今回の記事では、直近のひふみプラス(ひふみ投信)のパフォーマンスについて解説します。
プロに任せて安心のひふみ投信
ちなみに”ひふみ投信”と”ひふみプラス”、”ひふみ年金”はいずれも同じ銘柄に投資している投資信託です。
組入銘柄も運用パフォーマンスも一緒です。
そのため、今回の記事は”ひふみ投信”だけでなく、”ひふみプラス”、”ひふみ年金”を保有している人にも関係ある記事となっています。
今回は、直近のひふみ投信(ひふみプラス)のパフォーマンスについて解説します。
ひふみ投信(ひふみプラス)について知りたい人は、下の記事をチェックしてください。
ひふみプラスの組入銘柄の詳細はこちらです。
ひふみ投信のパフォーマンス
2020年3月のひふみ投信の基準価額の動きは、下記の通りです。
ひふみ投信
…△2.39%
TOPIX(配当込み)
…△5.99%
下の図の通り、ひふみ投信はTOPIXをアウトパフォームしました。
ひふみ投信の保有銘柄をみると、『内需・グロース』銘柄の比率が高いですね。
保有銘柄の推移をみると、『内需・バリュー』銘柄の比率がだんだん増えていますね。
更新されたレポートをみると、上位銘柄にKDDIと日本電信電話、テルモ、シスメックスがランクインしています。
ひふみプラスのポートフォリオはこちらです。
今回新しく上位銘柄に入った銘柄はこちらです。
KDDI
KDDI(9433)は、auブランドで携帯通信事業を展開している企業です。
主力は携帯電話などをはじめとした通信事業ですが、最近では“auじぶん銀行”などの金融事業やテレビ通販などにも注力しています。
“データ容量上限なし”プランなどの独自サービスで差別化を図っています。
過去の案件をみると、毎年キッチリと利益を計上しています。
直近の決算はこちらです(2019年3月期)。
日本電信電話(NTT)
日本電信電話(NTT)(9432)は、国内最大の通信会社です。
傘下には、NTTドコモやNTTコミュニケーションズ、NTTデータなどの企業があります。
トヨタ自動車との資本・業務提携を発表したり、5Gに大きく投資したりするなど積極的に事業を展開しています。
直近の決算はこちらです(2019年3月期)。
テルモ
テルモ(4543)は、カテーテル治療や糖尿病、心臓外科医療機器などを提供している企業です。
あまり馴染みのない企業ですが、心臓や血管領域に強みをもっています。
北里柴三郎氏が発起人となった企業として有名ですね。
直近の決算はこちらです(2019年3月期)。
シスメックス
シスメックス(6869)は、血液検査などに必要な薬や機器、ソフトウェアを提供している臨床検査の総合メーカーです。
“検体検査領域”では世界トップ10、”血球計数分野”では世界No.1の企業として有名です。
直近の決算はこちらです(2019年3月期)。
2020年3月のひふみ投信のパフォーマンス
2020年3月のひふみ投信のパフォーマンスを国内株の投資信託と比較しました。
※eMAXIS Slimシリーズはインデックス投信です。
商品名 | 2020年02月28日 2020年03月31日 (変動率) |
ひふみ投信 | 35,804円 34,945円 (△2.4%) |
さわかみファンド | 22,865円 21,515円 (△5.9%) |
フィデリティ日本成長株 | 21,795円 20,222円 (△7.2%) |
JPMザ・ジャパン(年4回) | 7,468円 6,829円 (△8.6%) |
厳選投資 | 32,806円 30,246円 (△7.8%) |
あすなろ | 11,275円 10,238円 (△9.2%) |
グローイングカバーズ | 27,657円 27,111円 (△2.0%) |
eMAXIS Slim TOPIX | 10,381円 9,760円 (△6.0%) |
※あすなろの正式名称は「いちよし 中小型成長株ファンド」
※厳選投資の正式名称は「スパークス・新・国際優良日本株ファンド」
※グローイングカバーズの正式名称は「新成長株ファンド」
ひふみ投信は今後どうなる?
今回の記事のポイントは以下の通りです。
かんたん・あんしん ひふみ投信
✔ 2020年3月、ひふみ投信の基準価額は下落
✔ 米国株の重要性が上がってきている
✔ 内需関連の銘柄比率が高くなっている
✔ レオスの銘柄選択が1番重要
2020年3月のひふみ投信のパフォーマンスは△2.9%でした。
今後の運用は、レオスキャピタルの”銘柄選択”が重要になってくると思います。
関連資料
レオスキャピタルワークス:『公式HP』
レオスキャピタルワークス:『運用報告』
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