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キャタピラー(CAT)の株価・見通し・決算情報

キャタピラー(CAT)とは


キャタピラー(Caterpillar)は、建設機械や鉱業機械の分野で世界最大の企業です。
油圧ショベル・ブルドーザー・トラック・ロード・ローラーなどの開発・製造を手がけています。
アメリカを代表する建機メーカーで、北米シェアは1925年(!)の創業からずっと第1位を維持しています。

直近の決算(2018/10/24 更新)

昨晩の寄付き前、キャタピラーが第3四半期の決算を発表しました。
・売上高135億1,000万ドル(前年同期比18.4%増)
・純利益17億2,700万ドル(前年同期比63.1%増)
・EPS 2.86ドル
市場予想は 売上高132億90百万ドル EPS 2.85ドルだったので、予想を上回る内容でした。
キャタピラー 決算
決算内容は予想を上回りましたが、鉄鋼などの追加関税による原材料のコスト高に懸念を表明したため、株価が大きく売られました。

直近の株価(2018/10/07 更新)

直近6カ月間のキャタピラー株の推移です。
キャタピラー 株価
(直近6カ月間のキャタピラーの株価チャート)

直近6カ月間のパフォーマンスをS&P500と比較しました。
キャタピラー株価:+7.1%、S&P500:+11.0%
株価の比較チャート
(直近6カ月間の株価チャート)
青色:キャタピラー株価、赤色:S&P500

事業


事業別の売上高をみると…
・建設事業(Construction Industries) 191億33百万ドル
・資源事業(Resource Industries) 75億4百万ドル
・エネルギー&輸送事業(Energy & Transportation) 159億64百万ドル
・その他事業(All Other Segments) 1億78百万ドル
・金融商品事業(Financial Products Segment) 27億86百万ドル
となっています(2017年通期)。
※調整額は考慮されていません。

キャタピラー 決算

建設事業(Construction Industries)

「建設事業(Construction Industries)」は、キャタピラーの主力事業になります。
ショベルやトラクターなどを製造している事業です。
キャタピラーの主力事業ですが、世界景気の動向によって大きく業績が振れます。

資源事業(Resource Industries)

「資源事業(Resource Industries)」は、ブルドーザーなどの鉱山の採掘機器などを製造している事業です。
資源価格によって、資源事業の業績が変わります。

エネルギー&輸送事業(Energy & Transportation)

「エネルギー&輸送事業(Energy & Transportation)」は、エネルギー産業向けの発電機や鉄道事業向けのディーゼルエンジン等を製造している事業です。

金融商品事業(Financial Products Segment)

「金融商品事業(Financial Products Segment)」は、キャタピラー製品を購入したユーザー向けの保険等の販売をしている事業です。

地域別売上高

地域別の売上高をみると…
・米国内 185億52百万ドル
・米国外 269億10百万ドル
キャタピラーは米国以外でもキチンと業績をあげています。

キャタピラー 決算

VS コマツ

正直コマツとキャタピラーで、製品についてそんなに差はないと思っています。
コマツは基本的に代理店に在庫を持たせずに自社で保有する体制をとっているので、コマツの方がディーラーを厳しく管理する傾向が強いですね。

そして、新しい技術の導入はいつもコマツの方が早いような感じがします。
2017年12月、コマツがNVIDIAと連携することを発表しました。
コマツがエヌビディアと連携してAI技術を導入する目的は、「建設現場全体を可視化するため」とコメントしています。

建設現場によっては操縦者の視界がかなり限られている場所もあります。
そういった操縦するのに危険な場所は、360度映像が確認できるカメラとAIによる認識技術でサポートするといった具合です。
そして、もう1つの理由がドローンです。
ドローンのカメラによって、上空から現場全体の監視や作業の進捗状況を確認でき、AIによって分析することが可能になります。
熟練した作業員を育成することは、非常にコストがかかるのでAIを活用することで、コマツはコストを削減するねらいがあると思います。

キャタピラーの歴史


キャタピラーの歴史は、1886年にカリフォルニア州ストックトンでBenjamin Holt氏がコンバインを製造したことから始まります。
その技術を活用して、ブルドーザーやトラクターが製造され、フーバー・ダムやゴールデン・ゲート・ブリッジの建設に貢献します。
第1次世界大戦や第2次世界単線もアメリカに資金援助をして軍隊用のブルドーザー等を製造しました。
進駐先で飛行場や土木工事などをして、アメリカの勝利に貢献しました。
1950年に英国に海外進出するなど、早くから海外進出をすすめ1970年にはアメリカ外での売上が米国内を上回るなど順調に事業拡大をすすめました。
現在では、アメリカの製造業を代表するブランドとして確固たる地位を築いています。

過去の決算

2018年第2四半期の決算(2018/07/31 更新)

昨晩の寄り前、キャタピラーは第2四半期の決算を発表しました。
売上高140億1,100万ドル(前年同期比23.7%増)、純利益17億700万ドル(前年同期2.1倍)、EPS 2.97ドルでした。
市場予想は、売上高138億80百万ドル EPS 2.73ドルだったので、市場予想の上回る内容でした。
キャタピラー(Caterpillar)

資源価格が上昇したので、建機需要が急速に増えているようです。
そのため、キャタピラーはガイダンス(見通し)を引き上げています。
不安要素になっている関税コストは、価格を値上げしたことで対応しているとコメントしています。
キャタピラー(Caterpillar)

好調な業績でしたが、株価は−1.97%下落しました。
この日はナスダックが大きく下げたので、売りに押されて下落しましたね。

2018年第1四半期の決算(2018/04/25 更新)

キャタピラー(Caterpillar) 株価
(直近5日間の株価チャート)

昨晩の寄り付き前、キャタピラーは第1四半期の決算を発表しました。
売上高128億59百万ドル(前年同期比30.9%増)、純利益16億65百万ドル(前年同期比767.2%増)、EPS 2.82ドルでした。
内容は非常に良かったです。
キャタピラー(Caterpillar) 決算

EPSの見通しを9.75ドル~10.75ドルに上方修正しています。
かなり強気の見通しを発表しています。
キャタピラー(Caterpillar) 決算

建設事業(Construction Industries)
キャタピラー(Caterpillar) 決算
次に資源事業(Resource Industries)
キャタピラー(Caterpillar) 決算
エネルギー&輸送事業(Energy & Transportation)
キャタピラー(Caterpillar) 決算

第1四半期の決算内容は上記の通り、非常に良いものでした。
しかし、決算発表の場で、CFOが「今期が利益のピーク」と言及したため、株価は急落しました。
決算内容は良いですが、CFOの失言のせいで悪い決算内容のようになってしまいました。

決算

決算は資源価格によって大きく動きます。

キャタピラー 決算

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