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ウィンリゾーツ(WYNN)の株価・見通し・決算情報

ウィン・リゾーツ(Wynn Resorts)とは

ウィン・リゾーツ 株価 見通し
ウィン・リゾーツ(WYNN)は、現在主流になっている統合型リゾート(IR)という新しいリゾート・システムを作り出した会社です。
統合型リゾートとは、カジノだけではなくホテル・カジノ・食事・エンタテイメント・会議場・展示場など様々な施設を1カ所に集めるというコンセプトの観光施設です。


ウィン・リゾーツの施設は、高いクオリティを保つためにレストランやスパやショーなどは、すべて自社で企画・運営しています。
レストランで提供されているパンやケーキもホテルの中で毎日手づくりするなど、品質には徹底的にこだわっています。

ラスベガスのイメージが強いウィンリゾーツですが、実はマカオの方が稼いでいます。
中国の景気動向や政策に注目する必要がありますね。


ウィン・マカオは、マカオでは最大級のカジノ面積(8,000坪)を誇るカジノ・リゾートです。
ミシュランを受賞したレストラン「ウィング・レイ」や「ゴールデン・フラワー」があります。
ホテル・レストラン・スパは、フォーブス・トラベルガイドの5つ星を獲得するなど世界最高級の評価を受けています。
ホテル正面にある巨大噴水で繰り広げられる音楽と噴水のショーは、マカオの大人気観光スポットとなっています。


創業者のスティーブ・ウィン氏は、統合型リゾーツ(IR)を開業して『ラスベガスを変えた男』です。
フランク・シナトラをプロデュースしたことでも有名です。
1990年代のラスベガスは、”賭博の危ない街”という印象の強い都市でした。
ラスベガスを”家族も楽しめるレジャー都市”に変えたのは、スティーブ・ウィン氏の功績ですね。

2018年2月、長年ウィン・リゾーツを率いてきた創業者のスティーブ・ウィン氏がCEOの職から辞任しました。
複数の女性に対するセクハラ疑惑が報じられたためですが、ウィン氏は疑惑を否定しています。

直近の決算(2018/08/02 更新)

ウィン・リゾーツは引け後、第3四半期の決算を発表しました。

・売上高 17億907万ドル(前年同期比10.2%増)
・純利益 1億5,611万ドル(前年同期比95.7%増)
・EPS 1.68ドル

市場予想は 売上高16億60百万ドル EPS 1.69ドルだったので、まちまちでした。
CEOが決算説明会で「世界のカジノ市場で収入が鈍化している」と弱気な発言をしたことが嫌気されています。
決算を受けて、株価は時間外で-12.7%程度の推移となっています。
ウィン・リゾーツ 決算

直近の株価(2018/12/07 更新)

直近6カ月間のウィン・リゾーツの株価チャートです。
ウィン・リゾーツ 株価
(直近6カ月間のウィン・リゾーツの株価チャート)

直近6カ月間のパフォーマンスをS&P500と比較しました。
ウィン・リゾーツの株価:-36.89%
S&P500指数:-2.99%
ウィン・リゾーツ 株価
(青色:ウィン・リゾーツ株価赤色:S&P500)

事業別の売上高

事業別の売上高はこちらです(2017年通期)。

マカオ事業 46億24百万ドル(前年同期比62.4%増)
ラスベガス事業 16億81百万ドル(前年同期比3.8%増)

ウィン・リゾーツ 事業別の売上高

施設別の売上高

施設別の売上高はこちらです(2017年通期)。

ウィンマカオ 24億8,580万ドル(前年同期比9.8%増)
ウィンパレス 21億3,915万ドル(前年同期比226.7%増)
ラスベガス 16億8,141万ドル(前年同期比3.9%増)

ウィン・リゾーツ(Wynn resorts) 決算

サービス別の売上高

サービス別の売上高はこちらです(2017年通期)。

カジノ 49億4,831万9千ドル(前年同期比51.4%増)
ルーム 7億420万2千ドル(前年同期比16.7%増)
飲食事業 6億9,094万2千ドル(前年同期比14.9%増)
エンターテイメント等 4億2,478万3千ドル(前年同期比16.9%増)

ウィン・リゾーツ(Wynn resorts) 決算

決算

2014年から2015年にかけて業績が下がっているのは、中国の習近平国家主席による「綱紀粛正」の煽りを受けたためです。
「綱紀粛正」等の中国の腐敗取り締まり運動は、約10万人以上の共産党員が処分されるなど、大規模なものでした。

ウィン・リゾーツ(Wynn resorts) 決算

今回のまとめ


今回の記事のポイントは、こちらです。

・ウィンリゾーツは、統合型リゾーツ(IR)の作り出した企業
・創業者のスティーブ・ウィン氏は女性に対するセクハラ疑惑で辞任
・マカオが売上高の7割を占めている(2017年通期)
・売上高の大半をカジノ関連であげている(2017年通期)

ウィン・リゾーツ(WYNN)は、現在主流になっている統合型リゾート(IR)という新しいリゾート・システムを作り出した会社です。
日本でも”カジノ招致”に対する議論が活発なので、おさえておきたい銘柄のひとつですね。

関連資料

ウィン・リゾーツ:『公式HP』
ウィン・リゾーツ:『Annual Report』

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過去の決算

2018年第2四半期の決算(2018/08/02 更新)

ウィン・リゾーツは、引け後に第2四半期の決算を発表しました。
・売上高 16億542万ドル(前年同期比9.0%増)
・純利益 1億5,575万ドル(前年同期比2.1倍)
・EPS 1.53ドル

市場予想は売上高17億10百万ドル EPS 1.96ドルだったので、市場予想を大きく下回る内容でした。
期待を大きく下回る決算内容だったので、株価はアフターマーケット-3.7%程度で推移しています。

2018年第1四半期の決算(2018/04/25 更新)

ウィン・リゾーツは、引け後に第1四半期の決算を発表しました。
・売上高 17億1,557万ドル(前期比20.5%増)
・純損益 2億430万ドルの赤字(前期は1億81万ドルの黒字)
・EPS 2.30ドル(予想1.96ドル)

決算を受けて、アフターマーケットは-2.8%程度で推移しています。