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ひふみプラスの解説!投資信託の内容、評判、投資しても大丈夫?

今回の記事では、初心者向けに『ひふみプラス』の解説をおこないます。
ひふみプラスは純資産が6,000億円近くある超巨大なファンドです。
個人投資家を中心に人気が高いので、知っている人も多いと思います。
しかし、注意しなければならないこともあるので、記事にまとめてみました。

この記事では『ひふみプラス』について、以下の内容を解説します。

✔ひふみプラスの商品内容
✔ひふみプラスの実績
✔ひふみプラスの運用は上手いのか?
✔ひふみプラスへ投資する注意事項

今回は『ひふみプラス』の内容を初心者向けに解説していきます。
投資信託で資産形成 ひふみ投信

ひふみプラスとは

ひふみプラス
ひふみプラスは、レオスキャピタルが運用しているアクティブ型の投資信託です。
ひふみプラスと似た名前の「ひふみ投信」や「ひふみ年金」という名前の投資信託があります。
名前が似ているので、ちがいに疑問に思った人も多いと思います。
結論から伝えると、「ひふみプラス」と「ひふみ投信」、「ひふみ年金」の投資対象はまったく一緒です。
そのため、ひふみ系商品のどれを購入してもパフォーマンスは一緒になります
ひふみプラス ひふみ投信 ひふみ年金

ポートフォリオ


ひふみプラスのポートフォリオはこちらです(2018年9月末)。
もともと日本株のアクティブ投信でしたが、海外株の比率が1割を占めています
資産配分比率はこちらです。
・国内株 87.3%
・海外株 10.6%
・現金等 2.0%
ひふみプラス

市場別比率はこちらです。
・東証1部 82.9%
・東証2部 0.6%
・マザーズ 1.6%
・JASDAQ 2.1%
・海外株式 10.6%
・現金等 2.0%
ひふみプラス

組み入れられている銘柄をみると、大型株が多いです。
ひふみプラス ポートフォリオ
昔のひふみプラスは中小型株の割合が多い投資信託でした。
しかし、現在のひふみプラスは大型株の多い投資信託になっています。
昔とは、だいぶポートフォリオが変わっています。
気になる人は下の記事もチェックしてください。

ひふみプラス
ひふみプラスの不調の理由!?危ないのかキッチリ解説!ひふみプラス・ひふみ投信の不調の理由を記事にしました。ひふみプラスのポートフォリオは昔と違い、海外株が入り、大型株中心の構成になっています。「ひふみプラスが危ない」というわけではないと思います。...

ひふみプラスの詳細

ひふみプラスは、日本株を中心に投資しているアクティブ投信です。
詳細はこちらです。

商品名 ひふみプラス
購入時手数料 3.24%が上限
信託財産留保額 ありません
信託報酬 最大1.0584%
購入単位 1円以上1円単位
換金代金 請求受付日から起算して5営業日目
信託期間 無期限
設定日 平成24年5月28日
決算日 毎年9月30日

SBI証券や楽天証券を通じて購入すると、購入時手数料が無料です。
ひふみプラスを購入する場合は、手数料を確認してから購入するようにしましょう。
ひふみ投信の場合は、買付時と解約時の手数料がかかりません。
ひふみ投信
購入時手数料については、下の記事でまとめました。
できるだけ手数料を支払わずに購入するようにしましょう。

ひふみプラス
ひふみプラスは手数料無料で購入しようひふみプラスの手数料を金融機関ごとに徹底比較してみました。金融機関によっては購入時手数料なしで購入することができます。購入時の手数料は、必ず購入前にチェックするようにしましょう。...

