米国株

【ナイキ(NKE)】の株価・決算情報・銘柄紹介

ナイキ(NKE)とは


ナイキ(NKE)は、売上高世界一のスポーツ用品メーカーです。
「ナイキ」ブランドやスニーカーで有名な「コンバース」ブランドを世界中で展開しています。
社名は、ギリシャ神話の勝利の女神「ニーケ(Nike)」に由来します。
ナイキは自社工場を持たないファブレス会社になり、製品の大半をアジアで製造しています。

ナイキの革新的なデザインは、ティンカー・ハットフィールド氏が生み出したものです。
ティンカー・ハットフィールド氏は、世界で最も成功した靴デザイナーの1人として有名です。
詳しくは、下の動画をみてください。

直近の決算内容(2018/06/29 更新)

ナイキ(Nike) 株価
(直近3カ月間の株価チャート)
※決算は引け後の発表だったので、株価は考慮されていません。

ナイキが、引け後に第4四半期の決算を発表しました。
売上高97億89百万ドル(前年同期比12.8%増)、純利益11億37百万ドル(前年同期比12.8%増)、EPS 0.69ドルでした。
市場予想は売上高94億10百万ドル EPS 0.64ドルだったので、市場予想を上回る決算でした。

特に北米事業が好調でした。
北米事業は横ばいだと予想していたので、予想を上回る内容でした。
ナイキ(Nike) 決算

中国事業は好調です。
売上高が25%増加しています。
ナイキ(Nike)

ナイキは4年間で合計150億ドルの自社株買いも発表しました。
第4四半期の決算を受けて、株価は時間外で9.4%程度上昇して推移しています。

直近の株価(2018/07/25 更新)

直近6カ月間のナイキ株の推移です。
ナイキ(Nike) 株価
(直近3カ月間のナイキの株価チャート)

直近6カ月間のパフォーマンスをダウ平均とS&P500を比較しました。
ナイキが+11.01%ダウ平均が−4.4%、S&P500が−0.7%となっています。
ナイキ(Nike) 株価
(直近6カ月間の株価チャート)
※青がナイキ株、赤がダウ平均、緑がS&P500

事業


事業別売上高をみると…
フットウェア事業(Footwear) 210億81百万ドル
アパレル事業(Apparel) 96億54百万ドル
エクイップメント事業(Equipment) 14億25百万ドル
グローバルブランド事業(Global Brand Divisions) 73百万ドル
コンバース事業(Converse) 20億42百万ドル
本社(Corporate) 75百万ドル
でした(2017年通期)。
フットウェア(靴)が売上の大半を占めていることがわかります。

ナイキ(Nike) 決算

フットウェア(Footwear)


フットウェアとは、つまりシューズ(靴)です。
ナイキのシューズには、「エアフォース1」、「コンバース」、「コルテッツ」、「ブレザー」、「エアマックス」などスニーカーの歴史を塗り替えてきた様々なブランドがあります。
日本ではエアマックスのスニーカーが異常な人気になってしまい、「エアマックス狩り」という社会問題にまで発展しましたね。
ナイキのスニーカーと言えば、「エア」とよばれるクッショニングシステムがあり、機能とデザインを両立させています。

アパレル(Apparel)


アパレルは、スポーツウェアなど服関係です。
上の動画はナイキの「テックフリース」の動画ですが、スポーツウェアではなくライフスタイルウェアとして売り出しています。
スポーツウェアで培った技術をライフスタイルウェアで生かすという戦略をとっています。

エクイップメント(Equipment)

スポーツ用機器です。
フットウェアとアパレル以外の売上がこちらのセクターに入っているようです。

グローバルブランド(Global Brand Divisions)

海外でのナイキブランドのライセンス収入等が入っています。

コンバース(Converse)


コンバースは、ナイキに2003年に買収されています。
ナイキからは独立した形でビジネスを展開しています。
「チャックテイラー(オールスター)」、「ジャックパーセル」、「ワンスター」など日本でも人気のスニーカーを展開しており、シンプルなデザインで細身のフォルムに特徴があり、どんなコーディネートにもマッチしますね。

