投資信託

JPMザ・ジャパン・ベストアイディアの解説!特徴や注意事項

JPMザ・ジャパン・ベストアイディアが登場!

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野村證券が『JPMザ・ジャパン・ベストアイディア』の募集をスタートさせました。
設定日は7月24日(火)です。
『JPMザ・ジャパン・ベストアイディア』は、『JPMザ・ジャパン』という人気ファンドの派生商品のようなイメージで良いと思います。
『JPMザ・ジャパン』は、1,000億円以上の純資産総額がある人気の投資信託です。
今回の『JPMザ・ジャパン・ベストアイディア』は、JPMザ・ジャパンをベースにしつつ、「ベストアイディア」という考え方をプラスした商品となります。

JPMザ・ジャパンの基準価額が6万円を超えています。
基準価額が高くなりすぎると、それだけで買うのをやめる個人投資家は結構います。
そのため「1万円から新しいJPMザ・ジャパンをスタートさせたい」というのが、運用会社側の本音かもしれませんね。

今回の『JPMザ・ジャパン・ベストアイディア』は注意した方が良い点もあるので、キチンとリスクを把握した上で投資するようにしてください。

JPMザ・ジャパン・ベストアイディアの特徴

日本株が主要投資対象

『JPMザ・ジャパン・ベストアイディア』は、日本の株式を主要投資対象とした運用をおこなっています。

銘柄選びは、ボトムアップ・アプローチ

『JPMザ・ジャパン・ベストアイディア』は、ボトムアップ・アプローチ方式で銘柄を選びます。
ボトムアップ・アプローチ方式とは、個別企業を1社ずつ細かく調査して銘柄選びをおこなう運用手法です。
マクロ的な分析(経済全体の動きを分析)をして銘柄選びをおこなうトップダウン・アプローチ方式とは対極の運用手法です。
ボトムアップ・アプローチで銘柄選びをする場合、ファンドマネージャーの腕次第で運用パフォーマンスが大きく変動します。
『JPMザ・ジャパン・ベストアイディア』の場合は、JPモルガン・アセットの運用担当者次第でパフォーマンスが動くということですね。

ベンチマークは、TOPIX

『JPMザ・ジャパン・ベストアイディア』のベンチマークは、TOPIXです。
ベンチマークとは、運用の目安にしている指数です。
カンタンに言うと『JPMザ・ジャパン・ベストアイディア』は、TOPIXのパフォーマンスを上回ることを目指して運用をおこなっていくということです。

モデル・ポートフォリオ

『JPMザ・ジャパン・ベストアイディア』は、モデル・ポートフォリオを紹介しています。

組入銘柄数は45銘柄です。
通常の投資信託とくらべると、組入銘柄数が少ないですね。
組入銘柄数が少ないと、ひとつの銘柄の大きな動きでパフォーマンスが大きく変わります。
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組入業種をみると、28.2%が電気機器となります。
電気機器は円高になると下落する可能性が高い銘柄が多いので、為替には注意が必要ですね。
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時価総額別構成比をみると、大型銘柄だけでなく、中小型の銘柄もポートフォリオに組み入れているようですね。
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組入上位10銘柄はこちらです。
SUMCOや任天堂などのアグレッシブに動く銘柄が上位に並んでいます。
かなり積極的にリスクをとって運用をしていくようです。
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運用プロセス

『JPMザ・ジャパン・ベストアイディア』の運用プロセスはこちらです。
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①リサーチ
『JPMザ・ジャパン・ベストアイディア』は、ボトムアップ・アプローチ方式で銘柄を選びます。
ボトムアップ・アプローチ方式とは、個別企業を1社ずつ細かく調査して銘柄選びをおこなう運用手法です。
そのため、様々な企業を徹底して取材します。

②レーティング
①でリサーチした銘柄を皆で議論して分析をします。
リサーチした銘柄が正当に市場で評価されているか評価をつけます。

③ファンドの構築
②で評価が高かった銘柄を中心にポートフォリオを構築します。
構築した後も必要に応じて銘柄の入れ替え等をおこなっていく予定です。

注意事項

コストは高い

1番注意したいことは、手数料などのコストが高いことです。
販売会社にもよりますが、手数料は最大で3.24%かかります。
信託報酬も年率1.782%かかるので、かなりコストが高い投資信託になります。
信託財産留保額はかかりません。
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パフォーマンスは未知数

『JPMザ・ジャパン・ベストアイディア』は、ボトムアップ・アプローチ方式で運用をおこないます。
ボトムアップ・アプローチで運用をおこなう場合、パフォーマンスは運用担当者次第で大きく変わります
今回は新しく設定された投資信託のため、運用実績がありません。
実際に運用をみてみなければ分からない部分も大きいということは、キチンと認識する必要があると思います。

JPMザ・ジャパンの運用はどうだったの?

今回の『JPMザ・ジャパン・ベストアイディア』は、『JPMザ・ジャパン』の派生商品のようなものです。
そのため、過去の『JPMザ・ジャパン』のパフォーマンスは参考になると思います。
『JPMザ・ジャパン』の今までの運用パフォーマンスをみてみましょう。
今回は、『JPMザ・ジャパン』と『日経225連動型上場投資信託(野村アセットマネジメント)』と『TOPIX連動型上場投資信託(野村アセットマネジメント)』でトータルリターンを比べてみました。
(スマホの場合は横にスライドさせてください)

商品名 6ヶ月 1年間 3年間 5年間
JPMザ・ジャパン -3.71% +17.92% +12.64% +9.44%
日経225連動型上場投資信託 +4.10% +13.23% +5.04% +12.02%
TOPIX -3.71% +9.53% +4.08% +10.94%

パフォーマンスをみると、運用期間によってはまちまちですね。
『JPMザ・ジャパン』が、直近1年間で+17.92%のパフォーマンスをあげているのは立派だと思います。

今回のまとめ


『JPMザ・ジャパン・ベストアイディア』は、ボトム・アップ・アプローチなので、すべてはJPモルガンアセットの運用担当者の腕次第となります。
過去の『JPMザ・ジャパン』の基準価額の動きをみると、上昇相場では大きく基準価額を上げています。
しかし、下落相場では大きく基準価額を下げています。
そのため、基準価額が比較的大きく動く投資信託だと思って、投資した方が良いと思います。

個人的には運用コストが高いことが気になります。
やはり購入時手数料の3.24%はちょっと高い気がしますね。

関連資料

JPモルガンアセット『公式HP』より引用
野村證券『公式HP』より引用

注意事項

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