投資パンダの米国株の投資ルール①
私は、“短期的な投資”では『日本株』と『IPO』、“長期的な投資”では『米国株』と『債券』と決めています(やんわりと)。
ガチガチにルールとして決めているわけではないので、結構ルールを破ることも多いですが、基本的には上記のように考えています。
今回は『米国株』についてお話します。
一応15年近く投資の世界に関わってきた私なりに出した結論になります。
別に学術的な裏付けがあるわけではありませんが、参考になったら幸いです。
私には米国株の投資に3つのルールがあります。
今回はルール①についてお話します。
ルール① 長期投資する際は“ブルーオーシャンを漂っている企業”
私が米国株の投資先を選ぶ際に重要視しているのは“その企業が頑張らなくても利益がでる環境かどうか”です。
例えば、私の好きな会社でムーディーズ(MCO)という格付会社があります。
ムーディーズは、世界の3大格付会社のひとつです。
格付会社とは、企業から手数料をもらって、その企業のことをしらべて、その企業が発行する債券などに格付けを付けます。
簡単に説明すると、“その企業のことを調べて『A』とか『B』とかの数字をつけるだけ”で、大きな利益を稼いでいます(ムーディーズの人、ゴメンナサイ…)。
厳密にいうと、他にも色々と難しいこともやっています(一応)。
格付ビジネスは寡占市場となっています。
世界的な企業は『ムーディーズ』と『S&P』、『フィッチ』の3社だけです。
日本にも『日本格付研究所(JCR)』や『格付投資情報センター(R&I)』という格付会社があります。
しかし、世界的に影響力をもっているのは『ムーディーズ』と『S&P』、『フィッチ』の3社だけですね。
格付けをお願いする企業からすると、格付けが高ければ高いほど、債券の発行コストが安く済みます。
そのため、あまり厳しい値段交渉もできませんね。
格付ビジネスは参入障壁も高いので、しばらくは『ムーディーズ』のような格付け会社の利益率はこれからも高いと思います。
レッド・オーシャンで戦っている企業は長期投資しない
対照的なのがネットフリックスのような企業です。
私は、ネットフリックスをレッドオーシャンで戦っている典型例の企業だと考えています。
ネットフリックスの決算は、毎回のように投資家の予想を上回る内容です。
しかし、事業展開している動画配信サービス市場は、最もアツイ戦いが繰り広げられている市場です。
『ネットフリックス』は動画配信市場で、『アマゾン』や『YouTube(グーグル)』と血で血を洗うような激しい戦いを繰り広げています。
今後は、その上に『フェイスブック』や『アップル』、『ディズニー』とも戦わないといけないので、ハラハラします。
そのため、個人的にはネットフリックスの様な企業には長期的に投資する考えはないです。
まとめ
銘柄選びこそが投資の最大の楽しみだと思うので、是非ご自分で“お気に入りの株”を探してみたください。
ただ、私はガチガチにルールを守っているわけではないです。
基本的には“儲かれば何でもいい”という考え方なので…(米国株にもこだわりはない)。
実は、私はネットフリックスにも過去に投資していたこともあります(今後はないと思う)。
投資した理由は、経営者のリード・ヘイスティングス氏のことを非常に尊敬していたからです。
私の様に“好きなビジネスモデル”や“好きな経営者”のような視点で選んでみると、結構楽しいですよ。
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