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ブラックロック(BLK)の株価・見通し・決算情報

ブラックロック(BLK)とは


ブラックロック(BLK)は、資産運用やアドバイザリー業務を提供している世界最大の会社です。
運用資産残高はグループ全体で総額6.2兆ドルになります。
世界で運用されている資産の総額は70兆~80兆ドルともいわれているので、世界の資産の7%程度を運用していることになります。

運用業界は、「ブラックロック」や「バンガード」、「ステート・ストリート」の3社だけの寡占状態なので利益率が高いですね。
これからの運用業界のプラットフォーマーになっていくと考えています。

直近の決算(2018/10/17 更新)

ブラックロックは第3四半期の決算を発表しました。
・売上高35億76百万ドル(前年同期比1.9%増)
・純利益12億16百万ドル(前年同期比28.8%増)
・EPS 7.52ドル
…でした。
市場予想は 売上高36億50百万ドル EPS 6.84ドルだったので、まちまちでした。
Iシェアーズには337億ドルの資金流入がありました。
一部の機関投資家の資金が流出したことが嫌気されています。
決算を受けて、株価は-4.44%で引けました。
ブラックロック 決算

直近の株価(2018/10/07 更新)

直近6カ月間のブラックロック株の推移です。
ブラックロック 株価チャート
(直近6カ月間のブラックロックの株価チャート)

直近6カ月間のパフォーマンスをS&P500と比較しました。
ブラックロック株価:-9.56%、S&P500:+11.04%
株価の比較チャート
(直近6カ月間の株価チャート)
※青色:ブラックロック株、赤色:S&P500

事業

事業別の売上高は…
・トータルベース・フィー(Total base fees) 108億93百万ドル
・トータルパフォーマンス・フィー(Total performance fees) 5億94百万ドル
・テクノロジーとリスクマネジメント(Technology and risk management revenue) 6億77百万ドル
・ディストリビューション・フィー(Distribution fees) 24百万ドル
・アドバイザリーとその他(Advisory and other revenue) 3億3百万ドル
となっています(2017年通期)。
ほとんどは運用する資産に対する手数料で稼いでいます。

ブラックロック(BlackRock) 決算

ブラックロックが運用している金額は?

ブラックロックが運用している資産が全部で6兆2,881億95百万ドルになります。
運用資産の大きさは、運用会社の力をはかるパロメーターにもなります。
内訳はこちらです。
運用資産をみると…
・株(Equity) 3兆3,716億41百万ドル
・債券(Fixed income) 1兆8,554億65百万ドル
・マルチアセット(Multi-asset) 4,802億78百万ドル
・オルタナティブ(Alternatives) 1,293億47百万ドル
・キャッシュ等(Cash management・Advisory) 4,514億64百万ドル
となっています(2017年通期)。

ブラックロック(BlackRock) 決算

2017年12月に、ブラックロックとバンガードの運用資産の総額が10年以内に20兆ドルに達する見通しだとブルームバーグ・ニュースが発表しました。
過去5年の資産の年間平均増加率に基づいて予測値を出しているので、この通りいかないかもしれませんが可能性はかなりあると思います。
現在の世界で運用されている資産総額が70兆~80兆ドルといわれているので、20兆ドルは相当大きな金額です。
ブラックロック(BlackRock)

上の図はブルーバーグ・ニュースに載っていたグラフです。
ニュースソースはこちらです。

「Aladdin アラディン」


ブラックロックは、「Aladdin アラディン」というシステムを他社に販売することで、今までの「運用会社」から「運用業界のプラットフォーマー」になろうとしています。

「Aladdin アラディン」は金融機関や機関投資家に対して、資産運用についての最新ニュースやポートフォリオ分析、注文やコンプライアンス・チェックなどの最新の情報を提供を提供しているサービスです。
大手ならともかく中小の金融機関や機関投資家にとっては、複雑な金融ルールの情報を常に最新のものにするのには結構お金がかかって大変です。
ブラックロックの最新プラットフォームを使うことができるのなら、利用する会社は多いと思います。
現時点で、約2万以上の機関投資家や金融機関が「Aladdin アラディン」を利用しています。
ドイチェやシュローダーなどのライバルも「Aladdin アラディン」を導入して資産運用業務をおこなっているそうです。
フィンクCEOは「2020年には売上高の30%をテクノロジーが生み出す」とコメントしているので、「Aladdin アラディン」を世界中の金融機関に販売していくと思います。

歴史

ブラックロック(BlackRock)
ブラックロックは投資ファンドのブラックストーンの債券部門でしたが、1995年に分離・独立しました。
2005年にメットライフからステートストリート・リサーチ・マネジメントを買収して、2006年にメリルリンチ・インベスト・マネジャーズを買収して、2009年にバークレイズの資産運用部門のバークレイズ・グローバル・インベスターズを買収しました。
もともと債券運用会社でしたが、買収を繰り返しながら世界最大の資産運用会社になりました。

「iShares」~ETF~


現在、パッシブ系インデックスファンドやETFは大きく伸びています。
世界最大のシェアを持っているのが、ブラックロックの「iShares」シリーズです。
「iShares」は、投資対象が株式・債券・不動産・コモディティなど広範囲にわたり、公式HPでは118商品確認できました(2017年12月)。
地域別やセクター別でも検索することができ、世界各国のインデックスをほぼすべて網羅しています。
日本株でチェックしてみても、「iシェアーズ JPX日経400ETF(1364)」「iシェアーズ MSCI ジャパン ETF(EWJ)」「iシェアーズ 日経225ETF(1329)」「iシェアーズ 米ドルヘッジ MSCI ジャパン ETF(HEWJ)」等9種類あります。
それでいて「iシェアーズ TOPIX ETF」の経費率がたった0.06%など、かなり費用(手数料)は低いです。

過去の決算

2018年第2四半期の決算(2018/07/17 更新)

昨晩、ブラックロックは、第2四半期の決算を発表しました。
売上高36億500万ドル(前期比11.4%増)、純利益10億7,300万ドル(前期比25.6%増)、EPS6.66ドルでした。
市場予想は、売上高35億90百万ドル EPS 6.55ドルだったので、市場予想を上回る内容の決算でした。
今回のブラックロックの決算では、「ビットコインのETFについて言及があるかもしれない」と言われていましたが、特に発表はないようですね。
ブラックロック(BlackRock) 決算

2018年第1四半期の決算(2018/04/13 更新)

ブラックロック(BlackRock) 株価
(直近3カ月間のブラックロック株価チャート)

昨晩の寄付き前、ブラックロックが第1四半期の決算を発表しました。
売上高35億8,300万ドル(前年同期比15.9%増)、純利益10億8,900万ドル(前年同期比26.8%増)、1株あたり利益6.70ドル(予想 6.42ドル)でした。
この決算を受けて、株価は+1.47%で引けています。

今回の決算内容をみると、運用資産額が+17%増でした。
運用資産は、6兆3,169億ドルにもなっています。
下の図のAUMが資産運用残高です。
ブラックロック(BlackRock) 決算

運用業界、ブラックロックとバンガード、ステート・ストリートの3社の寡占市場となっています。
今後も高い利益率を維持していきそうですね。

決算(通期)

資産運用業界は、寡占状態なので非常に利益率が高いです。
運用業界でトップシェアをもつブラックロックには、多くのお金が集まるので業界の中でも有利なポジションにいます。
「ブラックロック」や「バンガード」や「ステート・ストリート」の3社だけの状態でしばらく続くと思うので、利益率はしばらく維持することができると思います。

ブラックロック(BlackRock) 決算

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