』のあらすじ
マイケル・ムーアの生まれ故郷、ミシガン州フリント。ゼネラル・モーターズ(GM)の工場町として栄えたこの町は、危機にさらされていた。会長ロジャー・スミスの合理化政策により、工場が閉鎖され、人口15万人のうち実に3万人が失業してしまったのだ…
(Amazon ビデオより引用)
まとめ
今回は、実際の企業を題材とした映画を8作品ピックアップしました。
否定的に取り上げられている企業もありますが、そういった意見もあるということで理解しておくのは大切だと思います。
モンサントは、公式HPの中で『モンサントについてよくある10の誤解』という形式で反論しています。
あわせてチェックしておいた方がフェアだと思います。
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