米国株

インテル(INTC)の株価・見通し・決算情報

インテル(Intel)

インテル 株価 見通し
インテル(Intel)は、パソコンのCPUなどで圧倒的なシェアをもっている半導体メーカーです。
ロバート・ノイス氏や『ムーアの法則』で知られるゴードン・ムーア氏らで設立された企業です。

インテルは、設計から製造、販売まで一貫して自社でおこなっています。
水平分業する企業が多い中で、自社で全てをまかなっているインテルは異色ですね。

インテルの事業を大きく分けると、下記の5つです。

データセンター
(Data Center)

…データセンター向けの設備や部品を提供
モノのインターネット
(Internet of Things)
…自動運転(モービルアイ)やスマートシティの部品を提供
不揮発性メモリ
(Non-Volatile Memory)
…不揮発性メモリとは、電機が流れていなくても記憶しておけるメモリの総称。NANDフラッシュメモリなどを提供。
プログラマブル・ソリューションズ
(Programmable Solutions)
…通信やデータセンター、軍事、自動車などの幅広い市場向けのプログラマブル半導体を提供。プログラマブルとは、プログラムによって動作を制御できるハードウェアのこと。
クライアントコンピュータ
(Client Computing Group)
…パソコン向け半導体などのマイクロプロセッサを提供

インテルの事業別売上高はこちらです(2019年12月期)。
インテル 米国株 事業 売上高

インテルのプラットフォーム別売上高はこちらです(2019年12月期)。
インテル 米国株 サービス 売上高

インテルの地域別売上高はこちらです(2019年12月期)。
インテル 米国株 地域別 売上高

マイクロソフトの”Windows”とインテル製のCPUが搭載されたパソコンは、『ウィンテル』として30年以上にわたって世界中のパソコン市場を席捲しました。
ただ、パソコンの次の主戦場となったスマホでは、クアルコム(米国)やアーム(英国)に敗れています。

“脱”パソコンへ

これまでインテルの業績を引っ張ってきたのは、パソコン向け半導体です。
インテルは、今後の成長事業をIoTやデータ、フラッシュメモリーと定義しています。
今後は、PC以外の事業に注力していくようですね。
インテルは、ここ数年大きなM&Aを積極的におこなっています。

2015年6月
アルテラを167億ドルで買収
2017年3月
モービルアイを153億ドルで買収

インテルは、“脱”パソコン関連ビジネスを掲げています。
2017年3月、インテルはイスラエルのモービルアイを153億ドルで買収しました。
モービルアイは、「EyeQ」というADS(先進運転支援システム)用の車載画像認識チップが主力製品になります。
「EyeQ」は日産の“プロパイロット”にも採用されるなど、高い技術力が評価されています。

2020年6月22日に開催した開発者会議で、アップルはパソコンのMacに自社開発のプロセッサーを採用すると発表しました。
アップルは、今までインテルから半導体などの部品の提供を受けていました。
今後差別化をするために、世界的なハイテクメーカーは半導体などの心臓部品の内製化をすすめていくと思います。
インテルのような企業には、長期的に逆風にさらされていくかもしれませんね。

直近の決算

2020年7月23日(木)の引け後、インテルが2020年第2四半期の決算を発表しました。

売上高
…197億28百万ドル(前年同期比19.5%増)
純利益
…51億5百万ドル(前年同期比22.2%増)
EPS
…1.23ドル

インテル 米国株 決算 四半期

直近の株価

直近1年間の株価はこちらです(2020年9月25日終値)。
インテル株価:△2.1%
S&P500指数:+8.8%
インテル 米国株 株価チャート 1年間

直近5年間の株価はこちらです(2020年9月25日終値)。
インテル株価:+73.3%
S&P500指数:+68.1%
インテル 米国株 株価チャート 5年間

事業別売上高

インテル(Intel)の事業別売上高はこちらです(2019年12月期)。

データセンター
(Data Center Group)
…234億81百万ドル(前年同期比2.1%増)
モノのインターネット
(Internet of Things)
…47億ドル(前年同期比13.2%増)
不揮発性メモリソリューションズ
(Non-Volative Memory Solutions Group)
…43億62百万ドル(前年同期比1.3%増)
プログラマブル・ソリューションズ
(Programmable Solutions Group)
…19億87百万ドル(前年同期比6.4%減)
クライアントコンピューティング
(Client Computing Group)
…371億46百万ドル(前年同期比0.4%増)
その他
(All other)
…2億89百万ドル(前年同期比7.0%増)

プラットフォーム別の売上高

インテル(Intel)のプラットフォーム別売上高はこちらです(2019年12月期)。

データセンター
(DCG platform)
…214億41百万ドル(前年同期比1.4%増)
モノのインターネット
(IOTG platform)
…34億40百万ドル(前年同期比12.2%増)
デスクトップ
(CCG desktop platform)
…118億22百万ドル(前年同期比3.3%減)
ノートブック
(CCG notebook platform)
…207億79百万ドル(前年同期比0.7%減)
その他
(Other platform)
…80百万ドル(前年同期比4.8%減)
非プラットフォーム
(Adjacent revenue)
…144億03百万ドル(前年同期比7.5%増)

