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黒田”逆バズーカ砲”発射か!!

黒田”逆バズーカ砲”発射か!!

衆議院運営委員会は、政府が次期日銀総裁候補として再任を提示されている黒田総裁から所信聴取と質疑をおこないました。
その際に黒田総裁が「出口戦略を2019年度に検討することは間違いない」と発言したことで、円と長期金利が一時急騰してしまいました。
黒田総裁は、今年1月におこなわれたダボス会議で「(インフレ率が)ようやく目標に近い」とコメントして円高にすすんだことがあったため、今回も何か失言があったのかなぁと思ったのですが、今回は事情が少し違うようです。

実際の質疑の流れはこんな感じでした。
野党議員の質問:「2期目の役割は出口ではないのですか?いつ検討するのですか?」
黒田総裁の回答:「2019年度頃には、2%程度に達すると物価の動向をみているので、当然ながら、出口というものをそのころ、議論していることは間違いないと思う。」

発言を振り返ると、野党議員から出口戦略を聞かれた黒田総裁は、特に新しいことは何も言っていません。
まず、日銀は2019年には2%の物価目標に達すると考えています(展望リポート)。
そして、2%の物価目標を達成すれば、出口戦略を議論するのは、“当たり前の話”です。
野党議員の質問も変なものではなかったですし、黒田総裁の回答もおかしな点は何もありませんでした。

今回の動きが起きた理由は、2つあると思います。

1つ目は、ニュースの切り取られ方です。
相場が動いている最中は、ニュースをゆっくり読んでいる時間がないので、短い見出しだけ読んで動くことがあります。
おそらく、「黒田総裁、2019年に出口戦略を議論」という部分だけをみて、マーケットは動いたのだと思います。
2つ目は、マーケット関係者の頭の中には、4日に開催されるイタリア総選挙などの政治イベントへの不安感があったのだと思います。
特に4日のイタリア総選挙は大きく荒れる可能性があるので、不安を感じてリスク回避の動きが大きくなったのではないかと感じています。

まとめると、「黒田総裁は、2019年にインフレ率が2%に到達していれば、出口戦略を検討していく。」ということです。
特に黒田総裁の考えに変更はなく、もともとあった不安に結びつき、売りの材料に使われただけのようです。
黒田総裁の逆バズーカは発射されていません。

今後、衆議院は5日に副総裁候補の日銀の雨宮理事と早大の若田部教授を聴取する予定です。
無難にこなすと思うのであんまり注目はしていませんが、チェックは必要ですね。

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