米国株

【レイセオン(RTN)】の株価・決算情報・銘柄紹介

レイセオン(RTN)とは


レイセオン(RTN)は、アメリカを代表する軍需企業です。
トマホーク・パトリオットなどを活用したミサイル防衛システムに強みを持っています。
売上の9割が軍事関係なので、米国の防衛予算の状況によって会社の業績もかわります。

直近の決算(2018/07/27 更新)

昨晩の寄り前、レイセオンは第2四半期の決算を発表しました。
売上高66億25百万ドル(前年同期比5.5%増)、純利益8億ドル(前年同期比44.7%増)、EPS2.45ドルでした。
市場予想は、売上高65億20百万ドル EPS 2.35ドルだったので、市場予想を上回る内容でした。
しかし、第3四半期のキャッシュフローの見通しを引き下げたため、株価は2.60%下落しました。
レイセオン(Raytheon) 決算

直近の株価(2018/07/25 更新)

直近6カ月間のレイセオン株の推移です。
レイセオン(Raytheon) 株価
(直近3カ月間のレイセオンの株価チャート)

直近6カ月間のパフォーマンスをダウ平均とS&P500を比較しました。
レイセオンが-2.88%ダウ平均が−4.4%、S&P500が−0.7%となっています。
レイセオン(Raytheon) 株価
(直近6カ月間の株価チャート)
※青がレイセオン株、赤がダウ平均、緑がS&P500

事業


事業別の売上高をみると…
統合防衛システム部門(Integrated Defense Systems) 58億04百万ドル
諜報・情報・サービス部門(Intelligence, Information and Services) 61億77百万ドル
ミサイル部門(Missile Systems) 77億87百万ドル
航空・宇宙部門(Space and Airborne Systems) 64億30百万ドル
フォースポイント部門(Forcepoint) 6億8百万ドル
となっています(2017年通期)。

1

統合防衛システム部門(Integrated Defense Systems)


統合防衛システム部門は、レーダー・センサー・ミサイルなどを組み合わせた迎撃システム等を展開しています。
日本だけでなく、サウジアラビアなどの国にも迎撃システムを売り込んでいますね。

諜報・情報・サービス部門(Intelligence, Information and Services)

諜報・情報・サービス部門は、偵察・監視システム等を展開しています。
主要顧客には米軍・国土安全保障局・NASAなどになるので、ほぼ米国政府ですね。

ミサイル部門(Missile Systems)


ミサイル部門は航空機や戦艦や地上軍に対して、様々な種類のミサイルを納入しています。
主な顧客には、アメリカ海軍・陸軍・空軍・海兵隊、40を超えるアメリカの友好国に納入実績があります。

航空・宇宙部門(Space and Airborne Systems)


航空・宇宙部門は、航空機などに搭載される高度なセンサーや通信システムを製造しています。
主な顧客はアメリカ海軍・空軍・陸軍なので、要は米軍ですね。

地域別売上高

地域別売上高をみると…
米国(United States) 172億63百万ドル
アジア太平洋(Asia/Pacific) 27億21百万ドル
中東・北アフリカ(Middle East and North Africa) 40億63百万ドル
その他(All other) 13億1百万ドル
となっています(2017年通期)。

2

軍事業界

ストックホルム国際平和研究所によると、米国の軍事企業の売上は2172億ドル(2016年)となっているそうです。
2016年のトップはロッキード・マーチンで、2位がボーイング、3位がレイセオンとなっています。
軍事企業は長年寡占状態となっており、売上のほとんどが米国政府になるため、利幅がある程度と決められてしまうといったマイナス点があります。

ただ一度長期契約を獲得できれば、長年にわたって安定的な収益を見込むことができるなどの利点もあります。
レイセオンが得意とするのは、ミサイル防衛システムです。
ミサイル防衛システムで、ライバルになるのは「ロッキード・マーチン」「ボーイング」「ノースロップ・グラマン」くらいですね。

米国と日本の防衛戦略

日本もアメリカも防衛費を増額する方針は決まっています。

まず日本ですが、2018年度の防衛予算の要求額は5兆1911億円(+1.3%)と発表しています。
北朝鮮が核実験やミサイル発射をおこなったため、その対策として「イージス・アショア」などの費用が増えたとしています。
さらに2017年12月、小野寺防衛大臣は北朝鮮の弾道ミサイル発射基地を攻撃できる巡航ミサイルを購入すると表明しています。
おそらく今後も日本の防衛予算で増えるのは、北朝鮮に備えるミサイル関係になるため、レイセオンにとっては追い風です。

次に米国ですが、トランプ政権になり国防費は5740億ドル(+10%)と増額しています。
2017年12月に安全保障政策の指針となる「国家安全保障戦略」を発表しています。
その内容は米国への脅威に対抗するため、国防予算を拡大して「米軍の力を再建する」と明記しているものです。
まだまだ国防費の増加が予想されます。
レイセオンにとっては追い風ですね。

過去の決算

2018年第1四半期の決算(2018/04/26 更新)

レイセオンは2018年第1四半期の決算を発表しました。
売上高62億6,700万ドル(前年同期比4.5%増)、純利益6億3,300万ドル(前期比25.1%増)、EPS 2.20ドルでした。
売上高の市場予想は約62億ドル、EPSの市場予想は2.11ドルだったので、市場予想を上回る内容でした。
会社側の発表(下の図)をみると、2018年の見通しを引き上げているので、決算内容は良いですね。
レイセオン(Raytheon) 決算

決算

レイセオンの業績は順調に推移していますね。
アメリカの軍事企業なので、アメリカ政府の考え方も重要になります。
トランプ大統領は、軍事予算を増額させているので、レイセオンにとっては追い風です。

レイセオン(Raytheon) 決算

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