米国株

ビザ(V)の株価・見通し・決算情報

ビザ(Visa)とは

ビザ 株価 見通し
ビザ(Visa)は、クレジットカードなどの電子決済サービスを提供している世界最大の企業です。
世界最大の決済ネットワークをもっており、世界200ヵ国以上の国と地域に、54百万にも達する商店と契約を結んでいます(2018年通期)。
大手クレジットカード会社の大半がVISAと提携しています。


ビザは、グローバルな決済ネットワークを提供しています。
あくまで決済ネットワークを提供しているだけで、クレジットカード自体を発行すること等はしていません。
カードの発行元の金融機関に決済ネットワークと決済処理システムを提供しています。
そして利用状況に応じて、決済手数料収入とライセンスフィーをとっています。
ネットワークを提供しているだけなので、高い利益率を毎年のように計上しています。


VISAの強みは、”決済システムを提供するだけで、金融リスクを負っていない”ことです。
例えば、楽天のVISAカードの場合を考えてみましょう。
まず、VISAは楽天に自社の決済ネットワークを提供します。
楽天はVISAの決済システムで取引がおこなわれるたびに、VISAに決済手数料を支払わないといけません。
さらに、カードの利用者が代金を支払わなかった場合、責任を負うのは楽天になります。
そのため、ビザは楽天にリスクを負わせたまま、安心して稼げるビジネスモデルになっています。

ビザは、1958年に”バンク・オブ・アメリカ”が「Bank Americard」を発行したことからスタートしています。
1950年には、世界初のクレジットカード会社「ダイナーズクラブ」がすでに設立されています。
そのため、ビザがクレジットカード業界に参入したのは、かなり後発になります。

ビザが最大手のクレジットカード会社になった1番大きな理由は”安心感”と”決済処理技術”です。
ビザにはバンク・オブ・アメリカという大手銀行が後ろ盾になっていたので、ユーザーは安心して使うことができました。
さらに当時のバンク・オブ・アメリカは決済技術のシステム化に力を入れていました。
そのため、決済の処理スピードが他社と比べて非常に速かったです。
”安心感”と”利便性”が優れていたため、ビザは後発ながらも業界トップの地位までのぼりつめました。


ビザの最大のライバルは、マスターカードです。
マスターカードは、1960年にバンク・オブ・アメリカとライバル関係だったチェースマンハッタン銀行がサービスを開始しました。

直近の決算

2019年10月24日(木)の引け後、ビザが2019年第4四半期の決算を発表しました。

売上高
…61億37百万ドル(前年同期比12.9%増)
純利益
…30億25百万ドル(前年同期比6.3%増)
EPS
…1.47ドル

市場予想では、売上高60億80百万ドル EPS 1.43ドルだったので、予想を上回る内容でした。
決算を受けて、株価は時間外で+0.4%程度で推移しています。
ビザ 米国株 決算

直近の株価

直近1年間の株価チャートとS&P500指数を比較しました(2019年10月25日終値)。
ビザの株価:+29.1%
S&P500指数:+13.2%
ビザ 米国株 株価チャート
(青色:ビザの株価赤色:S&P500)

事業別の売上高

事業別の売上高はこちらです(2017年通期)。

サービス売上 89億18百万ドル
データ処理 90億27百万ドル
国際取引事業 72億11百万ドル
その他事業 9億44百万ドル
(Client incentivesは考慮していません)

※サービス売上は、決済手数料収入のことです。
※データ処理は、決済やメンテナンス、サポートに関わる事業
※国際取引事業は、国境をまたぐ決済や為替手数料サービス

(Client incentivesは考慮していません)
ビザ 決算

決算

ビザ 決算

今回のまとめ


今回の記事のポイントは、こちらです。

ビザは、電子決済サービスを提供している世界最大の企業
大手クレジットカード企業の大半はビザと提携しています
決済システムを提供するだけで、金融リスクを負っていない

ビザ(Visa)は、クレジットカードなどの電子決済サービスを提供している世界最大の企業です。
VISAの強みは、”決済システムを提供するだけで、金融リスクを負っていない”ことです。
ビザは提携企業にリスクを負わせたまま、安心して稼げるビジネスモデルを構築しています。

関連資料

ビザ:『公式HP』
ビザ:『Annual Report』

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過去の決算

2019年第2四半期の決算

2019年4月24日(水)の引け後、ビザが2019年第2四半期の決算を発表しました。

売上高
…54億94百万ドル(前年同期比8.3%増)
純利益
…29億77百万ドル(前年同期比14.3%増)
EPS
…1.31ドル

市場予想は、売上高54億60百万ドル EPS 1.24ドルだったので、予想を上回る内容でした。
消費額をみると、米国経済は堅調のようですね。
決算を受けても、株価は時間外でほぼ変わらずで推移しています。
ビザ 米国株 決算

2019年第1四半期の決算

2019年1月30日(水)の引け後、ビザは2019年第1四半期の決算を発表しました。

・売上高
…55億6百万ドル(前年同期比13.2%増)
・純利益
…29億77百万ドル(前年同期比18.0%増)
・EPS
…1.30ドル

市場予想は、売上高54億10百万ドル EPS 1.25ドルだったので、まちまちの内容でした。
決算の内容を受けて、株価は時間外で-1.6%程度で推移しています。
ビザ 決算

2018年第4四半期の決算(2018/10/24 更新)

ビザは引け後、第4四半期の決算を発表しました。

売上高 54億3,400万ドル(前年同期比11.9%増)
純利益 28億4,500万ドル(前年同期比32.9%増)
EPS 1.21ドル

市場予想は 売上高54億40百万ドル EPS 1.2ドルだったので、まちまちでした。
決算を受けて、株価は時間外で+1.3%程度で推移しています。
クレジットカードやデビットカードの決済額が大きく伸びているのが、好感されているようです。
ビザ 決算

2018年第3四半期の決算(2018/07/26 更新)

ビザが、引け後に第3四半期の決算を発表しました。

売上高 52億40百万ドル(前年同期比14.8%増)
純利益 23億29百万ドル(前年同期比13.1%増)
EPS 1.20ドル

市場予想は売上高50億90百万ドル EPS1.09ドルだったので、市場予想を上回る内容でした。
ビザ(Visa) 決算

2018年第2四半期の決算(2018/04/26 更新)

ビザは、引け後に第2四半期の決算を発表しました。

売上高 50億73百万ドル
EPS 1.11ドル

第2四半期の決算を受けて、株価は時間外で+2.9%程度で推移しています。
ビザ(Visa)