ひふみプラスの実績

ひふみ系投信の最大の魅力は”長期間にわたり、高パフォーマンスを発揮してきた”ことです。
様々な運用商品とひふみプラスのパフォーマンスを比較しました。

パフォーマンス(大型投信と比較)

ひふみプラスのパフォーマンスを純資産総額の大きなアクティブ投信と比較してみました。
※比較したアクティブ投信は純資産総額5,000億円以上の投資信託です(期間5年以上)。

商品名 1年間 3年間 5年間
ひふみプラス +15.80% +19.55% +20.02%
フィデリティUSハイイールド +3.64% +5.38% +7.97%
フィデリティUSリートB +1.41% +5.09% +11.01%
ゼウス +1.91% +3.52% +9.29%
ピクテグローバルインカム -2.24% +2.95% +4.78%

上記の投資信託の一覧をみても、ひふみプラスの運用はうまくいっています。
ひふみプラスの運用は、大型投資信託の中ではダントツの実績があります。

パフォーマンス(インデックス投信と比較)

今度は、ひふみプラスとインデックス投信と比較してみました。
※eMAXISシリーズのインデックスファンドと比較しました。

商品名 1年間 3年間 5年間
ひふみプラス +15.80% +19.55% +20.02%
eMAXIS 日経225 +20.26% +13.14% +12.28%
eMAXIS TOPIX +10.39% +10.67% +10.55%
eMAXIS 先進国株式 +12.48% +11.96% +12.35%
eMAXIS 新興国株式 +0.24% +10.44% +5.85%

インデックス投信と比較しても、ひふみプラスの運用は比較的うまくいっているようですね。

ひふみ投信・ひふみプラスの特徴

コストが低くなる

ひふみ投信には、「資産形成応援団」という仕組みがあります。
「資産形成応援団」とは、5年以上継続してひふみ投信を保有すると信託報酬の一部が還元される仕組みです。
具体的に説明すると…

・5年以上継続して保有すると年率0.2%
・10年以上継続して保有すると年率0.4%

…が還元されます。

還元された分のお金は、新しくひふみ投信を買い付ける資金に充当されます。
そのため、現金がもらえるわけではないので注意してください。
下の図は、100万円分のひふみ投信を購入したケースです。
ひふみ投信 信託報酬の還元図
信託報酬を還元している投資信託は、ひふみ投信くらいですね。
「資産形成応援団」の仕組みがあるのは「ひふみ投信」だけで、「ひふみプラス」にはありません。

ちなみにひふみプラスは、純資産総額に応じて信託報酬の費用が変わります。
ひふみプラス

現金比率を50%にできる

ひふみ投信は、現金の比率を最大50%まで引き上げることができます。
現金の比率を最大50%まで引き上げることをルールに記載している投資信託は、そんなに多くありません。

現金の比率を高めておくと、下げ相場になった際に基準価額の下げ幅が小さくなります。
そのため、下落局面でのダメージを小さくすることができます。
ただ、相場の上昇局面での基準価額の上昇が小さくなるというデメリットもありますね。

直近のレポートをみると、現金比率は2.0%だけです。
ひふみプラス

ひふみ投信の運用は上手いのか

ひふみ投信の上げ相場と下げ相場のパフォーマンスを比較してみました。
キチンと相場の状況とひふみ投信を比較することが大切ですね。
投資信託で資産形成 ひふみ投信

①上昇局面のパフォーマンス

日経平均株価チャート
(日経平均の株価チャート)
上げ相場は…

・2014年10月14日~2015年6月19日
・2017年4月7日~2018年1月12日

…の期間でチェックします。
ひふみ投信と日経平均、TOPIXを比較しました。

2014年10月14日~2015年6月19日

2014年10月14日~2015年6月19日の動きを比較します。
上の図の①の期間です。
ひふみ投信の動きをみると、日経平均やTOPIXとほぼ同じです。

2014年10月14日 終値 2015年6月19日 終値 騰落率
ひふみ投信 24,257円 32,579円 +34.30%
日経平均 14,936.51円 20,174.24円 +35.06%
TOPIX 1,214.27円 1,631.01円 +34.32%

2017年4月7日~2018年1月12日

2017年4月7日~2018年1月12日の動きを比較します。
上の図の②の期間です。
ひふみ投信の動きをみると、日経平均やTOPIXに負けています。
ひふみ投信は、別に上昇局面に強いわけではありません。

