ナイキ(NKE)の銘柄紹介

ナイキってどんな会社?

ナイキ(NKE)は、売上高世界一のスポーツ用品メーカーです。
「ナイキ」ブランドやスニーカーで有名な「コンバース」ブランドを世界中で展開しています。
社名は、ギリシャ神話の勝利の女神「ニーケ(Nike)」に由来します。
ナイキは自社工場を持たないファブレス会社になり、製品の大半をアジアで製造しています。

ナイキの革新的なデザインは、ティンカー・ハットフィールド氏が生み出したものです。
ティンカー・ハットフィールド氏は、世界で最も成功した靴デザイナーの1人として有名です。
詳しくは、下の動画をみてください。

直近の決算内容(2018/06/29 更新)

ナイキが、引け後に第4四半期の決算を発表しました。
売上高97億8,900万ドル(前期比12.8%増)、純利益11億3,700万ドル(前期比12.8%増)、EPS0.69ドルでした。
市場予想は売上高94億10百万ドル EPS0.64ドルだったので、市場予想を大きく上回る内容の良い決算でした。
この決算を受けて、アフターマーケットで9.4%程度上昇しています

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ナイキが最高の決算を発表!

事業

事業別売上高をみると、フットウェア事業(Footwear)210億81百万ドル、アパレル事業(Apparel)96億54百万ドル、エクイップメント事業(Equipment)14億25百万ドル、グローバルブランド事業(Global Brand Divisions)73百万ドル、コンバース事業(Converse)20億42百万ドル、本社(Corporate)75百万ドルとなっています。
フットウェア(靴)が売上の大半を占めていることがわかります。

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フットウェア(Footwear)

フットウェアとは、つまりシューズ(靴)です。
ナイキのシューズには、「エアフォース1」、「コンバース」、「コルテッツ」、「ブレザー」、「エアマックス」などスニーカーの歴史を塗り替えてきた様々なブランドがあります。
日本ではエアマックスのスニーカーが異常な人気になってしまい、「エアマックス狩り」という社会問題にまで発展しましたね。
ナイキのスニーカーと言えば、「エア」とよばれるクッショニングシステムがあり、機能とデザインを両立させています。

アパレル(Apparel)

アパレルは、スポーツウェアなど服関係です。
上の動画はナイキの「テックフリース」の動画ですが、スポーツウェアではなくライフスタイルウェアとして売り出しています。
スポーツウェアで培った技術をライフスタイルウェアで生かすという戦略をとっています。

エクイップメント(Equipment)

スポーツ用機器です。
フットウェアとアパレル以外の売上がこちらのセクターに入っているようです。

グローバルブランド(Global Brand Divisions)

海外でのナイキブランドのライセンス収入等が入っています。

コンバース(Converse)

コンバースは、ナイキに2003年に買収されています。
ナイキからは独立した形でビジネスを展開しています。
「チャックテイラー(オールスター)」、「ジャックパーセル」、「ワンスター」など日本でも人気のスニーカーを展開しており、シンプルなデザインで細身のフォルムに特徴があり、どんなコーディネートにもマッチしますね。

地域別の売上高

地域別の売上高で分かれていたのは「ナイキブランド」だけです。
ナイキブランドの売上高を地域別にみると、北アメリカ(North America)152億16百万ドル、西ヨーロッパ(Western Europe)62億11百万ドル、中央&東ヨーロッパ(Central & Eastern Europe)14億87百万ドル、中国(Greater China)42億37百万ドル、日本(Japan)10億14百万ドル、新興国マーケット(Emerging Markets)39億95百万ドル、その他(Global Brand Divisions)73百万ドル、コンバース事業(Converse)20億42百万ドル、本社事業(Corporate)75百万ドルとなっています。
地域別の売上高がこちらです。

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スポーツ別売上高

決算書には、スポーツごとの売上高も載っています。

売上高をみると、ランニング(Runnning)が52億78百万ドル、バスケット(Basketball)が12億92百万ドル、ジョーダン・ブランド(Jordan Brand)が30億99百万ドル、フットボール(Football)が19億87百万ドル、男性用トレーニング用品(Men’s Trainingが26億17百万ドル、女性用トレーニング用品(Women’s Trainingが12億65百万ドル、アクションスポーツ(Action Sportsが5億96百万ドル、スポーツウェア(Sportswear)が85億87百万ドル、ゴルフ(Golf)が5億79百万ドル、その他(Others)が33億94百万ドルになります。
アクションスポーツには、子会社のアクセサリやアパレルなどの数字も入っているそうです。

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顧客の男女比

男女比の売上高をみると、男性用(Men’s)160億41百万ドル、女性用(Women’s)66億44百万ドル、若いアスリート用(Young Athletes’)48億38百万ドル、その他(Others)11億71百万ドルとなっています。、男性の割合が高いですね。
女性向けの商品開発が急務ですね。

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これからのナイキ

現在、ナイキは靴の自動生産ラインの開発に力を入れています。

本来靴の生産は、製造工程がかなり複雑になるので自動化はできませんでした。
2015年に靴の自動化推進のためにウエラブル機器などを製造している米国フレックス社と提携するなど、本格的に生産工程の自動化をすすめています。
自動化をすることができれば、コストの大幅な削減が期待できますね。
どこまでナイキが生産工程を自動化できるかはわかりませんが、かなりの部分自動化がすすめばナイキだけではなく、アパレルなどの企業も自動化を推進してくる可能性があります。
創業者のフィル・ナイト氏も、インタビューで靴の生産自動化についてコメントすることが増えてきています。

ライバル

アディダス

ナイキの最大のライバルはアディダスですね。

ナイキに抜かれるまでは、スポーツ用品の会社でダントツ1位だったのがアディダスです。
アディダスの創業は1920年なので、ナイキよりもかなり前になります。「スーパー・スター」、「リーボック」、「スタン・スミス」、「カントリー」等のブランドで知られています。
オリンピックやW杯でもユニフォームは、大体ナイキかアディダスですし、あらゆるスポーツ関連ビジネスでしのぎを削ってきた2社ですね。
現在もナイキのもつ『フライニット技術』について、アディダスが特許の無効を求めて控訴しています。
フライニット素材は通気性に優れ、軽量で、継ぎ目がほとんどなく、足の形状にフィットする点が特徴です。
他にも様々なことで長年対立しており、ナイキにとっては最大のライバルと言ってもいいと思います。

アンダーアーマー

ここ数年で急成長しているのが「アンダーアーマー」です。
創業者のケビン・プランク氏は、スポーツをしている際にコットンシャツが汗で重くなり動きにくくなることから、コットンTシャツにかわる高機能なウェアを開発するために会社を設立しました。
着ていることを忘れさせるような軽量感と汗を素早く吸収・発散する機能性が人気となり、業績を大きく伸ばしています。

業績

売上も純利益も右肩上がりです。
トップアスリートとの専属契約をしておこなうマーケティングと、機能的な製品開発の両輪で業績を拡大してきました。
ファブレスメーカーなので、自社工場はもっていません。

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