地域別売上高

インテル(Intel)の地域別売上高はこちらです(2019年12月期)。

中国(香港を含む)
(China including Hong Kong)
…200億26百万ドル(前年同期比6.4%増)
シンガポール
(Singapore)
…156億50百万ドル(前年同期比1.6%増)
米国
(United States)
…156億17百万ドル(前年同期比9.2%増)
台湾
(Taiwan)
…100億58百万ドル(前年同期比5.5%減)
その他
(Other countries)
…106億14百万ドル(前年同期比9.0%減)

決算

直近のインテル(Intel)の決算はこちらです(2019年12月期)。

売上高
…719億65百万ドル(前年同期比1.6%増)
純利益
…210億48百万ドル(前年同期比0.02%減)
営業利益率
…31.2%
EPS
…4.71ドル
BPS
…17.34ドル
営業キャッシュフロー
…331億45百万ドル
フリーキャッシュフロー
…169億32百万ドル

インテル 米国株 通期 決算

売上高・純利益

インテル(Intel)の売上高・純利益はこちらです。
(青色:売上高/赤色:純利益)
インテル 米国株 売上高 純利益

営業利益率

インテル(Intel)の営業利益率は、31.2%です(2019年12月期)。
インテル 米国株 決算 営業利益率

EPS(1株あたりの利益)

インテル(Intel)のEPS(1株あたりの利益)はこちらです。
インテル 米国株 決算 EPS

BPS(1株あたりの純資産)

インテル(Intel)のBPS(1株あたりの純資産)はこちらです。
インテル 米国株 決算 BPS

営業キャッシュフロー・フリーキャッシュフロー

インテル(Intel)のキャッシュフローはこちらです。
(青色:営業CF/赤色:フリーCF)
インテル 米国株 キャッシュフロー 決算

配当

インテル(Intel)の1株あたりの配当はこちらです。
インテル 米国株 決算 配当

配当性向

インテル(Intel)の配当性向はこちらです。
配当性向は、純利益の中から、配当金をどのくらい払っているかを%(パーセンテージ)で表したものです。
インテル 米国株 決算 配当性向

今回のまとめ

今回の記事のポイントはこちらです。

・インテルは、PC向け半導体で圧倒的なシェアをもつ
・スマホ向けの半導体では、惨敗
・PC以外の事業に積極的に買収を仕掛けている
・アップルなどは、半導体を内製化しようとしている

インテル(Intel)は、パソコンのCPUなどで圧倒的なシェアをもっている半導体メーカーです。
マイクロソフトと組んだ”ウィンテル連合”で、世界中の半導体市場を席捲することに成功しました。
スマホ市場では上手く適応できませんでしたが、”スマホの次”の市場は取りに行きたいところですね。

過去の決算

2020年第1四半期の決算

2020年4月23日(木)の引け後、インテルが2020年第1四半期の決算を発表しました。

売上高
…198億28百万ドル(前年同期比23.5%増)
純利益
…56億61百万ドル(前年同期比42.5%増)
EPS
…1.45ドル

市場予想では、売上高187億ドル EPS 1.28ドルだったので、予想を上回る内容でした。
在宅勤務が増えたので、半導体需要が伸びています。
コロナウイルスの影響を受けて、新たな通期業績見通しを発表しないことを決めました。
決算を受けて、株価は時間外で-6.0%程度で推移しています。
インテル 米国株 決算

2019年第4四半期の決算

2020年1月23日(木)の引け後、インテルが2019年第4四半期の決算を発表しました。

売上高
…202億9百万ドル(前年同期比8.3%増)
純利益
…69億5百万ドル(前年同期比32.9%増)
EPS
…1.52ドル

市場予想では、売上高192億30百万ドル EPS 1.25ドルだったので、予想を上回る内容でした。
データセンター向けが+19%と好調でした。
決算を受けて、株価は時間外で+5.5%程度で推移しています。
インテル 米国株 決算

2019年第3四半期の決算

2019年10月24日(木)の引け後、インテルが2019年第3四半期の決算を発表しました。

売上高
…191億90百万ドル(前年同期比0.1%増)
純利益
…59億90百万ドル(前年同期比6.4%減)
EPS
…1.42ドル

市場予想では、売上高188億20百万ドル EPS 1.21ドルだったので、予想を上回る内容でした。
パソコン向けの売上高は5%減でしたが、データセンター向け半導体は4%増加しました。
予想を上回る決算を受けて、株価は時間外で+4.2%程度で推移しています。
インテル 米国株 決算

2019年第2四半期の決算

2019年7月25日(木)の引け後、インテルが2019年第2四半期の決算を発表しました。

売上高
…165億5百万ドル(前年同期比2.7%減)
純利益
…41億79百万ドル(前年同期比16.5%減)
EPS
…1.06ドル

市場予想は、売上高157億ドル EPS 0.89ドルだったので、予想を上回る内容でした。
インテルがスマホ用モデム事業の大半をアップルに売却することで合意したと発表したことも好感されています。
決算を受けて、株価は時間外で+5.4%程度で推移しています。
インテル 米国株 決算

備考

関連資料

インテル:『公式HP』
インテル:『Annual Report』

注意事項

・当サイトに掲載されている事項は、投資に関する情報の提供を目的に作成したものであり、特定の金融商品の勧誘を目的としたものではありません
・当サイトは特定の商品の勧誘や売買の推奨等を目的としたものではありません
・最終的な投資決定はご自身の判断でなさるようにお願いします
・当サイトでは、米国株についての情報を提供しています。