ボーイング(BA)の銘柄紹介

ボーイング(BA)ってどんな会社?

ボーイング(BA)は、民間航空機・防衛システム・衛星などの幅広い製品とサービスを事業展開している会社です。
「ボーイング787」「ボーイング777」などアメリカを代表する航空機を製造しており、世界150カ国に展開しています。
航空機のイメージの強い会社ですが、「F-15イーグル戦闘機」や「スキャンイーグル無人航空機」、「AH-64Dアパッチ・ロングボウ戦闘ヘリコプター」等の戦闘機も製造しているため、アメリカの国防にはなくてはならない会社です。

決算速報(2018/04/26 更新)

ボーイングは、寄り前に第1四半期の決算を発表しました。
決算内容は、売上高233億8,200万ドル(前期比6.5%増)、純利益24億7,700万ドル(前期比56.9%増)、EPS 3.64ドル(予想2.59ドル)でした。
米中貿易摩擦の影響は、今のところ決算には関係ないようですね。
結局、ボーイングの株価は+4.19%で引けています。
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決算内容は市場予想を上回っており、かなり良いものでした。
下の図の通り、2018年のガイダンスを引き上げています。
BA 02

事業

事業は「民間航空機事業」「防衛・宇宙・セキュリティ部門」等で構成されています。
民間航空機事業567億29百万ドル、防衛・宇宙・セキュリティ事業210億57百万ドル、グローバル・サービス事業146億39百万ドル、ボーイング・キャピタル事業3億7百万ドル、その他6億60百万ドルとなります。
6割近くを民間航空機事業が占めていることがわかります。
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民間航空機事業(Commercial Airplanes)

民間航空機事業は、ヨーロッパのエアバス社と世界市場を二分しています。
1997年にマクドネル・ダグラス社を買収しているため、現在アメリカで唯一つの大型旅客機メーカーです。
主要旅客機としては、「787」「777」「767」「747」等があります。

ボーイング787

上の動画の『ボーイング787』というボーイング社が開発した主力の中型機です。
航続距離は14,200km~15,200kmにも達するなど、中型機としては長い航続距離が可能なため、採算の厳しい長距離航空路線も開設が可能になりました。
機体の50%には炭素繊維複合材が使用されるなど、軽量化をすすめています。
日本の機体構造のシェアは過去最高の約35%といわれています(三菱重工HP)

防衛・宇宙・セキュリティ事業(Defense, Space & Security)

防衛・宇宙・セキュリティ(Defense, Space & Security)部門は、無人機・セキュリティシステム・通信など様々な事業を展開しています。
戦闘機や輸送機、垂直離着陸機、ミサイル、無人機、衛星、宇宙探査機等の国の防衛に重要な役割を果たす製品を製造・販売しています。
「F-15イーグル戦闘機」や「スキャンイーグル無人航空機」、「AH-64Dアパッチ・ロングボウ戦闘ヘリコプター」、「CH-47Fチヌーク」、「E-767 早期警戒管制機」等のアメリカを代表する戦闘機等を有しています。

スキャンイーグル無人航空機

今後戦争の主役は人間ではなく、無人機になると思います。
ボーイングの『スキャンイーグル無人航空機』は、2004年にアメリカ海兵隊が、2005年にアメリカ海軍で運用を開始しています。
低コストで滞空時間が長いため、情報収集や偵察任務に適しているため、今後ますます活躍の場が増えると思います。
上の動画のように、人が入ると危険な場所でも活用がすすんでいます。

CST-100スターライナー

ボーイングは、NASAと2020年までの国際宇宙ステーションのサポート契約を結ぶなど、宇宙開発にはかなり積極的です。
NASAは月に近い軌道上に中継基地をつくり、将来はそこから火星に向けて宇宙船を発着させる長期の計画を掲げています。
上の動画は、NASAの「商用有人宇宙船開発計画」の一環で開発された『CST-100スターライナー』です。
最大7名の乗客や貨物を運ぶことができます。

地域別売上高

地域別の売上高をみると、米国423億31百万ドル、アジア(中国以外)88億99百万ドル、ヨーロッパ114億57百万ドル、中国119億11百万ドル、中東122億87百万ドル、オセアニア20億61百万ドル、カナダ21億97百万ドル、アフリカ7億55百万ドル、ラテンアメリカ・カリビアン地域・その他14億94百万ドルとなります。
今後、ボーイングが民間航空機の受注で力を入れていくのは中国になります。

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VSエアバス

ボーイングの最大のライバルは、エアバス社になります。
世界中で大型旅客機を製造することができるのは、この2社だけになります。

ボーイングは、一貫して中型機を増やす戦略をとっています。
空港が整備されていくにつれ航空機の発着数を増やすことができるため、業績を伸ばしてきました。
エアバスは、機体を大型にして1機あたりの乗客数を増やす戦略をとってきました。
しかし、エアバスが開発した『A380』は、大きすぎてなかなか採算が合わないため現在では減産しており、中型機を増やす戦略に転換しています。
A380は2階建ての大型飛行機で、空港で停まっているとまわりの飛行機がすごく小さく見えます。

決算

ボーイングの業績は、順調に推移しています。
民間航空機の営業はボーイングだけでなくアメリカ政府とタッグを組んでおこなう必要があるため、政権との距離の近さも重要になります。
中国がボーイングの民間航空機を購入する契約になっているので、米中関係が悪くなればキャンセルされるリスクもあります。

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