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イタリアは衆愚政治にまっしぐら!?

イタリアは衆愚政治にまっしぐら!?

3月4日に投開票がおこなわれたイタリアの総選挙では、政党連合で「右派連合」、単独政党で「五つ星運動」が最多票を得ました。
与党の民主党を含む中道左派が惨敗したので、次の政権がどういう風になるかはよくわかりません。
下の図が選挙結果ですが、どの勢力も過半数に届かない「ハング・パーラメント」の状態になっています。
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みずほ総合研究所「みずほインサイト」より引用

今回の選挙結果を踏まえて考えると、以下の2つのシナリオの可能性が高いと思います。

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北部同盟のサルビーニ氏(左)、五つ星運動のディマイオ氏(右)

1つ目は、ポピュリスト政党「五つ星運動」と極右政党「同盟」が組む場合です。

実は、この2つの政党の考え方は、似ているところが結構あります。
不法移民の流入を強く規制することも、EUに関して懐疑的な考えも持つことも一緒で、バラマキ型の経済政策を打ち出していることも同じですね。
ただ、この場合足かせになるのは、イデオロギーですね。
「同盟」は、ご存じの通り極右になるので当然右寄りのイデオロギーです。
「五つ星運動」は、右とか左のイデオロギーを押しているわけではないですが、選挙前に発表された組閣メンバーは左寄りで、支持基盤も左が多いです。
「同盟」は北部を地盤にしており、選挙戦では南部地域の人々を怠け者扱いした話などをしていました。
「五つ星運動」は南部を地盤にしており、感情的にも「同盟」と組むのは難しいかもしれませんね。

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五つ星運動のディマイオ氏(左)、民主党のレンツィ首相(右)

2つ目は、ポピュリスト政党「五つ星運動」と与党・民主党が組む場合です。
どちらかというと、この組み合わせのほうが、現実味がある気がします。
足かせになるのは、ここ数年、民主党の議員は五つ星運動の徹底的な批判受けてきたので心理的には抵抗がありますね。
日本でいうと、自民党を散々批判してきた”立憲民主党”が自民党と政権を組閣するようなイメージです。

既存政治への不満を上手に取り組んだ「五つ星運動」ですが、過半数がとれなかったのでどこかと組む必要があるのですが、あんまり安易に妥協して与党と政権を組閣してしまうと、今まで支持してくれた支持者を失う危険もあります。
レンツィ元首相も「五つ星運動」をかなり嫌っており、野党に下野する考えを示しています。
一部の民主党議員は、個別に五つ星運動と協議をしているようですが、レンツィ元首相の考えが、かわらなければ難しいかもしれませんね。
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日本でも政治に揺れていますが、イタリアに比べればだいぶマシですね。
どの勢力がどの勢力とくっついて政権を組閣したとしても、EUがすすめている緊縮策には大反対です。
特に、「五つ星運動」と「同盟」が組む場合は、安易なバラマキ政策に走る可能性が高いため、考えられる選択では最悪なものになりそうです。

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