ビザ(V)の銘柄紹介

ビザ(V)ってどんな会社?

ビザ(V)はクレジットカードをはじめとする電子決済サービスの世界最大手の会社です。
日本のクレジットカードの大半がVISAと提携しています。
200以上の国と地域で事業展開をしています。

ビザはグローバルな決済ネットワークを提供しています。
あくまで決済ネットワークを提供しているだけで、クレジットカードを発行することはしていません。
カードの発行元の金融機関に決済ネットワークと決済処理システムを提供して、利用状況に応じて決済手数料収入とライセンスフィーをとっています。

直近の決算(2018/04/26 更新)

ビザは、引け後に第2四半期の決算を発表しました。
内容は、売上高50億7,300万ドル(前期比13.3%増)、純利益26億500万ドル(前期比6.1倍)、EPS 1.11ドル(予想1.01ドル)でした。
決算内容は、かなり良かったです。
EPS(1株あたりの利益)も 1.11ドル(予想1.01ドル)となり、予想を上回りました。
会社側によると、昨年末に成立した税制改革が、大きく業績に寄与しているそうです。

VISA
ビザ(V)が第1四半期の決算を発表!

事業

事業別売上高をみると、サービス売上(Service revenues)79億75百万ドル、データ処理(Data processing revenues)77億86百万ドル、国際取引事業(International transaction revenues)63億21百万ドル、その他事業(Other revenues)8億41百万ドルとなっています。

「サービス売上事業」は、決済手数料収入のことで、いわゆるサービス手数料です。
「データ処理事業」は、決済やメンテナンス・サポートなどに関わる事業です。
「国際取引事業」は、国境をまたぐ決済や為替取引サービス等の事業です。

(Client incentivesは考慮していません)

VISA 02

VISAの強み

VISAの最大の強みは、世界最大規模のネットワークです。
下の図にも記載がありますが、現在利用されているVISAカードは32億枚、契約商店は46百万、200カ国以上の国で展開しています。

VISA07

VISAは、決済システムを提供するだけで、金融リスクを負っていません。

例えば、楽天のVISAカードの場合を考えてみましょう。
まずVISAは、クレジットカードの決済システムを楽天に提供します。
楽天はVISAの決済システムで取引が行われるたびにVISAに決済手数料を支払わなければいけません。
そして楽天は顧客にカードを発行することで、年会費や利息などを得る代わりに代金回収のリスクを負うことになります。
もしカードの利用者が代金を支払わなくても責任を負うのは楽天なので、VISAは貸し倒れリスクを負いません。
VISAはリスクを提携先に負わせたまま、安心して稼げるビジネスモデルになっています

VISAの歴史

VISAは、1958年に「バンク・オブ・アメリカ」が「Bnk Americard」を発行したことからスタートしています。
1950年には世界初のクレジットカード会社「ダイナースクラブ」がすでに設立されているので、8年遅れで事業をスタートさせたことになります。
そのためVISAが、クレジットカード業界に参入したのはかなり後発になります。

VISAが人気になった1番大きな理由は「安心感」と「決済処理技術」だと思います。
当時クレジットカード会社はアメリカだけで100社以上が乱立するような状況でしたが、VISAには「バンク・オブ・アメリカ」という大手銀行が後ろ盾になっていたので、ユーザーが安心して使うことができました。
そして当時のバンク・オブ・アメリカは決済技術のシステム化に力を入れており、非常にカードの決済処理スピードが速かったです。
そのためVISAは消費者に受け入れられ、後発ながらも現在のトップの地位まで上り詰めました。

2年後の1960年に、バンク・オブ・アメリカとライバル関係だったチェースマンハッタン銀行が「Master Charge」をスタートさせました。

決算

VISAは利益率がかなり高いです。
2013年が61.4%、2014年が60.5%、2015年が65.3%、2016年が52.2%、2017年66.1%と大体営業利益率は6割超えています。

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