米国株

マコーミック(MKC)の株価・見通し・決算情報

マコーミック(MKC)とは


マコーミック(MKC)は、スパイスなどの調味料で世界一の会社です。
日本では、エスビー食品やハウス食品のイメージが強いかもしれませんが、世界ではマコーミックの一強状態です。
もともと1889年にボルチモアで創業された会社で、歴史のある食品会社です。
PB食品の登場や健康志向の高まりなどで、食品業界を取り巻く環境が大きく変化しています。
マコーミック(Mccormick) 決算

直近の決算(2018/09/28 更新)

昨晩の寄付き前、マコーミックは第3四半期の決算を発表しました。
・売上高13億4,530万ドル(前年同期比13.5%増)
・純利益1億7,350万ドル(前年同期比60.4%増)
・EPS 1.28ドル
でした。
市場予想は…
・売上高13億60百万ドル
・EPS 1.27ドル
だったので、まちまちの内容でした。
第3四半期の決算を受けて、株価は1.23%下落しました。
マコーミック 2018年第3四半期の決算マコーミック 2018年第3四半期の決算

直近の株価(2018/10/07 更新)

直近6カ月間のマコーミック株の推移です。
6月末に株価が上昇しているのは、第2四半期の決算が良かったからです。
マコーミック 株価
(直近6カ月間のマコーミックの株価チャート)

直近6カ月間のパフォーマンスをダウ平均とS&P500を比較しました。
マコーミック株価:+28.77%、S&P500:+11.04%となっています。
マコーミック 株価の比較チャート
(直近6カ月間の株価チャート)
※青色:マコーミック株、赤色:S&P500

事業


マコーミックの事業は、「消費者事業(Consumer)」と「産業用事業(Industrial)」で構成されています。
どこ向けに販売するかによって、事業が分けられているようですね。

マコーミック(Mccormick) 決算

マコーミックの強み

マコーミックの強みは、この下のグラフがすべてです。
日本だとイメージしにくいですが、マコーミックは世界各地で高いシェアを有しています。
海外のスーパーマーケットで、マコーミックのスパイスを置いていない店はほぼない状態です。

他のスパイスメーカーが今さらマコーミックのシェアを脅かす状況にはならないと思います。
2016年のグラフですが、分かりやすいので載せました。
マコーミック(Mccormick) 決算

地域別の売上高

地域別の売上高はこちらです。
メインはアメリカですが、海外進出はうまくいっていると思います。
マコーミック(Mccormick) 決算

ライバル PB食品

マコーミックの最大のライバルは、PB(プライベートブランド)食品で間違いないでしょう。
PB食品は、食品会社ではなく小売企業(セブンイレブンやイオン)が企画・開発して独自のブランド名をつけて販売している食品のことです。
日本では、かなりの存在感がありますね。
イオンは「トップバリュ」、セブンイレブンは「セブンプレミアム」、生協は「CO・OP」、ファミリーマートは「ファミリーマート・コレクション」、西友は「グレートバリュー」など様々なPBブランドがあり、しっかりと市民権を得ていることがわかります。

PB食品の市場規模は農水省でデータを公表していました(少し古い)。
基本的に右肩上がりで伸びているので、今後も伸び続けると思います。
マコーミック(Mccormick)
(農水省の公式HPより引用)

日本でかなり浸透しているPB食品ですが、アメリカではそんなに普及していません。
マコーミックのシェアが高い欧州では、だんだんPB食品が浸透してきていますね。
マコーミック(Mccormick)
(みずほ銀行産業調査部「新興企業が活気をもたらす米国加工食品市場」より引用)

米国ではナショナルブランドが強いですが、基本的な流れとしてはPB食品が侵食していく可能性が高いと感じています。
正直、マコーミックが今の規模をそのまま維持することはできるかもしれませんが、長期的に業績を拡大できるかというと難しいかもしれませんね。

ライバル オーガニック食品

アメリカでは、オーガニック食品やナチュラル系ブランドが人気になっています。

Organic Trade Association社の調査では、年々オーガニック製品の売り上げが伸びているそうです。
マコーミック社も、米国の消費者の嗜好の変化に合わせるように、オーガニック系の健康志向の製品もちゃんと出しています。
ただ現状、マコーミックのイメージにはそういうイメージはないと思いますね。

マコーミックは、オーガニックに興味のある健康志向の高級志向の消費者と安い価格を求める消費者(PB商品でもいい)の2グループからそっぽ向かれる可能性もあります。
今後の成長に関しては、注意が必要ですね。
マコーミック(Mccormick)
(ジェトロ「日本食品消費動向調査」より引用)

過去の四半期決算

2018年第2四半期の決算(2018/06/29 更新)

マコーミック(Mccormick) 株価
(直近5日間の株価チャート)

昨晩の寄付き前、マコーミックは第2四半期の決算を発表しました。
売上高13億2,730万ドル(前年同期比19.1%増)、純利益1億2,330万ドル(前年同期比23.3%増)、EPS 1.02ドルでした。

決算は市場予想を大きく上回る内容でした。
第2四半期の決算を受けて、株価は上場来高値を更新しました。
株価は結局、+8.4%で引けました。

決算

業績をみると安定していますが、大きな成長を今後見込むのは難しそうですね。

マコーミック(Mccormick) 決算

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