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ボーイング(Boeing)の株価・見通し・決算情報

ボーイング(The Boeing Company)とは

ボーイング 株価 見通し
ボーイング(The Boeing Company)は、世界最大の民間航空機です。
航空機のイメージの強いボーイングですが、実は戦闘機も提供しています。
1997年にマクドネル・ダグラス社を買収したため、ボーイングは米国で唯一の大型航空機メーカーです。

以下のような米国を代表する数多くの航空機をもっています。

ボーイング787
…大型ジェット旅客機並みの航続距離を可能にする中型旅客機。
ボーイング777
…双通路型の設計となっている長距離用の大型機
ボーイング767
…中距離用の中型機
AH-64 アパッチ
…軍用の攻撃ヘリコプター
A160ハミングバード
…軍用ヘリコプター
F-15 イーグル戦闘機
…第4世代ジェット戦闘機
スキャンイーグル無人航空機
…無人航空機
E-767早期警戒管制機
…航空機を感知・分析する

ボーイング
航空業界は、長年にわたってボーイングとエアバスの2強体制です。
そのため、ボーイングの最大のライバルは、ヨーロッパのエアバス社です。
エアバスは「世界の航空機市場を米国に独占されたくない!」というEUの思惑があって、設立された経緯があります。
ボーイングは米国政府の後ろ盾があり、エアバスにはヨーロッパ政府の後ろ盾があります。


ボーイングは、一貫して中型機を増やす戦略をとっています。
エアバスは、一時期機体を大型化して1機あたりの銃客数を増やす戦略をとっていました。
しかし、エアバスが開発した『A380』のような大型機は採算がとれませんでした。
上の動画のA380は2階建ての超大型飛行機です。
現在では、エアバスも大型機ではなく中型機を増やす戦略にシフトしています。


ボーイングの主力航空機は、上の動画の「ボーイング787」です。
ボーイング787は中型機ですが、航続距離が14,200km~15,200kmもあります。
そのため、中型機でも採算の厳しい長距離路線を飛ばすことができるようになりました。
三菱重工のHPによると、ボーイング787の約35%は日本製の部品が搭載されています。


ボーイングは、宇宙開発も積極的に事業展開しています。
NASAと2020年までの国際宇宙ステーションのサポート契約を結ぶなどのしっかりとした実績があります。
上の動画は、NASAの「商用有人宇宙船開発計画」の一環で開発された『CST-100スターライナー』です。
NASAは月に近い軌道上に中継基地をつくり、将来は中継基地から火星に向けて宇宙船を発着させる長期の計画を掲げています。
ボーイングの活躍の場も広がりそうですね。


ボーイングは、無人機開発にも力を入れています。
上の動画の「スキャンイーグル無人航空機」は、2004年に米国海兵隊に、2005年に米国海軍で運用を開始しています。
低コストで滞空時間が長いため、情報収集や偵察任務に適しています。

直近の決算(2019/01/31 更新)

1月30日(水)の寄付き前、ボーイングが2018年第4四半期の決算を発表しました。

・売上高
…283億41百万ドル(前年同期比14.4%増)
・純利益
…34億24百万ドル(前年同期比3.1%増)
・EPS
…5.48ドル

市場予想は、売上高268億70百万ドル EPS 4.58ドルだったので、予想を上回る内容でした。
2018年10月にインドネシアで737MAX機が墜落事故を起こしましたが、特に受注に影響はないようですね。
決算を受けて、株価は+6.25%で引けました。
ボーイング Boeing 決算

直近の株価(2018/01/31 更新)

直近1年間の株価チャートはこちらです。
ボーイング Boeing 株価チャート
(青色:ボーイングの株価赤色:S&P500)

事業別の売上高

事業別の売上高はこちらです(2017年通期)。

民間航空機事業
…567億29百万ドル
防衛・宇宙・セキュリティ事業
…210億57百万ドル
グローバル・サービス事業
…146億39百万ドル
ボーイング・キャピタル事業
…3億7百万ドル
その他
…6億60百万ドル

