キャタピラー(CAT)の銘柄紹介

キャタピラーってどんな会社?

キャタピラーは、建設機械や鉱業機械の分野で世界最大の企業です。
油圧ショベル・ブルドーザー・トラック・ロード・ローラーなどの開発・製造を手がけています。
アメリカを代表する建機メーカーで、北米シェアは1925年(!)の創業からずっと第1位を維持しています。

直近の決算(2018/04/25 更新)

キャタピラーが、寄り前に第1四半期の決算を発表しました。
決算内容は、売上高128億5,900万ドル(前期比30.9%増)、営業利益21億800万ドル(前期比454.7%増)、純利益16億6,500万ドル(前期比767.2%増)、EPS 2.82ドル(予想2.11ドル)でした。
決算内容は良かったため最初は上昇しました。
しかし、決算発表後の会見でCFOが「この決算が今年最高の業績になる」とコメントしたため、株価が急落しました。
結局、株価は-6.20%で引けています。

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キャタピラーが急落、何があったの?

事業

事業は「建設事業(Construction Industries)」、「資源事業(Resource Industries)」、「エネルギー&輸送事業(Energy & Transportation)」、「金融商品事業(Financial Products Segment)」等で構成されています。
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建設事業(Construction Industries)

「建設事業(Construction Industries)」は、キャタピラーの主力事業になります。
ショベルやトラクターなどを製造している事業です。
売上高は156億12百万ドルになり、売上高の約40.5%を占めています(2016年通期)。
キャタピラーの主力事業ですが、調子があまり良くありませんね、売上も利益も右肩下がりで推移しています。
予想よりも中国市場の建機需要が弱かったためだと書いてあります。

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資源事業(Resource Industries)

「資源事業(Resource Industries)」は、ブルドーザーなどの鉱山の採掘機器などを製造している事業です。
売上高は57億26百万ドルになり、売上高の約14.8%を占めています(2016年通期)。
キャタピラーの決算が悪い原因は、この「資源事業(Resource Industries)」になります。
売上は右肩下がりで、大きく赤字が出ていますが、資源価格が下がったため需要が減少したとレポートには書いてあります。
この事業は商品価格次第で決算の数字が大幅にかわりますね。

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エネルギー&輸送事業(Energy & Transportation)

「エネルギー&輸送事業(Energy & Transportation)」は、エネルギー産業向けの発電機や鉄道事業向けのディーゼルエンジン等を製造している事業です。
売上高は144億11百万ドルになり、売上高の約37.5%を占めています。
こちらの事業の状況も状況は良くありません。
資源価格が低いので、設備投資の需要がかなり弱いためです。
すべての事業が資源価格や中国市場によって大きく左右されますね。

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金融商品事業(Financial Products Segment)

「金融商品事業(Financial Products Segment)」は、キャタピラー製品を購入したユーザー向けの保険等の販売をしている事業です。売上高は29億93百万ドルになり、売上高の約7.7%を占めています。

地域別売上高

アメリカ国外できちんと売上をあげている企業です。
全世界的にエネルギー価格が下がっているので、建機需要も減少しています。

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VS コマツ

正直コマツとキャタピラーで、製品についてそんなに差はないと思っています。
コマツは基本的に代理店に在庫を持たせずに自社で保有する体制をとっているので、コマツの方がディーラーを厳しく管理する傾向が強いですね。

そして、新しい技術の導入はいつもコマツの方が早いような感じがします。
2017年12月、コマツがNVIDIAと連携することを発表しました。
コマツがエヌビディアと連携してAI技術を導入する目的は、「建設現場全体を可視化するため」とコメントしています。

建設現場によっては操縦者の視界がかなり限られている場所もあります。
そういった操縦するのに危険な場所は、360度映像が確認できるカメラとAIによる認識技術でサポートするといった具合です。
そして、もう1つの理由がドローンです。
ドローンのカメラによって、上空から現場全体の監視や作業の進捗状況を確認でき、AIによって分析することが可能になります。
熟練した作業員を育成することは、非常にコストがかかるのでAIを活用することで、コマツはコストを削減するねらいがあると思います。

キャタピラーの歴史


キャタピラーの歴史は、1886年にカリフォルニア州ストックトンでBenjamin Holt氏がコンバインを製造したことから始まります。
その技術を活用して、ブルドーザーやトラクターが製造され、フーバー・ダムやゴールデン・ゲート・ブリッジの建設に貢献します。
第1次世界大戦や第2次世界単線もアメリカに資金援助をして軍隊用のブルドーザー等を製造しました。
進駐先で飛行場や土木工事などをして、アメリカの勝利に貢献しました。
1950年に英国に海外進出するなど、早くから海外進出をすすめ1970年にはアメリカ外での売上が米国内を上回るなど順調に事業拡大をすすめました。
現在では、アメリカの製造業を代表するブランドとして確固たる地位を築いています。

決算

資源価格の下落のせいで、業績は下がってきています。
ただ2017年に資源価格も回復してきているので、業績の回復を期待しても良いと思います。

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