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エヌビディア(NVDA)の株価・見通し・決算情報

エヌビディア(NVIDIA)とは


エヌビディア(NVIDIA)は、高速で画像処理や演算処理をおこなうGPUという半導体を提供している企業です。
エヌビディアの事業は、ゲームやビジュアライズ、データセンター、自動運転などを展開しています。
現在、エヌビディアの売上の半分を占めているのはゲーム事業です。
エヌビディア 事業

提供している製品は以下の通りです。
・「GeForce」…PC向けのグラフィックプロセッサ
・「Quadro」…業務向けソフトウェアの高速処理をおこないます
・「Tesla」…データセンター向けのプラットフォーム
・「Tegra」…モバイル向けのプラットフォーム

エヌビディアは、コンピュータの画像処理や演算処理の高速化に必要なGPU関連の製品を数多く提供しています。
エヌビディア

コンピュータの演算処理をおこなうプロセッサには、CPUとGPUの2種類があります。
CPUもGPUもパソコンを機能させるために必要な計算処理をおこなうという点では同じです。
CPUはコンピューター全体の計算処理ができるのに対して、GPUは3Dグラフィックスなどの計算処理しかできません。
しかし、GPUはCPUの10倍~100倍以上の計算速度の能力があります。
実は最新のゲームはインテルのCPUの性能で捌くことができないため、エヌビディアかAMDのGPUを使うしかありません。
下の図の通り、さらにGPUの性能は伸びています。
パソコンを機能させるために、CPUもGPUも必要ですが、今後GPUの活躍の幅の方が広がっていくことが予想されます。
GPUパフォーマンス


現在、GPUはゲーム業界にはなくてはならない技術となっています。
インテルのCPUでは、最新のゲームはなめらかに動作しません。
任天堂の新型ゲーム機「Nintendo Switch」にもGPUは搭載されています。
上の動画を見ても分かる通り、最近のゲームは3Dというより実写ですね。
エヌビディア

エヌビディアのGPUは高速で演算処理できるので、自動運転やAI、ディープラーニングにも活用されています。
自動運転では、ベンツやBMW、テスラ、トヨタ、ホンダ、アウディ、ダイムラーなどと提携しています。
エヌビディア

エヌビディアは急成長している企業ですが、下の図の通り高い利益率を計上しています。
営業利益率は33%となっており、高い利益率を計上しながら成長しています。
エヌビディア

エヌビディアのライバルはAMDです。
AMDもGPUを手がけていますが、エヌビディアが大きくリードしています。
特にディープラーニングやAI、自動運転では、エヌビディアの存在感が圧倒的となっています。

AMD
アドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)の株価・見通し・決算情報アドバンスト・マイクロ・デバイシズ(Advanced Micro Devices)は、CPUやGPUなどを提供している半導体メーカーです。アドバンストマイクロデバイシズ(AMD)は、仮想通貨のマイニングなどに利用されるハイエンドのCPUやGPUも提供しています。...

直近の決算(2018/05/11 更新)

エヌビディアが引け後に第1四半期の決算を発表しました。
決算内容をみると、売上高32億700万ドル(前期比65.6%増)、純利益(前期比2.5倍)、EPS2.05ドルでした。
市場予想は売上高29億ドル、EPS1.45ドルだったので、予想を上回る内容でした。
しかし決算発表の中で、仮想通貨のマイニング向けの売上高の予想が急減していました。
そのことが嫌気されて、株価はアフターマーケットで下落しています。
エヌビディア(NVIDIA)

直近の株価(2018/10/07 更新)

直近6カ月間のエヌビディア株の推移です。
エヌビディア 株価チャート
(直近6カ月間のエヌビディアの株価チャート)

直近6カ月間のパフォーマンスをS&P500と比較しました。
エヌビディア株価:+25.28%、S&P500:+11.04%
株価の比較チャート
(直近6カ月間の株価チャート)
※青色:エヌビディア株価、赤色:S&P500

事業

事業別の売上高をみると…
・ゲーミング事業(Gaming) 55億13百万ドル
・プロフェッショナル・ビジュアライゼイション事業(Professional Visualization) 9億34百万ドル
・データセンター事業(Datacenter) 19億32百万ドル
・自動車事業(Automotive) 5億58百万ドル
・OEM&IP事業 7億77百万ドル
…となっています(2018年1月期)。

