投資信託

さわかみファンドの解説!パフォーマンスは?

さわかみファンドとは


さわかみファンドとは、さわかみ投信が運用している投資信託です。
創業者は、運用業界のカリスマ澤上篤人氏です。
澤上ファンドが登場する前は、日本に独立系の投資信託はほとんどありませんでした。
日本の独立系投信のさきがけといっても良いと思います。
まさに澤上ファンドは、日本の独立系投資信託の歴史を切り開いてきた投資信託なのです。

現在、創業者の澤上篤人氏は運用の第一線から退いています。
さわかみ投信の代表取締役の座も息子の澤上龍氏に譲っていますね。
最高投資責任者は、草刈貴弘氏(上の動画の人)がつとめています。
草刈貴弘氏は、元舞台俳優と異色の経歴をもっています。

ちなみにさわかみ投信の運用しているファンドは『さわかみファンド』の1本だけです。

さわかみファンドの特徴

さわかみファンドは、経済の大きなうねりをとらえて“先取り投資する”ことを運用の基本としています。
公式HPをみると、「その時点でもっとも割安と考えられる投資対象に資産を集中配分する」としています。
割安のタイミングで投資して、割安が解消するまで保有する「バイ・アンド・ホールド型」の長期投資が基本になります。

投資対象は、国内外の株式や債券になります。
以前は、外国株には投資していませんでしたが、現在では外国株にも投資をしています。
外国株はオラクル1銘柄だけを組み入れています。
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(2018年3月末時点)

3月末時点のポートフォリオはこちらです。

さわかみファンドは本当に運用が上手いのか

今度は、さわかみファンドの「上げ相場」と「下げ相場」時のパフォーマンスを比べてみました。

①上昇局面のパフォーマンス

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(日経平均の株価チャート)
上げ相場は、「2014年10月14日~2015年6月19日」と「2017年4月7日~2018年1月12日」の期間でチェックします。
「ひふみ投信」と「日経平均」、「TOPIX」、「ジャスダックインデックス」の4つを比較してみます。

2014年10月14日~2015年6月19日

2014年10月14日~2015年6月19日の動きを比較します。
上の図の①の期間です。
さわかみファンドは、日経平均やTOPIXとほぼ同じくらいのパフォーマンスでした。
大型株中心に株価が上昇したのは、さわかみファンドにとって追い風ですね。
この期間では大型株にお金が入ってきたので、ジャスダックインデックスは2割弱しか上昇していません。

(スマホの場合は横にスライドさせてください)

2014年10月14日 終値 2015年6月19日 終値 騰落率
さわかみファンド 17,305円 23,205円 +34.09%
日経平均 14,936.51円 20,174.24円 +35.06%
TOPIX 1,214.27円 1,631.01円 +34.32%
ジャスダックインデックス 96.94円 118.76円 +22.50%

2017年4月7日~2018年1月12日

2017年4月7日~2018年1月12日の動きを比較します。
上の図の②の期間です。
さわかみファンドは、日経平均やTOPIXとほぼ同じくらいのパフォーマンスでした
日経平均やTOPIXの動きにほとんど沿っていますね。
組み入れている銘柄がほとんど大型銘柄なので、当たり前なのかもしれませんが…。

(スマホの場合は横にスライドさせてください)

2017年4月7日 終値 2018年1月12日 終値 騰落率
さわかみファンド 22,129円 28,350円 +28.11%
日経平均 18,664.63円 23,653.82円 +26.73%
TOPIX 1,489.77円 1,876.24円 +25.94%
ジャスダックインデックス 128.75円 183.85円 +42.79%

②下落局面のパフォーマンス

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(日経平均の株価チャート)
上げ相場は、「2015年8月3日~2016年2月5日」と「2018年1月15日~2018年3月16日」の期間でチェックします。
「ひふみ投信」と「日経平均」、「TOPIX」、「ジャスダックインデックス」の4つを比較してみます。

2015年8月3日~2016年2月5日

2015年8月3日~2016年2月5日の動きを比較します。
上の図の①の期間です。
さわかみファンドの動きをみると、しっかり下落しています。
日経平均よりも下落幅は少し小さいですが、他の指数と同じくらい下落しています

(スマホの場合は横にスライドさせてください)

2015年8月3日 終値 2016年2月5日 終値 騰落率
さわかみファンド 22,865円 19,395円 -15.39%
日経平均 20,548.11円 16,819.59円 -18.14%
TOPIX 1,659.6円 1,368.97円 -17.51%
ジャスダックインデックス 120.04円 102.77円 -14.3%

2018年1月15日~2018年3月16日

2018年1月15日~2018年3月16日の動きを比較します。
上の図の②の期間です。
さわかみファンドの動きをみると、しっかり下落しています。
日経平均やTOPIXと同じくらい下落しています

(スマホの場合は横にスライドさせてください)

2018年1月15日 終値 2018年3月16日 終値 騰落率
さわかみファンド 28,420円 26,174円 -7.90%
日経平均 23,714.88円 21,676.51円 -8.59%
TOPIX 1,883.9円 1,736.63円 -7.81%
ジャスダックインデックス 185.09円 180.83円 -2.30%

創業者・澤上篤人氏

澤上篤人氏は、1980年から1996年までピクテ・ジャパンの代表をつとめ、1996年にさわかみ投資顧問(現:さわかみ投信)を設立しました。
1999年には、『さわかみファンド』を設定し、日本の独立系投信のパイオニアとして有名になりました。

現在でもブログをほぼ毎日アップしています。
長期投資の大切さについて書くこともあれば、あんまり投資に関係ない話もアップされています。
参考『澤上篤人の“長期投資家”日記』

さわかみファンドのコストは?

さわかみファンドは、購入時手数料と信託財産留保額(解約する際の費用)はかかりません
信託報酬は、純資産総額に対して1.08%となっています。
さわかみファンドでは、信託報酬以外のコストはかかりません。
信託報酬の1.08%は、アクティブファンドの中では低い水準だと思います。
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今回のまとめ

①さわかみファンドのパフォーマンスは日経平均と大差ない

今回、さわかみファンドについて記事にした感想は「さわかみファンドのパフォーマンスは、日経平均とそう大差ない」ということです。
上記でも説明した通り、さわかみファンドのパフォーマンスは日経平均やTOPIXが上昇すれば基準価額が上昇し、日経平均やTOPIXが下落すれば基準価額が下落しています。
多少のブレはありますが、そんなにパフォーマンスが良いわけではありません。
純資産総額が3,176億円の超大型ファンドだから仕方ないかもしれませんね。
今後も「さわかみファンドだけは上昇していた」ようなパフォーマンスを期待するのは難しいかもしれません。

②昔のさわかみファンドとはちょっとずつ変わってきている

現在のさわかみファンドは、創業者の澤上篤人氏が運用しているわけではありません。
澤上氏は2013年に運用の第一線からは退いているようです。
CIO(最高投資責任者)は、草刈貴弘氏がつとめています。
現在のさわかみファンドは、外国株も組み入れるなどちょっとずつ昔の運用と変化してきていますね。
ちなみに創業者の澤上篤人氏は、毎日のようにブログを更新しています。
ブログ:「澤上篤人の長期投資家日記」

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