米国株

テンセント(Tencent)の株価・見通し・決算情報

テンセント(Tencent)とは

テンセント 株価 見通し
テンセント(Tencent)は、アプリとゲームの収益で世界一の会社です。
QQ」や「WeChat」等のメッセージ・プラットフォームや、「Qzone」等のSNSアプリ、オンラインゲーム、ビデオ、モバイル決済、音楽、ニュースなどさまざまなプラットフォームを提供している会社です。
※テンセントは米国には上場しておらず、香港市場に上場しています(米国株ではなく中国株になります)。

フェイスブックやグーグルは売上のほとんどが広告収入ですが、テンセントではわずか17%しか占めていません。
今後の広告収入の大きな伸びが期待できますね。
バイドゥは、パソコンからモバイルへの転換に失敗して業績を落としましたが、テンセントは、モバイルへの転換に成功して業績を拡大させています。

直近の決算(2018/08/16 決算)

昨日、テンセントは第2四半期の決算を発表しました。
売上高736億75百万人民元(前年同期比30.2%増)、純利益178億67百万人民元(前年同期比2.0%減)でした。
市場予想は、売上高780億人民元 純利益186億人民元だったので、市場予想を下回る決算内容でした。
現在、テンセントで最も心配されているのは”『モンスターハンター・ワールド』はどうなるか”です。

テンセント(tencent)
テンセントショック!第2四半期の決算を発表!昨日、テンセントは第2四半期の決算を発表しました。現在、最も心配されているのは”『モンスターハンター・ワールド』はどうなるか”です。テンセントは世界的に人気のあるゲームを中国国内で展開しているので影響は限定的です。 ...

事業

事業別売上高をみると…
・課金サービス(VAS) 1,539億83百万元
・広告収入(Online advertising) 404億39百万元
・その他(Others)433億38百万元
…となっています。

テンセントでは、広告収入がわずか17%しか占めていません。
今後の広告収入の大きな伸びが期待できますね。
バイドゥは、パソコンからモバイルへの転換に失敗して業績を落としましたが、テンセントは、モバイルへの転換に成功して業績を拡大させています。

テンセント(tencent) 決算

地域別売上高

地域別売上高をみると…
・中国本土(Mainland China) 2,297億67百万元
・その他(Others) 79億93百万元
…となっています(2017年通期)。
ほとんどが、中国国内の売上になります。
中国国内の市場だけでも、大きく伸びているので業績の拡大が期待できますね。

テンセント(tencent) 決算

主なサービス


テンセントは、「QQ(月間アクティブユーザー約7億83百万人)」や「Qzone(月間アクティブユーザー約5億63百万人)」や「Weixin+WeChat(月間アクティブユーザー約9億88百万人)」のような数億人レベルで集客できるサービスを運営しながら、ゲームでも稼ぐという非常に強いビジネスモデルです。
※月間アクティブユーザとは、1カ月に1度以上利用するユーザーの数です。
テンセント(tencent) 決算

「QQ」

テンセント(tencent)
「QQ」は、月間アクティブユーザー数が7億83百万人にもなっており、中国国民の6割以上が利用しているサービスになりますね。
現在、「QQ」は中国で生活するなら、切っても切り離すことができないサービスです。
「QQ」は、「Facebook Messanger」等と同じインスタントメッセージのプラットフォームのイメージで良いと思います。
ただのチャットではなく、伝言機能やビデオチャット、ドキュメントや音楽ファイルの共有など様々な機能があります。中国で仕事をするのなら「QQ」は必須ツールとなっています。

「Qzone」

Qzoneは、月間アクティブユーザー数が5億63百万人を有する中国最大のSNSプラットフォームです。
写真のシェアやビデオを投稿したりブログを書いたりすることができるため、中国版Facebookといってもいいと思います。
1日で多い日は6億枚以上アップロードされるなど、スケールが大きいですね。

「Weixin/WeChat」


「Weixin/WeChat」は、月間アクティブユーザー数が9億88百万人になるモバイルアプリです。

これからのテンセントの成長を大きく左右するのは、この「WeChat」だと思います。

「WeChat」は、中国版LINEのようなイメージでも良いのですが、LINEにはない様々な機能がついています。
例えば、「WeChat」にはシェイクという出会い系機能がついています。
「WeChat」のホームボタンからシェイクのボタンを押し、シェイクすると、他のユーザーとつながり、チャットが楽しめるというサービスです。
このシェイク機能で出会い、結婚したカップルの話もあるくらい若者に人気です。
さらに友達に換金可能なギフトを送ったり、質の高いゲームを多数そろえるなど、日本のLINE以上に色々なことができます。

