資産運用の相談は誰にする?
皆さんには、資産運用の相談相手はいますか?
家族や知り合いに運用の詳しい人がいるといった方もいるかもしれませんね。
ただ、資産運用の相談相手が“証券会社や銀行の担当者”だとしたら、問題だと思います。
私は、証券会社に11年間在籍していました。
そのときの経験から「銀行や証券会社の担当者の話は1割程度だけ聞く」くらいのイメージでちょうど良いと考えています。
金融機関の人たちの利益と顧客の利益というのは、必ずしも同じとは限らないからです。
では、資産運用の相談は誰にするのが良いのでしょうか?
私は「運用の相談は(金融機関の人間と)しない」というのが正しいと考えています。
そして、「キチンと自分で少しずつ知識をつけていく」しかないと思います。
金融機関には相談してはいけない!
「資産運用の相談がしたい」と考えた際に、まずはじめに思いつくのは銀行や証券会社などの金融機関になるのではないでしょうか?
金融機関には、投資信託や債券、保険まで幅広い金融商品を揃えています。
そして金融機関の人間は、小難しいレポートを読んでいたり、現在の相場状況を正確に把握していたりするので頼りになります。
ただ、勘違いしてほしくないことがひとつあります。
それは『金融機関の人間のアドバイスは、自分たちが販売したい金融商品に誘導する内容になっている』ということです。
確かに無料で相談はできます。
しかし、それで済まないから銀行や証券会社の人たちの年収は高いのです。
そのことは絶対に忘れてはいけないと思います。
あなたが金融機関の人間と話すときは、必ず上記のことを頭の片隅に入れておかないといけません。
金融機関の担当者とどう付き合えばいいの?
私は、金融機関で働いている人たちが悪いとは少しも思っていません。
ただ金融機関には、“新規で設定された投資信託”や“新しく募集された債券”など『何があっても販売しないといけない金融商品』があります。
「今回の投資信託は人気がないので販売できませんでした。」ではすまない世界なのです。
そのため、ノルマを達成するために“あの手”“この手”を駆使して、販売します。
上手に販売したい商品の方へ話を誘導することは、当たり前のことかもしれませんね。
私は、自分の資産を守るために「金融機関には資産運用の相談をしない」ことを強くオススメしています。
あなたが金融機関へ行く場合は、以下の2つを必ず頭の片隅において訪問するようにしましょう。
・金融機関の人たちの話にはウラ(すすめたい金融商品)がある
・担当者の話は自分たちの買わせたい商品に誘導する内容になっている
そして、何かの金融商品を購入する場合はその場で決めないで1日おいてから決めるようにしましょう。
ちなみに私は、金融機関の窓口には「買っても良い商品というのは基本的にひとつもない」と考えています。
あなたも、何かの商品を購入する場合は冷静に判断するようにしてください。
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