最近、独立系で1番人気のある投資信託が「ひふみプラス」です。
今回の記事では、「ひふみプラス」と「日経平均株価」を比較しました。
私は”良い投資信託”といえば、”運用が上手いこと”だと考えています。
今回は、冷静に過去のパフォーマンスを比較しました。
投資信託で資産形成 ひふみ投信
目次
ひふみプラスと日経平均のパフォーマンス比較
最近、ひふみプラスの運用パフォーマンスは良くないです。
運用報告の動画を見ても、運用の結果報告の説明が苦しそうですね。
直近6ヶ月間(2月から7月まで)の運用パフォーマンスはこちらです。
ひふみプラスは、日経平均に負けてしまっています。
『守りながら増やす』というのがひふみプラスのキャッチコピーなのに、現状ではなかなか守りきれていないようです。
2月1日 | 7月31日 | 騰落率 | |
ひふみプラス | 43,983円 | 41,760円 | -5.05% |
日経平均(終値) | 23,486円 | 22,554円 | -3.97% |
レオス・キャピタル側もパフォーマンスが悪いことは認めています。
過去にも、半年高値更新しなかった期間は、過去にも6回ありました。
下の図の通り、2015年~2016年では1年3ヵ月の間調整した期間がありました。
今回の調整期間は、まだまだ続くかもしれませんね。
直近6ヵ月間のパフォーマンスを比較
2018年2月のパフォーマンス
2月1日 | 2月28日 | 騰落率 | |
ひふみプラス | 43,983円 | 41,857円 | -4.83% |
日経平均(終値) | 23,486円 | 22,068円 | -6.03% |
2018年3月のパフォーマンス
3月1日 | 3月30日 | 騰落率 | |
ひふみプラス | 41,293円 | 41,563円 | +0.65% |
日経平均(終値) | 21,724円 | 21,454円 | -1.24% |
2018年4月のパフォーマンス
4月2日 | 4月27日 | 騰落率 | |
ひふみプラス | 41,532円 | 41,979円 | +1.07% |
日経平均(終値) | 21,389円 | 22,468円 | +5.04% |
2018年5月のパフォーマンス
5月1日 | 5月31日 | 騰落率 | |
ひふみプラス | 41,876円 | 42,442円 | +1.35% |
日経平均(終値) | 22,508円 | 22,202円 | -1.36% |
2018年6月のパフォーマンス
6月1日 | 6月29日 | 騰落率 | |
ひふみプラス | 42,504円 | 42,367円 | -0.32% |
日経平均(終値) | 22,171円 | 22,305円 | +0.60% |
2018年7月のパフォーマンス
7月2日 | 7月31日 | 騰落率 | |
ひふみプラス | 41,399円 | 41,760円 | +0.87% |
日経平均(終値) | 21,812円 | 22,554円 | +3.40% |
今回のまとめ
直近6ヶ月間の運用だけをみると、ひふみプラスを保有するよりも日経平均のETFを保有していた方がパフォーマンスが良かったようです。
最近の上位銘柄のポートフォリオをみると、大きくは動いていません。
しかし、全体としては下の図の通り、国内需要のグロース株に資金のシフトを
すすめているようです。
バリュー株のポーロフォリオを少しずつ縮小させていますね。
最近のひふみプラスの運用はうまくいっていません。
しかし、過去にひふみプラスの運用がうまくいっていなかった時期は何度かあります。
全体のパフォーマンスにはある程度ついていくファンドだと思うので、悲観しすぎることはないと思います。
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