テンセントのゲーム

テンセントは、月間アクティブユーザー数1億人を誇る「リーグ・オブ・レジェンド」で知られるライアットゲームズ(Riot Games)や「クラッシュロイヤル」で知られるスーパーセル(Supercell)を傘下に持つなど、様々なゲームブランドをもっています。


さらにテンセントは中国で、今1番人気のある「王者栄耀(Honor of Kings)」というゲームも提供しています。
このゲームはあまりに人気がありすぎて、子どもがゲーム依存症になってしまっているとの親や教師からの苦情が相次いだため、若者向けの時間制限が導入されています。
12歳未満のユーザーは毎日1時間、12歳から18歳までは毎日2時間にプレイ時間が制限されているそうです。ちなみに「王者栄耀(Honor of Kings)」は、ユーザー数が2億人を超えているそうです。

中国のゲームでは、課金対象が服装やアクセサリーになり、勝敗に関わる要素は基本的に無料で獲得できます。
日本で人気になるようなスマホゲームは、「勝つために課金する構造」になっています。
「王者栄耀」は「楽しむために課金する構造」になっています。
そのため、ユーザーは長い間ゲームをしないと強くならないので、プレイ時間が伸び、キャラクターに愛着がわき課金するという流れになっています。

「Wechat Pay」


「Wechat Pay」は、ホテルや屋台やコンビニなど、様々なところで支払いが可能というより持ってないと支払いができないくらい浸透しているサービスです。
お店にあるQRコードにスマホを向けると支払い画面に切り替わるので、金額を打ち込んで指紋認証して支払いを完了することができます。
さらに個人間でのやり取りも可能なため、本当にスマホだけですべての決済手続きができてしまいます。

中国のインターネット市場

当たり前ですが、中国でもスマートフォンが普及しているので、モバイルインターネットの市場規模は急拡大しています。
特にテンセントは、パソコンからモバイルシフトの流れを敏感に読み取って業績を拡大することに成功したので、今後のモバイルインターネットの市場規模が重要になります。
下の図は三菱東京UFJ銀行のレポートですが、2015年時点でモバイルインターネット人口が7.9億人に達していることがわかります。
これから伸び率は小さくなると思いますが、今後数年は業績を拡大していくことができると思います。
テンセント(tencent) グラフ

三菱東京UFJ銀行の「中国のモバイル決済市場が急成長」より引用

過去の決算

2018年第2四半期の決算(2018/08/16 決算)

昨日、テンセントは第2四半期の決算を発表しました。
売上高736億75百万人民元(前年同期比30.2%増)、純利益178億67百万人民元(前年同期比2.0%減)でした。
市場予想は、売上高780億人民元 純利益186億人民元だったので、市場予想を下回る決算内容でした。
現在、テンセントで最も心配されているのは”『モンスターハンター・ワールド』はどうなるか”です。

テンセント(tencent)
テンセントショック!第2四半期の決算を発表!昨日、テンセントは第2四半期の決算を発表しました。現在、最も心配されているのは”『モンスターハンター・ワールド』はどうなるか”です。テンセントは世界的に人気のあるゲームを中国国内で展開しているので影響は限定的です。 ...

決算(通期)

決算をみると、売上高も利益も右肩上がりですね。
メッセージアプリと動画メディアと世界的に有名なゲームタイトルをそろえるなど、テンセント1社でインターネットに必要なコンテンツをすべて揃えており、死角がないですね。
中国国外への進出はうまくいっていませんが、中国国内でも成長性は十分にあるので、そんなに問題だと思っていません。
テンセントは、利益率は高くないので、収益を伸ばすことはまだまだできると思います。

テンセント(tencent) 決算

注意事項

・当サイトに掲載されている事項は、投資に関する情報の提供を目的に作成したものであり、特定の金融商品の勧誘を目的としたものではありません
・当サイトは特定の商品の勧誘や売買の推奨等を目的としたものではありません
・最終的な投資決定はご自身の判断でなさるようにお願いします
・当サイトでは、投資セミナー・投資キャンペーン・日本株・米国株・IPO(新規公開株)・投資信託・株主優待・債券についての情報を提供しています。


ブログランキングに参加しています。
他の株ブログが気になる人はこちらもチェックしてください。
にほんブログ村 株ブログへにほんブログ村 株ブログ 米国株へにほんブログ村 株ブログ IPO・新規公開株へにほんブログ村 投資ブログ 資産運用(投資)へ