米国株

テスラが急落!イーロン・マスクは大丈夫?

テスラが-8.93%の急落!

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(直近5日間の株価チャート)

昨晩、テスラ株価-8.93%急落しました。
ダウ平均が+0.43%、S&P500が+0.33%、ナスダックが+0.13%だったので、大きなアンダーパフォーマンスでした。
テスラ株が急落した理由は、簡単にまとめると以下の3つです。

①マスクCEOの精神状態が不安定
②テスラにSEC(米国証券取引委員会)の調査が入っていること
③テスラの財務内容についての不安

イーロン・マスクの精神状態が不安

Elon_Musk_2015
テスラの1番の懸念材料は、イーロン・マスク氏がメンタル面でかなり弱っていることです。
マスクCEOは、16日にNYタイムズで独占インタビューを受けました。
記事によると、マスクCEOはインタビュー中、泣いたり笑ったり感情の起伏が激しかったそうです。
さらに、睡眠薬の『アンビエン』を頻繁に服用しているともコメントしていました。

マスクCEOは、ここ数カ月「モデル3」の生産の進捗について、投資家たちから厳しく追及され続けていました。
もしかしたら精神的にかなり追い詰められていたのかもしれません。
マスクCEOは、直近1年間を「自分のキャリアで最も困難で苦しい1年間で、耐え難い辛さだった」と表現しています。

テスラは、イーロン・マスク氏の強力なリーダーシップで成長してきた企業です。
そのイーロン・マスク氏が弱っていることは、テスラに投資する最大のリスクになりそうです。
The New York Times:『Elon Musk Details Excruciating Personal Toll of Tesla Turmoil』

SECの調査が入っていること

現在、テスラはSEC(米国証券取引委員会)から虚偽のツイートで投資家を騙したのではないかという疑惑で調査されています。
SECは、投資家保護のためにインサイダー取引などの証券取引に関わる違法行為を監視する機関です。

問題のツイートはこちらです。
内容は「(1株)420ドルでテスラの非公開化を検討中。資金は確保した。」というものです。

マスクCEOは、ツイートの中の『資金源を確保』についてはサウジアラビアの政府系ファンドがテスラへの支援に関心を示したことが基になっているとNYタイムズのインタビューで説明しています。

さらにマスクCEOは、ブログ上で「サウジアラビアのファンドとの会議が上手くいき、取引がまとまることに疑問の余地がありませんでした。」とも説明しています。

もしブログの内容が本当だったら、ツイートした時には“資金が確保されていなかった”ことになってしまいます。
テスラ株を空売りしていた機関投資家は結構いると思うので、怒っている人は多そうですね。
報道によるとSECから召喚状も出ているので、マスク氏は呼びつけられ、締めあげられるのは確実です。

テスラの財務状況

テスラの財務状況は、創業当初からずっと綱渡り状態です。
直近の決算でも、純損益は7億955万ドルの赤字(前期は3億3,027万ドルの赤字)でした(第1四半期の決算)。
さらに現金の残高は27億ドルしかありません。
そのため、どうにしかして資金調達する必要に迫られています。

現在、テスラはSECから調査を受けています。
SECから調査を受けている企業の資金調達方法は、かなり限られてきます。
テスラにとってはSECに罰金が科されることよりも、SECの調査の間に資金調達の手段が限られてしまう事の方が悪影響が大きいですね。

テスラは大丈夫か?


米国では、連日イーロン・マスク氏のニュースが報道されています。
これだけ報道されていれば、株価が急落するのも当然です。

NYタイムズのインタビュー記事によると、「(1株)420ドルでテスラの非公開化を検討中。資金は確保した。」とのツイートは、空港に向かう際にツイートしたそうです。
ちなみに、そのツイートをチェックする人は誰もいなかったとのことです。

テスラはマスクCEOの力が強すぎることがひとつの問題になっています。
恐らくマスクCEOのやる事に反対できる人は、取締役会にはいないと思います。
「ツイートの内容は事前にチェックを受けるように」との批判もできないくらい、マスクCEOは絶対的な存在になってしまっているのかもしれませんね。
今回の出来事をきっかけに、取締役会の力が強くなってくれれば“テスラは長期的に成長することができる”と感じています。

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