ディズニーとコムキャスト、生き残るのはどっちだ!

ディズニーとコムキャストは買収合戦か

メディア大手のコムキャストは、21世紀フォックスに対し、映画とテレビ事業を650億ドルでの買収を提案したと発表しました。
実はフォックスは昨年末に映画とテレビ事業を524億ドルディズニーに売却することで合意しています。
しかし、今回のコムキャストの提案を受けて、ほぼ白紙に戻ったと思います。
今後はフォックスをめぐって、コムキャストとディズニーの買収合戦に突入することになりそうです

コムキャストはフォックスに総額650億ドルで買収を提案しています。
しかもキャッシュで一括払いです。
昨年の12月、ディズニーは524億ドルの株式で買収資金を支払うという条件で合意に至っています。
ディズニーとしては、入札額を上げるなどの対抗策を講じなければなりませんね。

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(直近1年間の株価チャート)
(※青:ディズニー赤:コムキャスト緑:アマゾン紫:アルファベット黄:ネットフリックス)

今回の争いで面白いのは、コムキャストもウォルト・ディズニーも動画配信をおこなっているネット企業におされっぱなしということです。
上の直近1年間の株価チャートをみると、ネットフリックス+158.88%アマゾン+78.79%アルファベット+20.82%に対して、コムキャスト-18.39%ディズニー+2.61%となっています。
ちなみに同期間、S&P500は+14.39%でした。
ネットフリックスは別格としても、S&P500にも大幅に負けているのは問題です。

21世紀FOXってどんな会社?

今回、買収提案を受けた21世紀フォックスは、傘下に『20世紀フォックス』『ナショナルジオグラフィック』『Hulu』などをもつ総合メディア企業です。
メディア王のルパート・マードック氏が長年率いてきたことでも有名ですね。

21世紀フォックスは、映画とテレビ事業を売却して、ニュースやスポーツ主体のメディア事業の展開を考えているそうです。
FOXチャンネルは、NFL(ナショナル・フットボール)や大リーグの放映権などをもっています。
ニュースやスポーツ中継で儲けていく方針のようです。
FOXニュースは、トランプ大統領のお気に入りとしても有名ですね。

今後のフォックスの事業計画には不安をおぼえます。
大リーグの放映権は2021年、NFLの放映権は2023年に期限を迎えてしまいます。
その際の入札は、動画配信に力を入れているアマゾンやこれから動画配信をスタートさせるフェイスブックやアップルと競わないといけません。
会社の規模が小さいフォックスが入札に勝てるとは思えません。
フォックスはこれから、ジリ貧になっていくかもしれませんね。

今後の展開は?

現在、1番可能性が高いのはディズニーがコムキャスト以上の買収金額を積むことです
理由は、ディズニーが動画配信サービスに参入することも影響していると思います。
2019年末にサービスをスタートさせる予定となっています。

ディズニー自体にも『アイアンマン』や『ブラックパンサー』、『スパイダーマン』、『スターウォーズ』、『キャプテン・アメリカ』などのコンテンツが豊富にあります。
しかし、それだけでネットフリックスに勝つのは難しいので何としても“フォックス”のコンテンツが欲しいハズです。

ちなみにフォックスのコンテンツは、『X-MEN』や『デッドプール』、『アバター』、『ザ・シンプソンズ』、『猿の惑星』、『エイリアン』、『モダン・ファミリー』、『ナショナル ジオグラフィックチャンネル』などがあります。

買収金額がどこまで膨らむか分かりませんが、ディズニーにとっては厳しい戦いになるのは間違いないです。
逆にコムキャストにとっても、フォックスを買収できなければ“次の成長を描く一手”がないため、本気で買収しにくるでしょうね。
どこまで買収価格が上がるかわかりませんが、買収した企業は資金繰りに苦しむことになりそうです

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ウォルトディズニー(DIS)の銘柄紹介

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