IPO

ラクスル(4384)のIPOの初値予想!仮条件、公募価格、決算を紹介

ラクスル(4384)ってどんな会社?


ラクスル(4384)は、ネット印刷サービス「ラクスル」や運送会社と消費者を直接つなぐサービス「ハコベル」といったWebサイトで事業展開をしている会社です。
ネットで簡単に印刷物を注文できる印刷注文サイトは、今までありそうでなかったサービスですね。
上の動画は会社説明になります。


過去に社長が「社長名鑑」に出ており、公式YouTubeにアップされていました(上の動画)。
「社長名鑑」を観れば、松本社長がどんな人かは分かると思います。
もし続きに興味があれば、こちらから探してください。

ラクスルの経営ビジョンを分かりやすく説明したのが、下の図です。
ラクスルは、今までは大企業が製造から販売まで垂直にすべて管理していた(左側の図)をプラットフォームによって水平的に統合 (右側の図)しようとしています。
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事業


事業別の売上高をみると、印刷事業75億33万7千円、運送事業1億6,867万円、その他事業604万7千円となっています(平成29年7月期)。

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印刷事業

印刷事業は、社名にもなっている「ラクスル」です。
売上高では75億円となっており、全売上高の97%近くを占めています。

運送事業

運送事業は、2015年12月にスタートした「ハコベル」です。
売上高では1億6,867万円となっていますが、前年同期比561.5%となっており、成長性に期待がもてます。

ラクスル

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「ラクスル」は、印刷のシェアリング・プラットフォームです。
直近の業績をみても、会社の売上高の97%近くをこの「ラクスル」で稼いでいます。

「ラクスル」は、ネット上で名刺やチラシ、ポスター、カタログ等の印刷をすることができます。
まず、顧客自身がWeb上で部数や納期を選んだ上で、データをアップロードします。
その後、ラクスルが印刷データを加工して印刷会社に印刷を委託して、顧客に届けてもらいます。
ラクスルは印刷工場を持っていないので、仲介するだけになります。

ラクスルは、”印刷設備”のようなインフラをもつリスクを提携先に負ってもらうことで、リスクをヘッジ(回避)しています。
優れたビジネスモデルですね。
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ラクスルの収益構造は?

ラクスルの収益構造はこちらです。
直近の数字をみると、年間購入者数が18万5,107人、1人あたりの注文回数3.55回、1件あたりの注文単価11,423円となっています。
この下の図が上がっているうちは、会社として大丈夫だと思います。
数字が鈍化してきたら正念場ですね。
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ラクスルの利用目的は?

金額をみると、印刷ECサービスの売上高が大部分を占めています。
直近の数字をみると、印刷ECサービスの平均注文単価は9,814円、集客支援サービスの平均注文単価は74,609円となっています(平成29年7月期)。

単価の高い集客支援サービスの方が効率よく業績を高めていけそうですね。
公式HPをみると、集客支援用の申込画面が作られているので、ラスクルとしても集客支援サービスの方を強化したいようです。
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小ロット印刷は得意!

ラクスルは、一般的な印刷会社と比較して小ロットの印刷に強みをもっています。
毎日ネットで数千近い注文を受注しているので、1つの印刷機で複数の注文をまとめて印刷することができます。
そのため、1件あたりのコストを大きく引き下げることができています。

下の図の左側がこれまでの印刷市場です。
採算が合わずに受けることができなかった仕事が、右の図のように受注することができるようになります。
現時点では赤字なので道半ばですが、規模が拡大していけば右側の図のようになると思います。
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Win-Win-Winの関係?

ラクスルの事業で良いことは、「ラクスル」と「消費者」と仕事を委託する「印刷会社」がWin-Win-Winの関係が取れるビジネスモデルを構築したことです。
特に印刷機の稼働していない印刷会社に目を付けたビジネスは面白いですね。
現時点では赤字なので、ラクスルにとってはWinの状態でないかもしれませんが、規模が拡大していけば黒字化すると思います。

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ハコベル

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「ハコベル」は、運送会社のドライバーと荷物を送りたい消費者のマッチングサービスです。
2015年12月にスタートしたばかりのサービスですが、これからの成長に期待できます。

まず消費者がパソコンやスマホから「ハコベル」のWebサイトを通じて荷物の送付を依頼します。
その情報を見たドライバーで条件の合う人がいれば、配送先に届ける仕組みとなっています。
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ハコベルでは、消費者と運送会社をつなぐサービスになります。
そのため、実際に運んでいる運送会社がキチンとわかるので安心できますね。
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ラクスルの累計ユーザー推移

ラクスルの累計ユーザーは順調に増加しています。
平成25年の3月にサービスを開始して以来、現在までに55万近い累計ユーザー数がいます。

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ラクスル(4384)の初値の結果

ラクスル(4384)の初値は1,645円でした。
公募価格が1,500円だったので、公募価格を9.7%上回りました。
昨晩の米国株3指数が大きな上昇となったことが、追い風となりました。
もう少し弱いと予想していましたが、予想を上回る上昇でした。

投資パンダの初値評価

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ラクスルは、ネット印刷サービス「ラクスル」を中心とした事業を展開している会社です。
上場案件をみると、東証マザーズ上場で、想定時価総額は385.2億円、吸収金額は176.3億円です。
ラクスルがIPOする噂はずっとありましたので、正直“やっとか”という感じです。
東証マザーズで上場するには、吸収金額が176.3億円となり、さらに赤字なので大きく上昇していくのは難しいと思います。
相場の状況によっては、初値が割れる可能性もありますね。

更新情報

仮条件をみると、仮条件の下限が想定価格を下回ったので需要が少なかったと予想できます。
今回のラクスル(4384)の初値は、1,400円~1,550円を予想します。

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基本情報・ラクスル(4384)

会社名 ラクスル 株式会社
主幹事証券 大和証券
幹事証券 三菱UFJモルガンスタンレー証券、みずほ証券、SBI証券、SMBC日興証券、マネックス証券

IPO日程

仮条件決定日 2018/05/15(火)
BB期間 2018/05/16(水)~2018/05/22(火)
公募価格決定日 2018/05/23(水)
購入申込期間 2018/05/24(木)~2018/05/29(火)
上場予定日 2018/05/31(木)

IPO情報

公募株式数 2,500,000株
売出株数 8,449,900株
O.A. 1,642,100株
想定価格 1,400円
仮条件価格 1,300円~1,500円
公募価格 1,500円
初値 1,645円(公募価格比+9.7%)
想定時価総額 約385.2億円
吸収金額 約176.3億円

調達資金の使い道

下記の手取概算額の34億7,400万円は、①広告宣伝費26億1,800万円、②「ハコベル」等の新サービスの開発にかかる人件費等に3億4,000万円、③人材採用費2億8,000万円充当する予定です。
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従業員の状況

従業員の状況をみると、従業員数147人、平均年齢33.2歳、平均勤続年数1.7年、平均年間給与621万186円となっています。
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直近の決算

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役員の状況

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大株主情報

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※上記の「AT-I投資事業有限責任組合」以外にロックアップ(180日間)がかかっています。

資料

ラクスル株式会社「第8期 有価証券報告書」より引用
ラクスル株式会社「公式HP」より引用

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