eMAXIS Neo 宇宙開発!
「eMAXIS Neo 宇宙開発」は、『eMAXIS Neo』シリーズの宇宙関連に投資をしているインデックスファンドです。
『eMAXIS Neo』は、国内ではじめてAI(人口知能)が運用をすべておこなっているインデックスファンド・シリーズです。
そのため、「eMAXIS Neo 宇宙開発」はAI(人口知能)が銘柄などをすべて決めます。
eMAXIS Neo 宇宙開発の詳細はこちらです。
商品名 | eMAXIS Neo 宇宙開発 |
購入時手数料 | なし |
信託報酬 | 年率 0.7776% |
信託財産留保額 | なし |
換金代金 | 換金申込受付日から5営業日目 |
設定日 | 2018年8月6日 |
信託期間 | 無期限 |
決算日 | 毎年8月17日 |
eMAXIS Neo 宇宙開発の特徴
『eMAXIS Neo宇宙開発』は、Kensho社が開発した『Kensho Space Index』指数に連動する投資成果をめざして運用をしているインデックスファンドです。
そのため、銘柄選定や入れ替えなどをAIが自動でおこなうことになります。
組入銘柄の状況はこちらです。
ほとんどが米国株への投資となります。
過去のモデルポートフォリオのパフォーマンスはこちらです。
過去のモデルポートフォリオのパフォーマンスはこちらです。
『eMAXIS Neo』シリーズでは、宇宙開発が1番良いようです。
過去のモデルポートフォリオのパフォーマンスをみると、米国株全般よりもハイリスク・ハイリターンとなっています。
組入上位10銘柄
組み入れ上位10銘柄はこちらです。
『eMAXIS Neo 宇宙開発』に組み入れられている銘柄は、宇宙開発企業というよりも軍需企業ばかりですね。
宇宙開発と軍事開発が密接に絡んでいることがよくわかります。
ヘイコ(Heico)
HEICO社は、ジェットエンジンや航空機の部品、通信や防衛関連に利用されている電子部品などを提供している企業です。
航空機を製造するわけではなく、航空機やエレクトロニクスの部品やアフターサービスに力を入れています。
HEICO社の電子部品は厳しい温度や環境にも耐えることができるため、衛星やミサイル、航空宇宙などでも用いられます。
HEICOは地味ですが、航空宇宙や防衛、エレクトロニクスの質の高い製品で事業を展開している企業です。
テレダイン・テクノロジーズ(Telidyne Technologies)
テレダイン・テクノロジーズは海洋油田の計測器やイメージセンサー、航空機向けの電子部品、防衛・エネルギーのシステムなどを提供しています。
テレダイン社は計装事業(Instrumentation)やデジタルイメージング事業(Digital Imaging)、航空・防衛用電子装備(Aerospace and Defense Elictronics)、システムエンジニアリング(Engineerd Systems)の4つの事業で構成されています。
幅広く様々な事業を展開しています。
国際宇宙ステーションやスペースシャトル向けに様々な製品を提供しています。
エアロジェット・ロケットダイン(Aerojet Rocketdyne)
エアロジェット・ロケットダインは、航空宇宙のエンジンやミサイル防衛などを提供している企業です。
2013年にエアロジェット社とロケットダイン社が統合され誕生した会社です。
主要顧客は米軍やNASA、軍需企業で占められています。
CACIインターナショナル(CACI International)
CACIインターナショナルは、情報システムやサービスなどを提供しています。
一般的な企業と違うのは、主に防衛関係や諜報、テロ対策などの国家の安全保障に携わるソリューションとサービスを展開していることですね。
そのため、官公庁などが主な顧客となります。
エンジアリティ・ホールディングス(Engility Holdings)
エンジアリティ・ホールディングスは、米軍や軍需企業などに情報セキュリティなどのソフトウェアサービスなどを提供している企業です。
そのため、米軍や国防総省、情報機関、宇宙関連企業が主な顧客となります。
マーキュリーシステムズ(Mercury Systems)
マーキュリーシステムズは、防衛関連の事業を提供している企業です。
特に防衛エレクトロニクス関連の製品を提供しています。
軍用の高度なセキュリティシステムやマイクロ波やレーダーなどの次世代の戦争技術に強みをもっています。
ユナイテッド・テクノロジーズ(United Technologies)
