エヌビディア(NVDA)の銘柄紹介

エヌビディアってどんな会社?

エヌビディア(NVDA)は、コンピューターやゲームのグラフィックス処理や高速の演算処理をするGPUを開発・製造している会社です。
現在の主力事業はゲーム向けのGPUです。
エヌビディアのGPUの優れた高速演算処理能力が自動運転の開発を目指す自動車メーカーにとって必要不可欠な技術となっています。
ファブレス企業のため工場を持っておらず、台湾TSMCに製造を委託させることが多いです。

直近の決算(2018/05/11 更新)

エヌビディアが引け後に第1四半期の決算を発表しました。
決算内容をみると、売上高32億700万ドル(前期比65.6%増)、純利益(前期比2.5倍)、EPS2.05ドルでした。
市場予想は売上高29億ドル、EPS1.45ドルだったので、予想を上回る内容でした。
しかし決算発表の中で、仮想通貨のマイニング向けの売上高の予想が急減していました。
そのことが嫌気されて、株価はアフターマーケットで下落しています。
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事業

事業別の売上高をみると「ゲーミング事業(Gaming)」は55億13百万ドル、「プロフェッショナル・ビジュアライゼイション事業(Professional Visualization)」は9億34百万ドル、「データセンター事業(Datacenter)」は19億32百万ドル、「自動車事業(Automotive)」は5億58百万ドル、「OEM&IP事業」は7億77百万ドルとなっています。

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製品別売上高

製品別の売上高をみると、「GPU」は81億37百万ドル、「Tegra Processor」は15億34百万ドル、「その他製品」は43百万ドルとなっています。

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地域別売上高

現在では、ゲームに利用されるGPUが主力製品になっていますが、今後は自動運転向けGPUの販売が増えていく可能性が高いと思います。
そうなってくると、米国向けが増えてくる可能性が高いと思いますね。

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GPU

エヌビディアのゲーム用GPUがいかに革新的かはこちらの動画を確認していただければわかると思います。
GPUの登場前にコンピューターの演算処理をしていたのは、CPUでした。
フルハイビジョンの画面は200万超の点(画素)で構成されており、快適にゲームをするには画面を1秒間に60回は書き換えなければなりません。
しかしパソコンの頭脳であるCPU(中央演算処理装置)では、処理が追いつきませんでした。

GPUとCPUは同じような処理をしていますが、搭載されているコアの数が違います。
コアの数とは同時に処理できる数を表しています。
性能の良いPCのCPUでも6コア程度しか搭載できませんが、エヌビディアのGPUには2,000コア以上が搭載されているといわれています。
そのため3Dグラフィックスのように、立体的に位置情報を計算して高画質の映像を滑らかに動かすことは圧倒的にGPUのほうが向いています。
とにかくGPUはパワフルです(笑)

AI研究

ゲームに使われてきたエヌビディアのGPUは、自動運転技術の開発に不可欠なデバイスになっています。
そもそも世界中のAI研究者がエヌビディアのGPUに注目したのは2013年といわれています。

GoogleがCPUベースのサーバーを約1000台、CPUコアを約16000個使用してネットワークを構築し、You Tubeの動画の中からネコの画像を認識させることに成功させましたが、それと同じ実験をスタンフォード大学のアンドリュー氏が、わずか3台のエヌビディア製のGPUで再現しました。

大量のコンピューターをつなげなくてもAIを作ることができることに気づいた世界中の研究者が、エヌビディアのGPUに飛びついて、AI研究が一気に加速しました。
このエピソードは公式サイトにも載っています。

AIはさまざまな製品やサービスに活用されています。
エヌビディアのAIパトカーではフロントカメラに写る映像から車種やナンバープレートや特徴を記録し続けることができます。
このシステムを活用して人物から車種や銃などまであらゆるものを識別できるようになり、警察官の仕事のサポートが期待できますね。

自動運転

現在、エヌビディアのGPUが必要不可欠なのは、『自動運転』の研究開発です

ドライバーを必要としない完全自動運転の時代は、早ければ2020年には幕をあけます。
日本政府では、自動運転車の公道利用を2020年までに解禁することを目標に掲げて、具体的な工程表の検討を始めています。

完全自動運転を実現させるためには、車載コンピューターが車両を制御する必要があります。
車両を制御するためには、人や障害物を認識したりしないといけないため、膨大なデータを車載コンピューターが処理する必要があります。
そのため車載コンピューターの中枢には、高い処理能力をそなえた半導体がどうしても必要になります。

エヌビディアは完全自動運転車を作るための開発基盤(プラットフォーム)を2018年後半から供給すると発表しました。
供給を始めるのはGPUを搭載したコンピューターで、車載カメラやセンサーなどから集めたデータを処理するものです。
1秒間に320兆の信号処理が可能になっており、車がいる位置や人などの障害物をより正確に把握できると予想されます。

自動車各社は完全自動運転技術の研究開発に力を入れており、現時点で大容量のデータを高速処理できる技術を持っているエヌビディアとの提携は必要不可欠です。
エヌビディアは価格や出荷数量を明らかにしていないので、どれくらい経営にプラスの影響が出てくるかわかりませんが、自動運転のデファクトスタンダードを握りつつある状況ですね

決算

決算は、順調に拡大してきています。
今後さらに自動運転の開発が本格化してくるので、エヌビディアの業績が拡大してくることが期待できますね。

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