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シェイク・シャック(Shake Shack)
シェイク・シャック(Shake Shack)は、米国で設立されたハンバーガーやホットドッグを提供しているファースト・フードチェーンです。
もともとNYにホットドックの屋台を出店したことが、シェイク・シャックの始まりです。
現在では”アンガスビーフ100%”の素材にこだわったグルメハンバーガー・チェーンとして、世界中で大人気です。
シェイクシャックは、もともとボランティアから始まった会社です。
2001年に創業者のダニー・マイヤー氏は、NYマディソンスクエアパークの再生を目的としたアートイベントにホットドックの屋台を出店しました。
そのホットドックが話題になり、行列ができるほどの人気屋台となりました。
そして2004年、マディソンスクエアパーク内にシェイクシャックの店舗が誕生しました。
当時の看板メニューはホットドックでしたが、質の高いハンバーガーやフローズンカスタードもすぐに人気となり、大きく成長していきました。
シェイクシャックの事業別売上高はこちらです(2019年12月期)。
直営店舗での売上高とフランチャイズのライセンス料が計上されています。
大半は、直営店舗の売上高で構成されています。
シェイクシャックの店舗は右肩上がりで増えています。
出店ペースは、他のファーストフード店と比べるとかなりゆっくりです。
コロナの影響で、出店ペースがどうなるかに要注目ですね。
シェイクシャックは、マクドナルドやロッテリアのようなハンバーガーチェーンとはまったく違います。
実は、シェイクシャックの創業者は高級レストランの経営者です。
そのため、”ただのファーストフードにはしない”という強い気持ちが伝わってきます。
シェイクシャックのハンバーガーは、ホルモン剤を使わないアンガスビーフ100%の牛肉がつかわれています。
さらにフレッシュアイスは砂糖のみを使用するなど、料理に使われる食材が厳しくチェックされています。
シェイク・シャックは、日本では”スターバックスコーヒー・ジャパン”を手がけたサザビーリーグと独占契約を結んでいます。
サザビーリーグは、スターバックスの日本進出を大成功させた実績があります。
シェイクシャックに行ったら、『ハンバーガー+シェイクorソーダ』というニューヨーク・スタイルを楽しみましょう。
直近の決算
2021年11月04日(木)の引け後、シェイクシャックが2021年第3四半期の決算を発表しました。
売上高
…1億9,389万ドル(前年同期比48.7%増)
営業損失
…264万ドルの赤字(前年同期は679万ドルの赤字)
純損失
…217万ドルの赤字(前年同期は555万ドルの赤字)
EPS
…▲0.06ドル
直近の株価
直近1年間の株価チャートはこちらです(2021年11月09日終値)。
シェイクシャック株価:+1.9%
S&P500指数:+32.4%
直近5年間の株価チャートはこちらです(2021年11月09日終値)。
シェイクシャック株価:+122.3%
S&P500指数:+117.2%
事業別売上高
シェイク・シャック(Shake Shack)の事業別売上高はこちらです(2019年12月期)。
直営店舗の売上高
(Shack sales)
…5億7,462万5千ドル(前年同期比29.0%増)
ライセンス売上
(Licensing revenue)
…1,989万4千ドル(前年同期比45.0%増)
地域別売上高
シェイク・シャック(Shake Shack)の地域別売上高はこちらです(2019年12月期)。
米国
(United States)
…5億7,870万2千ドル(前年同期比29.3%増)
その他
(Other countries)
…1,581万7千ドル(前年同期比34.8%増)
決算
直近のシェイク・シャック(Shake Shack)の決算はこちらです(2019年12月期)。
売上高
…5億95百万ドル(前年同期比29.6%増)
純利益
…20百万ドル(前年同期比33.3%増)
営業利益率
…4.5%
EPS
…0.61ドル
BPS
…7.74ドル
営業キャッシュフロー
…90百万ドル
フリーキャッシュフロー
…△17百万ドル
売上高・純利益
シェイク・シャック(Shake Shack)の売上高・純利益はこちらです。
(青色:売上高/赤色:純利益)
営業利益率
シェイク・シャック(Shake Shack)の営業利益率は、4.5%です(2019年12月期)。
EPS(1株あたりの利益)
シェイク・シャック(Shake Shack)のEPS(1株あたりの利益)はこちらです。
BPS(1株あたりの純資産)
シェイク・シャック(Shake Shack)のBPS(1株あたりの純資産)はこちらです。
営業キャッシュフロー・フリーキャッシュフロー
シェイク・シャック(Shake Shack)のキャッシュフローはこちらです。
(青色:営業CF/赤色:フリーCF)
今回のまとめ
今回の記事のポイントは、こちらです。
・シェイクシャックは、グルメバーガーのチェーン店
・ハンバーガー+ソーダの”NYスタイル”
・ハンバーガーは100%アンガスビーフ
シェイク・シャック(Shake Shack)は、2004年に設立されたハンバーガー・チェーンです。
グルメバーガー・ブームの火付け役として有名な企業です。
”ただのファーストフードにはしない”という創業者の強い意思を感じるメニューとなっています。
過去の決算
2020年第2四半期の決算
2020年7月30日(木)の引け後、シェイクシャックは2020年第2四半期の決算を発表しました。
売上高
…9,178万6千ドル(前年同期比)
純損失
…1,803万1千ドルの赤字(前年同期は1,117万1千ドルの黒字)
EPS
…△0.45ドル
2020年第1四半期の決算
2020年5月4日(月)の引け後、シェイクシャックは2020年第1四半期の決算を発表しました。
売上高
…1億4,317万ドル(前年同期比8.0%増)
純損失
…107万9千ドル(前年同期は360万7千ドルの黒字)
EPS
…0.02ドル
市場予想では、売上高1億45百万ドル EPS 0ドルだったので、まちまちの内容でした。
決算を受けて、株価は時間外で+1.3%程度で推移しています。
備考
関連資料
シェイクシャック:『公式HP』
シェイクシャック:『Annual Report』
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