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ナイキ(NKE)の株価・見通し・決算情報

ナイキ(Nike)とは

ナイキ 株価 見通し
ナイキ(Nike)は、世界一の売上を誇るスポーツ用品メーカーです。
社名は、ギリシャ神話の勝利の女神「ニーケ(Nike)」に由来します。
”ナイキ”ブランドで有名な企業ですが、コンバースなども手がけています。

ナイキは自社工場をもたないファブレス企業です。
製品の大半はアジア企業で委託生産されています。

ナイキの革新的なデザインは、ティンカー・ハットフィールド氏によって生み出されました。
ハットフィールド氏は、世界で最も成功した靴デザイナーの1人として知られています。


ナイキといえば、靴(フットウェア)ですね。
エアマックス』や『コンバース』、『エアフォース1』、『コルテッツ』、『ブレザー』などのブランドを運営しています。
ナイキのスニーカーには、”エア”とよばれるクッショニングシステムがあり、機能とデザインを両立させています。
日本では『エアマックス』のスニーカーが異常な人気となり、”エアマックス狩り”という社会問題にまで発展しました。


2003年、ナイキはコンバースを買収しました。
現在でもナイキからは独立した形で会社運営をしています。
『チャックテイラー(オールスター)』や『ジャックパーセル』、『ワンスター』などの人気スニーカーを展開しています。
”シンプルなデザイン”且つ”細身のフォルム”に特徴があり、どんなコーディネートにもマッチします。


ナイキは靴の自動生産ラインの開発に力を入れています。
靴の生産は、製造工程がかなり複雑なので”自動化”ができませんでした。

ナイキは、米国フレックス社と提携して”靴の自動生産”の開発をすすめています。
もし自動生産に成功すれば、コストを大幅に削減することができますね。
創業者のフィル・ナイト氏も、インタビューで靴の自動生産についてコメントすることが増えています。


ナイキの最大のライバルは、アディダスです。
『スーパー・スター』や『リーボック』、『スタン・スミス』、『カントリー』などのブランドで知られています。
アディダスは、ナイキに抜かれるまでスポーツ用品でダントツの1位でした。
オリンピックやW杯でもユニフォームのブランドは、ナイキかアディダスが多いですね。
ナイキにとっての最大のライバルです。

ナイキは、30周年の広告キャンペーンに”コリン・キャパニック氏”を起用しました。
キャパニック氏は、NFLサンフランシスコの元クォーターバックです。
2016年のシーズンに、人種差別に抗議するため国歌斉唱時に起立を拒否する抗議をしたことで知られています。

2016年当時、警察官の黒人に対する暴力が問題となっていました。
キャパニック氏は、事件と警察の暴力に対して抗議の意思を示しました。
この抗議行動は一部の人から称賛されましたが、一部の人の激しい批判を招きました。
ちなみに、トランプ大統領はキャパニック氏のことを罵倒しています。

キャパニック氏はNFLサンフランシスコのスター選手でしたが、抗議行動の影響もありチームを去ることになりました。
そして、どのNFLチームとも契約してもらえませんでした。
そのため、キャパニック氏は抗議行動を理由に自分をリーグから排除したとして、NFLを訴えています。

ナイキは、30周年のキャンペーンにキャパニック氏を起用したことで、NFLとトランプ政権に反対の立場をとったことになります。
一般的に企業は、政治的な論争を招きそうな人物を広告塔にしません。
ただ、現時点ではメディアは好意的に取り上げているため、ナイキにとってマイナスに働く可能性も少なそうです。

直近の決算

2018年12月20日の引け後、ナイキは2019年第2四半期の決算を発表しました。

売上高 93億7,400万ドル(前年同期比9.6%増)
純利益 8億4,700万ドル(前年同期比10.4%増)
EPS 0.52ドル

市場予想は 売上高91億70百万ドル、EPS 0.46ドルだったので、予想を上回る内容でした。
売上が大きく伸びていますが、北米(9%増)や中国(26%増)での売上が好調でした。
ナイキ 決算

直近の株価(2018/12/14 更新)

直近6カ月間のナイキの株価チャートです。
ナイキ 株価チャート
(直近6カ月間のナイキの株価チャート)

直近6カ月間のパフォーマンスをS&P500と比較しました。
ナイキの株価:-4.1%
S&P500指数:-4.2%
ナイキ 株価比較チャート
(青色:ナイキの株価赤色:S&P500)

