米国株

ベライゾン(VZ)の株価・見通し・決算情報

ベライゾン(VZ)とは


ベライゾン(VZ)は電話やインターネット、ケーブルテレビ、携帯電話などを総合的に扱う通信企業です。
全米1位の通信企業で、日本で例えると、ドコモやKDDIのような会社です。
日本のNTTドコモの売上が4兆5845億円(2017年3月)、KDDIの売上が4兆7482億円(2017年3月)です。
しかし、ベライゾンは売上が1260億34百万ドル(為替107円の場合、約13兆4,856億円)(2017年12月)なので、規模は全然違いますね。
2015年にAOLを買収し、2016年には米国ヤフーのネット事業を買収するなど、積極的にM&A戦略をとっている会社です。

直近の決算(2018/10/24 更新)

昨晩の寄付き前、ベライゾンが第3四半期の決算を発表しました。
・売上高326億700万ドル(前年同期比2.8%増)
・純利益49億2,400万ドル(前年同期比36.0%増)
・EPS 1.22ドル
…でした。
市場予想は 売上高325億10百万ドル EPS 1.19ドルだったので、予想を上回る内容でした。
好調な決算を受けて、株価は+4.19%上昇しています。
携帯電話の契約者数は29万5千人増加しています。
会社側は、今後も経費削減に力を入れていくと発表していますね。
ベライゾン

直近の株価(2018/10/07 更新)

直近6カ月間のベライゾン株の推移です。
ベライゾン 株価チャート
(直近6カ月間のベライゾンの株価チャート)

直近6カ月間のパフォーマンスをS&P500と比較しました。
ベライゾン株価:+17.1%、S&P500:+11.0%となっています。
株価の比較チャート
(直近6カ月間の株価チャート)
※青色:ベライゾン株価、赤色:S&P500

事業

事業別の売上高をみると…
ワイヤレス事業(Wireless) 875億11百万ドル
ワイヤライン事業(Wireline) 306億80百万ドル
本社・その他(Corporate and other) 93億87百万ドル
となっています(2017年通期)。

ベライゾン(Verizon)

ワイヤレス事業(Wireless)

無線事業です。
携帯電話などの売上がこちらに入ってきます。
ベライゾンは米国内に1億人以上の契約者を有する全米最大の通信事業会社です。

ワイヤライン事業(Wireline)

こちらは有線事業です。
電話回線や光ファイバーのネットワークや法人向けソリューションの数字がこちらにはいってきます。

ベライゾンのこれから


ベライゾンの主力事業の携帯電話事業は、完全に頭打ちです。

そのため、ベライゾンのこれから力を入れていくと表明しているのは「自動運転」と「ネット広告」です。
「ネット広告」は、Googleとフェイスブックの力が強すぎて、なかなか成長させるのは難しいと思います。
ただ「自動運転」は期待できると思っています。

ベライゾンは2016年8月、GPSを利用した自動車のトラッキングシステムを手掛けるフリートマティックスを24億ドルで買収しています。
2016年6月にもトラック等の輸送車両を動態管理するソフトウェアを開発するテロジスを買収しています。
商用車の位置確認、燃費使用料、スピード、勤務時間等をシステムでチェックできれば、運送会社などは効率よく商用車を管理することができるようになります。

自動運転は車を作る自動車メーカーやシステムを開発するIT企業も大切ですが、その通信を担う通信会社も重要な役割を果たします。
自動運転を全米で展開するにあたり、自動車会社がどの通信会社と組むかはわかりません。
しかし、全米でもっとも通信網の質が良いベライゾンのワイヤレス通信サービスを利用する会社は多いと思います。
そして、全米展開の際にGPSによる商用車の車両管理の投資が実を結べば、自動運転が収益の柱として育っていく可能性はあると思います。

ヤフー買収

ベライゾンは約44億ドルで米ヤフーを買収しました。
主力の携帯電話事業が頭打ちなので、ネット事業を次の成長の柱の1つにすえています。
子会社「オース」を設立し、傘下のネット事業「AOL」と今回買収したヤフーの事業を統合させる計画です。
「ハフポスト(昔のハフィントン・ポスト)」や「ヤフー・ファイナンス」などの比較的うまくいっている事業を軸にネット広告の収益を稼ぐ体制をつくるとしています。
正直、ネット広告はGoogleとフェイスブックの2社で圧倒的なシェアを確保しているので、なかなかベライゾンが立ち向かうのは難しいと思いますね。

ベライゾンの現状


ベライゾンは、ネットワークの品質を売りに事業を展開してきました。
現在、シェアで1位ですが、近年TモバイルUSとスプリントに新規加入者獲得競争で苦戦するようになってきました。
そこで2017年2月、TモバイルUSやスプリント並みのデータ無制限プランを導入し反撃に転じています。
現在では新規加入者数も順調に伸びてきています。

CEO交代

2018年6月、ベライゾンはハンス・ベストベリ氏が次期CEOに就任すると発表しました。
ベストベリ氏はベライゾンの最高技術責任者(CTO)とつとめています。
ベライゾンは、ベストベリ氏のもとでAT&TやTモバイル等の競合他社とたたかうことになります。

過去の決算

2018年第2四半期の決算(2018/07/25 更新)

昨晩の寄り前、ベライゾン・コミュニケーション(VZ)は第2四半期の決算を発表しました。
売上高322億3百万ドル(前年同期比5.4%増)、純利益41億20百万ドル(前年同期比5.5%減)、EPS 1.20ドルでした。
減益だったのは、ネット動画配信事業『GO90』の閉鎖コストがかさんだためです。
市場予想は、売上高317億80百万ドル EPS 1.14ドルだったので、市場予想を上回る内容でした。
この決算を受けて、株価は+1.50%で引けています。
ベライゾン(Verizon)ベライゾン(Verizon)

2018年第1四半期の決算(2018/04/25 更新)

ベライゾンは、寄り前に第1四半期の決算を発表しました。
決算内容は、ベライゾンが、寄り前に第1四半期決算を発表しました。
決算内容は、売上高317億7,200万ドル(前期比6.6%増)、営業利益73億4,900万ドル(前期比5.6%増)、純利益45億4,500万ドル(前期比31.7%増)、EPS1.17ドル(予想1.11ドル)でした。
良好な決算を受けて、株価は+2.08%で引けています。
VZ 01

決算

携帯電話市場も最近では頭打ち状態になってしまっています。
ベライゾンは、次の成長の柱を「ネット広告」と「自動運転」と定めていますが、まだ育つのには時間がかかると思います。
売上も利益も横ばい状況が続いていますが、しばらくはそのまま続くと思います。
ベライゾンの1番の強みは、通信網なので自動運転に活かすことができれば今後の成長に期待できると思います。

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