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【ゴールドマンサックス(GS)】の株価・決算情報・銘柄紹介

ゴールドマンサックス(GS)とは


ゴールドマン・サックスは、投資銀行業務・証券業務・投資運用業務を中心に、政府機関や企業や金融機関に金融サービスを提供している会社です。
140年以上の歴史をもつ名門投資銀行で、世界30カ国以上でサービスを展開しています。

直近の決算(2018/07/18 更新)

昨晩、ゴールドマンサックスが第2四半期の決算を発表しました。
売上高94億200万ドル(前期比19.2%増)、純利益25億6,500万ドル(前期比40.1%増)、EPS5.98ドルでした。
市場予想では、売上高87億40百万ドル EPS 4.66ドルだったので、市場予想を上回る内容でした。
ロイド・ブランクファインCEOの後任に、デービッド・ソロモンCOOを充てる人事を発表しました。
ゴールドマン・サックスのトップ交代は12年ぶりです。
10月1日付の異動となるようです。
ゴールドマンサックス(Goldman Sacks)

直近の株価(2018/07/24 更新)

直近6カ月間のゴールドマンサックス株の推移です。
ゴールドマンサックス(Goldman Sacks) 株価
(直近6カ月間のゴールドマンサックスの株価チャート)

直近6カ月間のパフォーマンスをダウ平均とS&P500を比較しました。
ゴールドマンサックスが−12.0%ダウ平均が−4.55%、S&P500が−1.26%となっています。
ゴールドマンサックス(Goldman Sacks) 株価
(直近6カ月間の株価チャート)
※青がゴールドマンサックス株、赤がダウ平均、緑がS&P500

事業


事業別売上高をみると…
・投資銀行業務(Investment Banking) 73億71百万ドル
・機関投資家サービス(Institutional Client Services) 119億2百万ドル
・投資・貸出サービス(Investing & Lending) 65億81百万ドル
・資産運用業務(Investment Management) 62億19百万ドル
となっています。

ゴールドマンサックス(Goldman Sacks)

投資銀行業務(Investment Banking)

「投資銀行業務(Investment Banking)」は、ゴールドマン・サックスの顔といってもいい業務ですね。
M&Aアドバイザリー引き受け業務などの数字が、こちらに入ってきます。
世界中の金融機関や政府などに、M&Aや買収防衛やスピンオフなどの様々な投資銀行サービスを提供しています。

機関投資家サービス(Institutional Client Services)

「機関投資家サービス(Institutional Client Services)」は、金融機関や投資ファンドや政府機関などの機関投資家の顧客に対して資金調達や貸借業務等の手続き等を提供しています。

投資・貸出サービス(Investing & Lending)

「投資・貸出サービス(Investing & Lending)」は資金ニーズのある企業への投資やローン等の貸出業務をおこなっています。

資産運用業務(Investment Management)

「資産運用業務(Investment Management)」は機関投資家や富裕層の顧客に対して、あらゆる投資商品を提供しています。

地域別売上高

地域別売上高をみると…
・アメリカ地域(Americas)194億5百万ドル
・ヨーロッパ、中東、アフリカ(EMEA)78億52百万ドル
・アジア(Asia)48億16百万ドル
となっています。

ゴールドマンサックス(Goldman Sacks)

ゴールドマンサックスの歴史

ゴールドマンサックスは、投資銀行業務や機関投資家向けにサービスを展開している140年以上の歴史をもつ名門投資銀行です。
1869年にドイツ出身のユダヤ系のマーカス・ゴールドマンによってニューヨークで設立された会社です。
手形仲介業を手掛ける小さな会社でしたが、事業を拡大しつつ政財界の後押しを受けながら成長してきました。
金融危機の原因をつくった会社の1つにも関わらず得ている報酬が巨額だとして2008年は激しいバッシングにあいました。
ホワイトハウスとの太いパイプもゴールドマンの特徴で、現在アメリカの財務長官のスティーブン・ムニューチン氏もゴールドマン出身です。

仮想通貨に対してのスタンス

ゴールドマン・サックスは、仮想通貨の関連業務への参入を検討しています。
2017年10月、ロイド・ブランクファインCEOは「紙幣が金に取って代わった時も人々は懐疑的だったことも気に留めておくべき」と仮想通貨に対して好意的なツイートをしています。
そして2017年11月、「1日に20%上下する動きは通貨という感覚ではなく、価値の貯蔵手段のようには感じられないが、価格が安定して流動性が備わればビットコインに乗り出すかもしれない」とインタビューでコメントしています。
実際にゴールドマンが仮想通貨の業務をするかどうかはわかりませんが、JPモルガンのダイモンCEOが「ビットコインは詐欺」とコメントしていたことと比べると、大違いですね。

ゴールドマンの戦略

世間が思うゴールドマンサックスの伝統的な戦略といえば、市場から大量に資金を調達しレバレッジを効かせて収益を上げることが「ゴールドマン」らしい戦略でした。
しかしリーマンショック以後の金融規制の影響もあり、従来の戦略からかなり変化していると思います。
ポイントは「自動化」「個人向け金融事業」だと思います。

自動化

2017年1月、現在CFOのマーティン・チャベス氏は「2000年に600人いた当社の株式トレーダーは、今やほとんどいない。代わりは自動株式売買プログラム(2017 CSE Symposium)」とコメントしました。
今まで高給を得ていたウォール街のトレーダーをどんどんクビにして、かわりに自動化プログラムに置き換えつつあります。
チャベス氏は「4人のトレーダーを1人のエンジニアに置き換えることができる」とコメントしており、ますます自動化プログラムの推進に力を入れていくと思います。
現在でもゴールドマンの利益率は高いですが、今後ますます利益率の改善がすすみそうですね。

個人向け金融事業

2016年10月、ゴールドマンサックスはオンライン融資プラットフォーム「マーカス」のサービスを開始しました。
「マーカス」は消費者向け融資サービスで、信用格付けの高いプライム層をターゲットに最大3万ドルまで無担保で融資することができます。
金利は5.99~22.99%として、柔軟に返済日も変更することができるようです。
2018年には英国でも「マーカス」のサービスをスタートさせると発表しています。
まだ始まったばかりのサービスなので、何とも言えませんが思うようにトレード収益が上がらないこともあり、その穴埋めの意味もあると思います。

過去の決算

2018年第1四半期の決算(2018/04/18 更新)

ゴールドマンサックス(Goldman Sacks) 株価
(直近3ヶ月間の株価チャート)

昨晩の寄り付き前、ゴールドマンサックスは第1四半期の決算を発表しました。
決算内容は、売上高100億36百万ドル、純利益28億32百万ドル、EPS6.95ドル(市場予想5.67ドル)でした。
昨年末に成立した法人税の減税法案のおかげで、純利益が大きく増加しました。
純利益は過去3年間で最高の水準です。

しかし、CFOの「4~6月期に自社株買いはしない」というコメントを受けて、株価は-1.65%下落しました。
ゴールドマンサックス(Goldman Sacks)

決算(通期)

業績をみると相変わらず利益率は高いですが、リーマン前に大きく稼いだときの面影はすっかりないですね。
オバマ政権になり金融のルール(ドット・フランク法等)が厳しくなって、レバレッジを効かせたトレードができなくなっていることも大きな要因だと思います。
金融規制改革法の規制を軽減する法案が通るかもしれないので、規制が緩んでくる可能性に期待してもいいかもしれませんね。

ゴールドマンサックス(Goldman Sacks) 決算

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