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フィリップ・モリス・インターナショナルの株価・見通し・決算情報

フィリップ・モリス・インターナショナル(Philip Morris International)とは

フィリップ・モリス 株価 見通し
フィリップ・モリス・インターナショナル(Philip Morris International)は、世界最大のタバコメーカーです。
日本でも人気なブランドを数多く提供しています。

マルボロ
…世界で最も販売されている紙たばこのひとつ
※販売本数…2,703億66百万本(2017年通期)

アイコス
…日本で最も人気の電子タバコ

L&M
…東南アジアで人気の紙たばこ(日本は販売終了)
※販売本数…908億17百万本(2017年通期)

チェスターフィールド
…老舗のタバコブランド(日本は販売終了)
※販売本数…550億75百万本(2017年通期)


フィリップ・モリスは、アルトリア・グループの国際事業が2008年にスピンオフして誕生した企業です。
そのため、マルボロは、米国内でアルトリア・グループが販売して、米国外でフィリップ・もリスが販売しています。


たばこビジネスは、衰退産業のイメージが強いです。
しかし、しっかりとしたリピーター(ニコチン中毒者)がいるため、経営的には安定して儲かるビジネスです。
タバコには健康上の問題があるため、様々な規制があります。
その規制のおかげで新規参入企業もいないため、寡占市場となっています。


たばこビジネスの最大の障害は、各国の政府機関です。
実は、フィリップ・モリスの売上高の63%は税金です。
そのため、たばこに支払っているお金の6割は税金になります。

売上高の内訳は以下の通りです(2017年通期)
・全体の売上高
…780億98百万ドル
・製品の消費税
…493億50百万ドル
・税金を除く売上
…287億48百万ドル
フィリップ・モリス
現在、フィリップ・モリスが注力しているのは、電子タバコ「アイコス(IQOS)」です。
「アイコス(IQOS)」は、今までの火を使った紙巻タバコとは異なり、熱で温めることでタバコを吸うことができます。

電子タバコ市場は、以下の製品の3つ巴の状況です。

アイコス(IQOS)
…フィリップモリス
グロー(glo)
…ブリティッシュ・アメリカン・タバコ
プルームテック(Ploom TECH)
…JT

アイコス
日本では、アイコスが圧倒的な存在感を示しています。
実は、アイコスが世界で1番売れているのは、日本市場です。
最近鈍化していますが、アイコスは日本のたばこ市場で15.5%のシェアをもっています(2018年第2四半期の決算)。
日本の加熱式タバコでは、アイコスは他を圧倒しています。
フィリップ・モリス

直近の決算(2019/02/08 更新)

2019年2月8日(金)の寄付き前、2018年第4四半期の決算を発表しました。

・売上高
…74億99百万ドル(前年同期比9.6%減)
・純利益
…19億10百万ドル(前年同期比2.8倍)
・EPS
…1.25ドル

市場予想は、売上高73億80百万ドル EPS 1.17ドルだったので、予想を上回る内容でした。
タバコの出荷量は3.1%減、マルボロの出荷量は2.6%減です。
決算を受けて、株価は+1.62%で引けています。
フィリップ・モリス 決算

直近の株価(2019/02/07 更新)

直近1年間の株価チャートはこちらです。
フィリップ・モリス 株価チャート
(青色:フィリップ・モリスの株価赤色:S&P500)

タバコの販売本数

マルボロ加熱式タバコ
タバコの販売本数はこちらです(2017年通期)。

マルボロ 2,703億66百万本
L&M 908億17百万本
チェスターフィールド 550億75百万本
フィリップ・モリス 485億22百万本
パーラメント 439億65百万本
ボンド・ストリート 379億87百万本
ラーク 243億73百万本
その他 1,908億21百万本
加熱式タバコ 362億26百万本

フィリップモリス タバコ 本数

地域別の売上高

地域別の売上高はこちらです(2017年通期)。

EU 275億80百万ドル
東欧、中東、アフリカ 180億45百万ドル
アジア 226億35百万ドル
ラテンアメリカ、カナダ 98億38百万ドル

フィリップ・モリス 地域別売上高

決算

フィリップ・モリス 決算

今回のまとめ


今回の記事のポイントは、こちらです。

フィリップモリスは、世界最大のタバコメーカー
たばこビジネスは儲かるが、税金が高い
紙たばこは寡占市場となっている
日本の電子たばこは、アイコスが他を圧倒している

フィリップ・モリス・インターナショナルは、世界最大のタバコメーカーです。
日本でも馴染みの深い「マルボロ」や電子タバコの「アイコス」などで有名な企業ですね。
フィリップ・モリスは紙タバコ中心の経営から電子タバコ中心の経営へ脱却しようとしています。
今後は、アイコスの売れ行きに注目ですね。

関連資料

フィリップ・モリス『Annual Report』
フィリップ・モリス『公式HP』

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過去の決算

2018年第3四半期の決算(2018/10/19 更新)

昨晩の寄付き前、フィリップ・モリス・インターナショナルは第3四半期の決算を発表しました。

売上高 75億400万ドル(前年同期比0.4%増)
純利益 22億4,700万ドル(前年同期比14.1%増)
EPS 1.44ドル

市場予想は、売上高71億60百万ドル EPS 1.27ドルだったので、予想を上回る内容でした。
フィリップモリス 決算
紙タバコは前年同期比1.7%減となっており、世界的に減少傾向にあります。
これからは紙タバコの需要が減少していくと予想されています。
フィリップモリス 決算
加熱式タバコの出荷は11%減少しています。
会社側は、加熱式タバコの将来性に自信を示しています。
これからはアイコスなどの加熱式タバコが経営のカギとなります。
フィリップモリス 決算

2018年第1四半期の決算(2018/04/20 更新)

昨晩の寄り前、フィリップ・モリスが第1四半期の決算を発表しました。

売上高 68億9,600万ドル(前期比13.7%増)
純利益 15億5,600万ドル(前期比2.1%減)
EPS 1.00ドル

決算で気になったのは、世界的にタバコが売れなくなっているということです。
紙巻きと加熱式のタバコの出荷量は前期比2.3%減の1,738億本でした。
この決算を受けてフィリップ・モリスの株価-15.62%となり、急落しました。
PM 01