ユナイテッド・テクノロジーズは、米国を代表する製造業のコングロマリット企業です。
エレベーターの『オーティス(Otis)』や空調の『UTC』、航空機エンジンの『プラット&ホイットニー』、宇宙・航空システムの『UTC宇宙・航空システム』の4つの事業で構成されています。
銘柄の詳細はこちらを確認してください。
投資パンダ:『ユナイテッドテクノロジーズ(UTX)の株価・決算情報・銘柄紹介』
ハリス・コーポレーション(Harris Corp)
ハリス・コーポレーションは、米軍の通信設備や衛星通信サービスなどを提供している企業です。
米軍の音声通信だけでなく、通信衛星や軍用ミサイルシステムなどの通信全般の業務に強みをもっています。
有人宇宙船『オリオン』の音声通信システムを提供する予定となっています。
ボーイング(Boeing)
ボーイングは、世界最大の民間航空機を提供している企業です。
『ボーイング787』や『ボーイング777』だけでなく、『F-15戦闘機』や『AH-64Dアパッチ・ロングボウ戦闘ヘリコプター』なども製造しています。
あまりイメージがありませんが、ボーイングはNASAと国際宇宙ステーションのサポート契約を結んでいます。
古くから宇宙関連の事業に本腰を入れて取り組んできた企業です。
投資パンダ:『ボーイング(BA)の株価・決算情報・銘柄紹介』
レイセオン(Raytheon)
レイセオンは、アメリカを代表する軍需企業です。
『トマホーク』や『パトリオット』を開発・製造しており、ミサイルでは世界トップの技術をもっています。
2017年4月、トランプ大統領がシリアに打ち込んだトマホークミサイルはレイセオン製です。
投資パンダ:『レイセオン(RTN)の株価・決算情報・銘柄紹介』
eMAXIS Neo 宇宙開発の注意事項
大半は軍事企業
『eMAXIS Neo 宇宙開発』に組み入れられる銘柄は、大半が宇宙開発というよりも軍需企業です。
2018年8月、トランプ大統領は宇宙軍の創設を発表しました。
陸・海・空・海兵隊・沿岸警備隊に次ぐ6つめの大きな軍事組織が誕生することになります。
今後数年は、軍需企業中心に宇宙開発はすすんでいくと思います。
取扱いは少ない
販売会社は、SBI証券とマネックス証券、楽天証券、カブドットコム証券、マネックス証券、丸三証券、水戸証券で取り扱っています。
三菱UFJ国際投信の商品ですが、三菱UFJモルガンスタンレー証券の取扱いはありません。
コストは一般的
eMAXIS Neoのコストは決して低くないです。
信託報酬は、純資産総額に対して年率0.7776%です。
eMAXIS Slim(イーマクシススリム)と比較すると、コストは高いです。
eMAXIS Slimの信託報酬はこちらです。
・『eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)』…年率0.17172%
・『eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)』…年率0.17172%
・『eMAXIS Slim 国内債券インデックス』…年率0.15012%
・『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』…年率0.11826%
・『eMAXIS Slim 先進国債券インデックス』…年率0.1836%
・『eMAXIS Slim 新興国株式インデックス』…年率0.2052%
・『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』…年率0.1728%
・『eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)』…年率0.15336%
・『eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)』…年率0.15336%
・『eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)』…年率0.1728%
ロボアドバイザーと比較すると、コストは低いです。
日本で展開しているロボアドバイザーのコストはこちらです。
・『Wealth Navi(ウェルスナビ)』…年率 1.0%
・『テオ(THEO)』…年率 1.0%
・『楽ラップ』…年率 0.99%(固定報酬型の場合)
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