ワールドが再上場!

ワールドが再上場!

日経新聞は、アパレル大手のワールド社が東京証券取引所に上場を申請したと報じました。
記事を読むと、早ければ9月にも東証1部に上場するとしています。
もし申請が通れば、2005年にMBOをして以来、13年ぶりの再上場となりますね。
ただワールドは公式HP上で、この報道内容を否定しています。

現在、代表取締役は上山氏がつとめています。
上山氏は全体の1割にあたる500近い店舗を閉鎖し、社員の4分の1を早期退職させる厳しい改革をおこなってきます。
そのため売上は下がっていますが、利益面は大きく改善しています。
社長の経歴はこちらです。
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ワールドは、実店舗の販売だけでなくEC事業にも力を入れています。
直近の決算ではEC化率は12.32%にとどまっています。
まだまだこれからですね。
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事業

事業の売上高をみると、ブランド事業1,991億1百万円、投資事業308億35百万円、デジタル事業41億79百万円、プラットフォーム事業117億14百万円でした。

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ブランド事業

ブランド事業では、『国内小売事業』や『国内卸売事業』、『国際事業』をおこなっています。
『国内小売事業』では、婦人服や紳士服などを駅や商業ビルなどで展開しています。
『国際事業』では、中国や台湾、韓国、タイにおいて、販売事業を展開しています。

投資事業

投資事業では『ワールド』や『ワールドインベストメントネットワーク』を中心にM&A事業と事業のポートフォリオ管理をおこなっています。

デジタル事業

デジタル事業では、直営ファッションサイト『ワールドオンラインストア』を中心としたEC事業をおこなっています。

プラットフォーム事業

プラットフォーム事業では、ワールドグループが培ってきたノウハウを外部企業へ提供しています。

主なブランド

ワールドは、様々なブランドを展開しています。
『シューラルー』『アンタイトル』『オペークドットクリップ』『ザショップティーケー』『インディヴィ』『ワンズテラス』『タケオキクチ』などの主力ブランドを展開しています。

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ブランド別の売上状況

主なブランド別の売上状況は以下の通りです。
『シューラルー』188億17百万円、『アンタイトル』164億78百万円、『オペークドットクリップ』142億92百万円、『ザショップティーケー』141億89百万円、『インディヴィ』102億37百万円、『ワンズテラス』100億69百万円、『タケオキクチ』93億98百万円、『ハッシュアッシュ』88億42百万円、『イッツデモ』86億5百万円、『インデックス』72億20百万円でした。
※IFRS調整分は考慮されていません。

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株主は誰?

所有株式数でみると、『UDSコーポレート・メザニン2号投資事業有限責任組合』が47.1%の株式を保有しています。
『UDSコーポレート・メザニン2号投資事業有限責任組合』は、日本政策投資銀行が運営をおこなっているファンドのようです。
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所有議決権数をみると、こちらです。
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従業員の状況

従業員の状況をみると、グループ全体で11,020名います。
()内は臨時従業員数です。
ワールド単体でみると、従業員192名、平均年齢48.3歳、平均勤続年数19.7年、平均年間給与644万7,708円となっています。
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決算

不採算のブランドを整理した効果が決算にあらわれています。
売上高は減少していますが、利益は増加していますね。
平成30年3月期の決算をみると、売上高2,458億29百万円(前期比1.7%減)、コア営業利益159億23百万円(前期比10.1%増)、営業利益132億25百万円(前期比9.6%増)、当期利益67億43百万円(前期比17.3%減)でした。

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まとめ

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2005年にワールドがMBOをした際の理由は、「長期での投資が短期志向の市場とのズレがある」という説明でした。
私は、ワールドがMBOをしたときは、すごく驚きました。
現在の経営陣は、MBOした時の経営陣とは様変わりしているようですね。

事業内容がアパレル(斜陽産業)なので、資金調達する際の理由が重要になると思います。
上場した際の資金を何に使うのかによって、IPOが成功するか失敗するかだいぶかわってくると思います。
調達した資金を借金の返済とかに回すなら、キビシイIPOになると思います

ぜひ、ネット通販事業などのEC事業に力を入れてほしいですね。

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