ボーイング(Boeing) 決算

民間航空機事業

民間航空機事業(Commercial Airplanes)は、ボーイングとエアバスで世界市場を2分しています。
主要旅客機としては、”787″と”777″、”767″、”747″等があります。

防衛・宇宙・セキュリティ事業

防衛・宇宙・セキュリティ(Defense, Space & Security)部門は、無人機・セキュリティシステム・通信など様々な事業を展開しています。
戦闘機や輸送機、垂直離着陸機、ミサイル、無人機、衛星、宇宙探査機等の国の防衛に重要な役割を果たす製品を製造・販売しています。

地域別の売上高

地域別の売上高はこちらです(2017年通期)。

アジア 88億99百万ドル
欧州 114億57百万ドル
中国 119億11百万ドル
中東 122億87百万ドル
オセアニア 20億61百万ドル
カナダ 21億97百万ドル
アフリカ 7億55百万ドル
ラテンアメリカ、カリブ海 14億94百万ドル

ボーイング(Boeing) 決算

決算

ボーイング(Boeing) 決算

今回のまとめ


今回の記事のポイントは、こちらです。

ボーイングは、世界最大の民間航空機メーカー
世界にはボーイング社とエアバス社で、民間航空機市場を2分している
民間航空機だけでなく、戦闘機やヘリコプターをつくっている
ボーイング787のような中型の旅客機がメイン

ボーイング(BA)は、世界最大の民間航空機メーカーです。
”ボーイング787”や”ボーイング777”のような米国を代表する旅客機を提供しています。
地域別の売上高をみると、中国の比率が上昇しています。
そもそも大型航空機をつくることができるのは、エアバスとボーイングだけです。
ボーイング株を購入するときは、エアバスの状況もチェックしましょう。

関連資料

ボーイング:『公式HP』
ボーイング:『Annual Report』

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過去の決算

2018年第3四半期の決算(2018/10/25 更新)

寄付き前、ボーイングが第3四半期の決算を発表しました。

売上高 251億4,600万ドル(前年同期比3.8%増)
純利益 23億6,300万ドル(前年同期比30.6%増)
EPS 3.58ドル

市場予想は 売上高239億80百万ドル EPS 3.47ドルだったので、予想を上回る内容でした。
決算を受けて、株価は+1.31%で引けています。
S&P500指数が-3.09%と大きく下落している中、株価が上昇しています。
ボーイング 決算
好調な決算を発表し、会社側も強気の姿勢です。
通期売上高は過去最高の1,000億ドルに達するとの見通しを発表しています。
ボーイング 決算

2018年第2四半期の決算(2018/07/26 更新)

昨晩の寄り前、ボーイング(BA)が第2四半期の決算を発表しました。

売上高 242億58百万ドル(前年同期比5.2%増)
純利益 21億96百万ドル(前年同期比25.6%増)
EPS 3.33ドル

市場予想は、売上高240億40百万ドル EPS 3.26ドルだったので、市場予想を上回る内容でした。

通期の売上高見通しを引き上げましたが、利益見通しを据え置きました。
利益見通しを据え置いたことは、市場をガッカリさせました。
決算は良かったのに残念です。
ボーイングは、空中給油機『KC-46』のコストが利益を圧迫していると説明しています。
第2四半期の決算を受けて、株価は-0.66%で引けています。
ボーイング(Boeing) 決算
ボーイング(Boeing) 決算

2018年第1四半期の決算(2018/04/26 更新)

ボーイングは、寄り前に第1四半期の決算を発表しました。

売上高 233億8,200万ドル(前期比6.5%増)
純利益 24億7,700万ドル(前期比56.9%増)
EPS 3.64ドル

米中貿易摩擦の影響は、今のところ決算には関係ないようですね。
結局、ボーイングの株価は+4.19%で引けています。
ボーイング(Boeing) 決算
決算内容は市場予想を上回っており、かなり良いものでした。
下の図の通り、2018年のガイダンスを引き上げています。
ボーイング(Boeing) 決算