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「新」ロシア疑惑に注目!

「新」ロシア疑惑

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アメリカでは、トランプ大統領のロシア疑惑が毎日のように報道されていますが、また新しい出来事がありました。
2月2日トランプ政権は、「ロシア疑惑を捜査するFBIがトランプ大統領に反対する立場に偏って捜査をおこなっている」とロシアゲートの捜査を非難する文書を公開しました。

その文書は、FBIが2016年大統領選のトランプ陣営を監視するため職権を乱用したと主張するもので、トランプ陣営で外交顧問を務めたカーター・ペイジ氏の捜査手続きについて書かれたものです。文書によれば、FBIはペイジ氏の通信を傍受するために必要な令状を取る際、証拠資料の一部が民主党の資金で作られたことを伏せていたそうです。

正直、このメモを公開したところでトランプ政権にプラスになることは、あまりないと思います。
むしろ、今後FBIがより攻撃的になる恐れがあるので、リスクの高い賭けをしているなぁという印象です。

「ロシア疑惑」もかなり長い間報道されてきて、よくわからなくなってきたので、自分なりにまとめてみました。

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整理して考えると、「ロシア疑惑」については以下の3点がポイントです。
① ロシアが2016年の大統領選挙に介入したかどうか?
② トランプ陣営がロシアと結託したかどうか?
③ トランプ大統領による捜査妨害があったかどうか?

ちなみに、この疑惑を捜査しているのは、FBIのムラー特別検察官だけでなく、連邦議会の3つの委員会も調査しています。

①ロシアが2016年の大統領選挙に介入したか?

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トランプ大統領(左)、ヒラリー・クリントン(中)、プーチン大統領(右)

まず、ロシアが2016年の大統領選挙に介入したかどうかですが、これは可能性が非常に高いです。
具体的には、民主党のサーバーにハッキングしてメールをウィキリークスに漏洩させたり、フェイスブック等のSNSを使ってヒラリーが不利になるような広告を掲載したという疑惑です。

アメリカの情報機関はすでに、ロシアがトランプ氏を大統領選挙で勝利させようと介入があったと結論づけています。
この疑惑に関してはそんなに報道でも取り上げられることが少なくなってきました。

② トランプ陣営がロシアと結託したかどうか?

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トランプ・ジュニア(左)、クシュナー(中)、グラスリー委員長(右)

この疑惑の主役の1人がトランプ大統領の長男ドナルド・トランプ・ジュニアです。
トランプ・ジュニアには、2016年6月ニューヨークのトランプタワーで、クシュナー氏や選対本部長のマナフォード氏とともにロシア政府に近い弁護士と面会して、ヒラリー氏に不利になるようにロシアと共謀した疑惑があります。

ロシア疑惑を調べていた上院司法委員会のグラスリー委員長は、トランプ・ジュニアが非公開で応じた証言の記録を公開する方針を発表しているので、近くハッキリしてくると思います。

③ トランプ陣営による捜査妨害があったかどうか?

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ジェームズ・コーミー前FBI長官(左)、マイケル・フリン氏(中)、ロバート・ムラー特別検察官(右)

これは、トランプ陣営が何かを隠蔽しようとして、捜査妨害をしたのではないかという疑惑です。

2017年5月、トランプ大統領はジェームズ・コミーFBI長官を更迭しました。
2017年6月、議会の公聴会でコミー氏はロシア疑惑で調査していたマイケル・フリン前大統領補佐官について、トランプ大統領から「この件は放っておいてほしい」と言われ、これを大統領からの捜査中止の指示だと受け止めたと証言しました。
そしてその公聴会で、コミー氏はトランプ大統領と交わした会話内容などを記した「コミー・メモ」とよばれる書類を提出しました。

この捜査妨害については、ロバート・ムラー特別検察官などが調査をしている途中なので、どう事態が動くかはまだよくわかりません。

1番の問題点

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キスリャク駐米大使(当時)(左)、FBIの公式紋章(右)

実は、上記で述べたこと以外にも様々な疑惑があるのですが、客観的にみてトランプ大統領が関わったというよりも勝手に側近達が動いた可能性も結構あると思います。
今回の疑惑で1番問題なのは、FBIの捜査で実際に起訴されている人間が結構いて、疑惑に真実味があることですね。

例えば2017年10月、トランプ陣営で外交顧問を務めていたジョージ・パパドプロス氏は、FBIへの偽証の罪を認めました。
2017年12月、マイケル・フリン前大統領補佐官(国家安全保障担当)はキスリャク駐米大使(当時)と接触したのに、FBIに偽証していた罪を認めました。
そして2017年10月、トランプ陣営の選対本部長だったポール・マナフォート氏は、司法省や財務省の公務妨害やウクライナのマネーロンダリングの共謀で起訴されています。

トランプ大統領の弾劾まで話が発展していくかは怪しいですが、今後「トランプ政権」VS 「FBI」の戦いが激しくなっていくことは間違いないと思うので、要注目ですね。

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