事業別の売上高

事業別の売上高はこちらです(2017年通期)。

フットウェア事業 210億81百万ドル
アパレル事業 96億54百万ドル
エクイップメント事業 14億25百万ドル
グローバルブランド事業 73百万ドル
コンバース事業 20億42百万ドル
本社 75百万ドル

ナイキ(Nike) 決算

フットウェア

フットウェア(Footwear)とは、つまり靴(シューズ)のことです。
ナイキのスニーカーはデザインだけでなく、機能性にもこだわっています。

アパレル

アパレル(Apparel)とは、スポーツウェアなどです。
例えば、ナイキの”テックフリース”は、スポーツウェアではなくライフスタイルウェアとして売り出しています。
スポーツウェアで培った技術をライフスタイルウェアで生かすという戦略をとっています。

エクイップメント

エクイップメント(Equipment)とは、スポーツ用機器です。
フットウェアとアパレル以外の数字が計上されています。

グローバルブランド

グローバルブランド(Global Brand Divisions)では、海外でのナイキブランドのライセンスなどが計上されています。

コンバース

ナイキは2003年、コンバース(Converse)を買収しました。
コンバースブランドの数字が計上されています。

地域別の売上高

地域別の売上高はこちらです(2017年通期)。
コンバースは、地域別の計上はされていません。

北アメリカ 152億16百万ドル
ヨーロッパ 62億11百万ドル
中央&東ヨーロッパ 14億87百万ドル
中国 42億37百万ドル
日本 10億14百万ドル
新興国マーケット 39億95百万ドル
その他 73百万ドル
コンバース事業 20億42百万ドル
本社事業 75百万ドル

ナイキ(Nike) 決算

スポーツ別の売上高

スポーツ別の売上高はこちらです(2017年通期)。
ランニングの割合が大きいのは、ランニングシューズの売上高が大きいからです。

ランニング 52億78百万ドル
バスケット 12億92百万ドル
ジョーダン・ブランド 30億99百万ドル
フットボール 19億87百万ドル
男性用トレーニング 26億17百万ドル
女性用トレーニング 12億65百万ドル
アクションスポーツ 5億96百万ドル
スポーツウェア 85億87百万ドル
ゴルフ 5億79百万ドル
その他 33億94百万ドル
※アクションスポーツには、子会社のアクセサリやアパレルの数字が入っています。

ナイキ(Nike) 決算

男女比の売上高

男女比の売上高はこちらです(2017年通期)。

男性用 160億41百万ドル
女性用 66億44百万ドル
若いアスリート用 48億38百万ドル
その他 11億71百万ドル

ナイキ(Nike) 決算

決算

ナイキ(Nike) 決算

今回のまとめ


今回の記事のポイントは、こちらです。

ナイキは世界最大のスポーツ用品メーカー
自社工場をもたないファブレス企業
靴の自動生産の開発に注力している
フットウェア(靴)がメイン商品

ナイキ(Nike)は、世界最大のスポーツ用品メーカーです。
エアマックスやコンバースなどの有力ブランドをおさえていることが最大の強みですね。
ナイキは靴の自動生産ラインの開発に力を入れています。
もし靴を自動で生産することができたら、一気に利益率が改善しそうですね。

関連資料

ナイキ:『公式HP』
ナイキ:『Annual Report』

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過去の決算

2019年第1四半期の決算(2018/09/26 更新)

ナイキは、引け後に第1四半期の決算を発表しました。

・売上高 99億48百万ドル(前年同期比9.7%増)
・利益 10億92百万ドル(前年同期比14.9%増)
・EPS 0.67ドル

市場予想は、売上高99億40百万ドル EPS 0.63ドルだったので、市場予想を上回る内容でした。
売上高もEPSも、ちょっとだけ市場予想を上回りました。
しかし、材料出尽くしのため、株価は時間外で3.3%程度下落して推移しています。
ナイキ 第1四半期の決算

2018年第4四半期の決算(2018/06/29 更新)

ナイキが、引け後に第4四半期の決算を発表しました。

売上高 97億89百万ドル(前年同期比12.8%増)
純利益 11億37百万ドル(前年同期比12.8%増)
EPS 0.69ドル

市場予想は売上高94億10百万ドル EPS 0.64ドルだったので、市場予想を上回る決算でした。
ナイキは4年間で合計150億ドルの自社株買いも発表しました。
第4四半期の決算を受けて、株価は時間外で9.4%程度上昇して推移しています。