地域別の売上高

地域別の売上高で分かれていたのは「ナイキブランド」だけです。
ナイキブランドの地域別の売上高は…
北アメリカ(North America) 152億16百万ドル
ヨーロッパ(Western Europe) 62億11百万ドル
中央&東ヨーロッパ(Central & Eastern Europe) 14億87百万ドル
中国(Greater China) 42億37百万ドル
日本(Japan) 10億14百万ドル
新興国マーケット(Emerging Markets) 39億95百万ドル
その他(Global Brand Divisions) 73百万ドル
コンバース事業(Converse) 20億42百万ドル
本社事業(Corporate) 75百万ドル
でした(2017年通期)。
地域別の売上高がこちらです。

ナイキ(Nike) 決算

スポーツ別売上高

スポーツ別の売上高をみると…
ランニング(Runnning) 52億78百万ドル
バスケット(Basketball) 12億92百万ドル
ジョーダン・ブランド(Jordan Brand) 30億99百万ドル
フットボール(Football) 19億87百万ドル
男性用トレーニング用品(Men’s Training 26億17百万ドル
女性用トレーニング用品(Women’s Training 12億65百万ドル
アクションスポーツ(Action Sports 5億96百万ドル
スポーツウェア(Sportswear) 85億87百万ドル
ゴルフ(Golf) 5億79百万ドル
その他(Others) 33億94百万ドル
でした(2017年通期)。
アクションスポーツには、子会社のアクセサリやアパレルなどの数字も入っているそうです。

ナイキ(Nike) 決算

顧客の男女比

男女比の売上高をみると…
男性用(Men’s) 160億41百万ドル
女性用(Women’s) 66億44百万ドル
若いアスリート用(Young Athletes’) 48億38百万ドル
その他(Others) 11億71百万ドル
でした(2017年通期)。
女性向けの商品開発が急務ですね。

ナイキ(Nike) 決算

これからのナイキ


現在、ナイキは靴の自動生産ラインの開発に力を入れています。

本来靴の生産は、製造工程がかなり複雑になるので自動化はできませんでした。
2015年に靴の自動化推進のためにウエラブル機器などを製造している米国フレックス社と提携するなど、本格的に生産工程の自動化をすすめています。
自動化をすることができれば、コストの大幅な削減が期待できますね。
どこまでナイキが生産工程を自動化できるかはわかりませんが、かなりの部分自動化がすすめばナイキだけではなく、アパレルなどの企業も自動化を推進してくる可能性があります。
創業者のフィル・ナイト氏も、インタビューで靴の生産自動化についてコメントすることが増えてきています。

ライバル

アディダス


ナイキの最大のライバルはアディダスですね。

ナイキに抜かれるまでは、スポーツ用品の会社でダントツ1位だったのがアディダスです。
アディダスの創業は1920年なので、ナイキよりもかなり前になります。「スーパー・スター」、「リーボック」、「スタン・スミス」、「カントリー」等のブランドで知られています。
オリンピックやW杯でもユニフォームは、大体ナイキかアディダスですし、あらゆるスポーツ関連ビジネスでしのぎを削ってきた2社ですね。
現在もナイキのもつ『フライニット技術』について、アディダスが特許の無効を求めて控訴しています。
フライニット素材は通気性に優れ、軽量で、継ぎ目がほとんどなく、足の形状にフィットする点が特徴です。
他にも様々なことで長年対立しており、ナイキにとっては最大のライバルと言ってもいいと思います。

アンダーアーマー


ここ数年で急成長しているのが「アンダーアーマー」です。
創業者のケビン・プランク氏は、スポーツをしている際にコットンシャツが汗で重くなり動きにくくなることから、コットンTシャツにかわる高機能なウェアを開発するために会社を設立しました。
着ていることを忘れさせるような軽量感と汗を素早く吸収・発散する機能性が人気となり、業績を大きく伸ばしています。

業績

売上も純利益も右肩上がりです。
トップアスリートとの専属契約をしておこなうマーケティングと、機能的な製品開発の両輪で業績を拡大してきました。
ファブレスメーカーなので、自社工場はもっていません。

ナイキ(Nike) 決算

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