2017年4月7日 終値 2018年1月12日 終値 騰落率
ひふみ投信 49,157円 53,192円 +8.20%
日経平均 18,664.63円 23,653.82円 +26.73%
TOPIX 1,489.77円 1,876.24円 +25.94%

②下落局面のパフォーマンス

日経平均株価チャート
(日経平均の株価チャート)
下げ相場は…

・2015年8月3日~2016年2月5日
・2018年1月15日~2018年3月16日

…の期間でチェックします。
ひふみ投信と日経平均、TOPIXを比較しました。

2015年8月3日~2016年2月5日

2015年8月3日~2016年2月5日の動きを比較します。
上の図の①の期間です。
ひふみ投信の動きをみると、他の指数と比較して下落の幅が小さいことがわかります。
大型株が中心に下落しているので、日経平均が1番大きく下落しています。
ひふみ投信は、全体が下げる局面で損失をうまくおさえていますね。

2015年8月3日 終値 2016年2月5日 終値 騰落率
ひふみ投信 34,214円 31,475円 -8.00%
日経平均 20,548.11円 16,819.59円 -18.14%
TOPIX 1,659.6円 1,368.97円 -17.51%

2018年1月15日~2018年3月16日

2018年1月15日~2018年3月16日の動きを比較します。
上の図の②の期間です。
ひふみ投信の動きをみると、日経平均とTOPIXの動きとくらべて下落の幅が小さいですね。
ひふみ投信には大型株が多く入っているのに、下げ幅をおさえていることに成功しています。

2018年1月15日 終値 2018年3月16日 終値 騰落率
ひふみ投信 53,419円 51,148円 -4.25%
日経平均 23,714.88円 21,676.51円 -8.59%
TOPIX 1,883.9円 1,736.63円 -7.81%

創業者・藤野英人氏

創業者で代表取締役をつとめている藤野英人氏は、“超”有名人です。
運用業界では知らない人はいないカリスマですね。
2017年2月放送のカンブリア宮殿にも出演したことで、運用業界以外の人にも知られるようになりました。

実はレオスは1度、リーマンショックの時につぶれそうになっています。
キャッシュフローが回らなくなって、実質的に身売りをしています。
その際に藤野氏はレオスの株式を1株1円で全部手放すことを余儀なくされました。
現在のひふみ投信の躍進ぶりは、当時を知る人間からするとちょっと信じられないですね。

ひふみ投信には大きなお金が流入しています。
これだけ純資産総額を伸ばしている大きな理由は、『パフォーマンスが良いこと』はもちろんですが、藤野氏のカリスマ性も関係していると思います。

藤野社長の著書はどれも面白くて、投資の参考になります。
「TVに出て自慢話をする社長はダメ」とか「企業が豪華な自社ビルを建てたときがピーク」などの指摘は、本当にその通りだと思っています。

今回の記事のまとめ


今回の記事のポイントは以下の通りです。
投資信託で資産形成 ひふみ投信

✔ひふみ投信の運用実績は良い
✔ひふみ投信が力を発揮するときは、下げ相場のとき
✔購入時手数料を支払わずに購入しよう

過去のひふみ系投信のパフォーマンスをみると、下げ相場のときは日経平均やTOPIXよりも運用パフォーマンスが良いようですね。
ひふみ投信は「下げ相場に強い投資信託」ということを覚えておきましょう。

もしひふみ系投資信託の購入を考えているなら、レオス・キャピタルから直接購入しましょう。
ひふみプラスを購入する場合、金融機関によっては最大3.24%の手数料がかかります。
ひふみ投信の場合は、購入時手数料がかかりません
ただ、ひふみ投信を購入する場合、レオスキャピタルで口座をつくらなければいけないので、ちょっと面倒です。

出来る限りコストを抑えて投資をすることは、投資の世界では鉄則です。
可能であれば、レオスキャピタルを通じて「ひふみ投信」を購入するようにしましょう。
※ひふみ投信とひふみプラス、ひふみ年金の運用対象は一緒なので、パフォーマンスも同じです。
投資信託で資産形成 ひふみ投信

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