P&G(PG)の銘柄紹介

P&G(PG)ってどんな会社?

P&G(PG)は、もともとローソクや石鹸を販売していた小さな会社でした。
しかし、洗剤「Ted」の大ヒットにより世界180カ国以上で事業展開する世界最大の一般消費財メーカーになりました。
美容商品の「パンテーン」や「ヴィダルサスーン」、「h&s」、「SK-Ⅱ」、歯ブラシの「ブラウン」やオーラルケアの「クレスト」、台所用洗剤の「ジョイ」やエアケアの「ファブリーズ」、幼児用おむつの「パンパース」や生理用品の「ウィスパー」など様々なブランド商品を有しています。

直近の決算(2018/04/20 更新)

昨晩P&Gは、第3四半期決算を発表しました。
決算内容は、売上高162億8,100万ドル(前期比4.3%増)、純利益25億1,100万ドル(前期比0.4%減)、EPS 1.00(予想0.98)でした。
独製薬大手メルクのヘルスケア事業の買収も発表しています。
減益決算だったこともあり、株価は大きく下落しました。

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P&G(PG)が1Q決算を発表!

事業

事業別の売上高をみると、美容事業(BEAUTY)114億29百万ドル、グルーミング事業(GROOMING)66億42百万ドル、ヘルスケア事業(HEALTH CARE)75億13百万ドル、ファブリック&ホームケア事業(FABRIC & HOME CARE)207億17百万ドル、ベビー・フェミニン&ファミリーケア(BABY, FEMININE & FAMILY CARE)182億52百万ドル、本社(CORPORATE)5億5百万ドルとなります。

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美容事業(BEAUTY)

シャンプーやコンディショナーなどのヘアケア用品や、スキンケア用品等になります。
主なブランドはヘアケアの「パンテーン」、「ヴィダルサスーン」、「h&s」、スキンケアの「SK-Ⅱ」等があります。
上の動画は「パンテーン」です。

グルーミング事業(GROOMING)

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シェービング用のカミソリや、シェービング前後のケア用品になります。
主なブランドはカミソリの「ジレット」、「ジレットヴィーナス」等があります。

ヘルスケア事業(HEALTH CARE)

歯ブラシや歯磨き粉などのオーラルケア用品や、ミネラルサプリメントなどのパーソナルヘルスケア用品になります。
主なブランドは歯ブラシの「ブラウン」、オーラルケアの「クレスト」等があります。
上の動画は「クレスト」です。アメリカでは人気なブランドです。

ファブリック&ホームケア事業(FABRIC & HOME CARE)

洗剤や柔軟剤などの洗濯関係用品や、食器洗い用洗剤などのキッチン・ホーム用品になります。
主なブランドは台所用洗剤の「ジョイ」、エアケアの「ファブリーズ」等があります。
上の動画は「ファブリーズ」です。

ベビー、フェミニン&ファミリーケア(BABY, FEMININE & FAMILY CARE)

赤ちゃん用ポケットティッシュやおむつなどのベビー用品や、大人向けおむつ、生理用品、ペーパー・タオル、ティッシュ、トイレットペーパーなどになります。
主なブランドは乳幼児用紙おむつの「パンパース」、生理用品の「ウィスパー」等があります。
上の動画は「パンパース」です。

主要製品

パンパース

パンパースは、P&Gの技術者だったヴィクター・ミルズ氏が発明した使い捨て紙おむつです。
ミルズ氏は自分の孫で試しつつ、開発に取り組んだそうです。
1961年にパンパースが発売されると、性能とコストパフォーマンスの高さから爆発的に販売を伸ばしました。
1990年代に入るとおしっこを吸収体に閉じ込め、さらっとした肌触りを維持する「モレない超うす型」のおむつを開発するなど、技術革新がすすみました。
現在では、世界100カ国以上の2500万人の赤ちゃんに快適なおむつを提供しています。

タイド(Tide)

タイド(Tide)は1946年に米国で発売が開始され、現在でもアメリカで最も売れている洗濯用洗剤です。

TIDEが発売される前、一般家庭では石鹸で洗濯をしていました。
洗浄力が飛躍的に向上したTIDEの登場は画期的で、爆発的に大ヒットしました。
当時P&Gは石鹸事業を手掛ける会社の1つでしかありませんでしたが、TIDEの大ヒットにより会社は大きく成長しました。
日本では発売していませんが、米国や新興国では現在でも洗濯用洗剤でトップを走り続けており、P&Gを代表する製品です。

ジレッド

ジレットは、T字型髭剃りで首位のブランドです。
P&Gは、2005年に570億ドルでジレットを買収しました。

ジレットは、もともとキング・C・ジレット氏が1901年に設立した会社です。
ジレットが登場する前までは、一般家庭でも直刃のI字型のカミソリを使っており、剃り味が悪くなったら研いでいました。
1903年に、今ではおなじみのT字型のカミソリを製造をはじめ、このT字型のカミソリは世界中で大ヒットしました。
その後もジレットは女性用シェーバーやブラシ不要のシェービングクリームなどの新しい製品展開をする業界のパイオニアでした。
現在でも、フレックスボールのついた髭剃りを発売するなど技術革新をすすめていますね。

P&Gの将来性

P&Gの主力製品をみると、髭剃り用かみそりの「ジレット」が1901年発売、洗濯用洗剤の「タイド」が1946年発売、電動シェーバーの「ブラウン」が1950年発売、柔軟剤の「ダウニー」が1961年発売、紙おむつの「パンパース」が1961年発売、生理用ナプキンの「ウィスパー」が1986年発売、スプレー消臭剤の「ファブリーズ」が1998年発売など、誰もが知るヒット商品はここ10年の間で出てきていません。

ここ10年でのP&Gが発表したブランドでうまくいったのは、「h&s for men」ぐらいな気がします。昔投入した製品を改良し続けているのもすごいですが、成長の糧になる大ヒット商品が生み出せていない気がしますね。

そんな中、P&Gは「物言う株主」のネルソン・ペルツ氏が取締役に就任したと発表しました。
ペルツ氏はトライアン・ファンド・マネジメントを率いており、トライアンはP&G株を約35億ドル相当保有する第6位株主です。
ペルツ氏は、P&Gを官僚主義的と批判しており、過去にはAmazonのように利益よりも市場シェア拡大の方が重要だとコメントしています。

ペルツ氏が取締役会に入ったことで、株価は上がるかもしれませんが、新製品についての戦略は見えないままですね。

決算

業績をみると、売上高は苦戦していますね。
「物言う株主」として有名なネルソン・ペルツ氏が取締役に就いたこともニュースになりました。

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