エヌビディア(NVIDIA) 決算

製品別売上高

製品別の売上高をみると…
・GPU 81億37百万ドル
・Tegra Processor 15億34百万ドル
・その他製品 43百万ドル
となっています。

エヌビディア(NVIDIA) 決算

地域別売上高

地域別の売上高をみると…
・台湾(Taiwan) 29億91百万ドル
・その他アジア太平洋地域(Other Asia Pacific) 20億66百万ドル
・中国(China) 18億96百万ドル
・米国(United States) 12億74百万ドル
・欧州(Europe) 7億68百万ドル
・その他アメリカ地域(Other Americas) 7億19百万ドル

エヌビディア(NVIDIA) 決算

GPU


エヌビディアのGPUは、とにかくパワフルです。
GPUの登場前にグラフィックスの演算処理をしていたのは、CPUです。
CPUは複雑な計算ができますが、単純計算はGPUの方が100倍近く早いです。
最新のゲームをパソコンでプレイしようと思うと、GPUが搭載されたパソコンでするのは当たり前になっています。
「Nintendo Switch」にもGPUが搭載されていますね。

AI研究


ゲームに使われてきたエヌビディアのGPUは、自動運転技術の開発に不可欠なデバイスになっています。
そもそも世界中のAI研究者がエヌビディアのGPUに注目したのは2013年といわれています。

GoogleがCPUベースのサーバーを約1000台、CPUコアを約16000個使用してネットワークを構築し、You Tubeの動画の中からネコの画像を認識させることに成功させましたが、それと同じ実験をスタンフォード大学のアンドリュー氏が、わずか3台のエヌビディア製のGPUで再現しました。

大量のコンピューターをつなげなくてもAIを作ることができることに気づいた世界中の研究者が、エヌビディアのGPUに飛びついて、AI研究が一気に加速しました。
このエピソードは公式サイトにも載っています。


AIはさまざまな製品やサービスに活用されています。
エヌビディアのAIパトカーではフロントカメラに写る映像から車種やナンバープレートや特徴を記録し続けることができます。
このシステムを活用して人物から車種や銃などまであらゆるものを識別できるようになり、警察官の仕事のサポートが期待できますね。

自動運転

現在、エヌビディアのGPUが必要不可欠なのは、『自動運転』の研究開発です。


ドライバーを必要としない完全自動運転の時代は、早ければ2020年には幕をあけます。
日本政府では、自動運転車の公道利用を2020年までに解禁することを目標に掲げて、具体的な工程表の検討を始めています。

完全自動運転を実現させるためには、車載コンピューターが車両を制御する必要があります。
車両を制御するためには、人や障害物を認識したりしないといけないため、膨大なデータを車載コンピューターが処理する必要があります。
そのため車載コンピューターの中枢には、高い処理能力をそなえた半導体がどうしても必要になります。


エヌビディアは完全自動運転車を作るための開発基盤(プラットフォーム)を2018年後半から供給すると発表しました。
供給を始めるのはGPUを搭載したコンピューターで、車載カメラやセンサーなどから集めたデータを処理するものです。
1秒間に320兆の信号処理が可能になっており、車がいる位置や人などの障害物をより正確に把握できると予想されます。

自動車各社は完全自動運転技術の研究開発に力を入れており、現時点で大容量のデータを高速処理できる技術を持っているエヌビディアとの提携は必要不可欠です。
エヌビディアは価格や出荷数量を明らかにしていないので、どれくらい経営にプラスの影響が出てくるかわかりませんが、自動運転のデファクトスタンダードを握りつつある状況ですね。

過去の出来事

エヌビディア、急落!それでも気にしない(2018/03/28 更新)

エヌビディア(NVIDIA) 株価
(直近5日間の株価チャート)
エヌビディア株:赤S&P500:青

昨晩、エヌビディアの株価が-7.76%となり、急落しました。
エヌビディアの株価が急落した理由は、自動運転の路上実験を一時中止すると発表したからです。
3月18日に起きたウーバーの自動運転車による死亡事故を受けての措置といわれています。
今回の株価下落は、エヌビディアが自動運転の路上実験を取りやめたことをネガティブに評価していますが、そんなに気にする必要はないと思います。

決算(通期)

決算は、順調に拡大してきています。
今後さらに自動運転の開発が本格化してくるので、エヌビディアの業績が拡大してくることが期待できますね。

エヌビディア(NVIDIA) 決算

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