日本株

ファナック(6954)の株価・株主優待・決算情報・銘柄紹介

ファナック(6954)とは


ファナックは、工作機械に搭載されているCNC装置で世界のトップシェアの企業です。
CNCとは、Computerized Numerical Controlの略で、コンピュータ数値制御装置とよばれます。
簡単にいうと、CNCはデータを使って機械を制御する装置です。
そのため工作機械にCNCを搭載させることで、コンピュータで工作機械をコントロールすることができるようになります。
ファナックは早くからCNC技術の開発をすすめており、現在では世界トップシェアをもっています。
このCNC等の高い技術力を使って、ロボットやロボマシン、FA(ファクトリーオートメーション)等の事業を展開しています。

ファナックは、1972年に富士通からNC(数値制御)装置部門が分離・独立して富士通ファナックとして設立された企業です。
後の1982年に社名を現在のファナックに変更しています。

投資のポイント

弱気の見通しは投資のチャンスか!?

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(直近3カ月間のファナックの株価チャート)

2018年3月期の決算をみると、2019年の見通しをかなり保守的にみています。
売上高 -12.7%、営業利益 -33.9%、経常利益 -34.4%、当期純利益 -24.3%となっているので、かなりの弱気ですね。

ファナックの業績を地域別でみるとよく分かります。
中国以外の地域(日本・米州・欧州)は、順調に業績を伸ばしています。
しかし、中国事業の業績は年度によって良かったり悪かったりの状況で、かなりのデコボコ状態です
中国のスマホ向け部品の需要によって、ファナックの中国事業は大きく変動しています。
そのため、ファナックの全体の業績が中国経済の動向によって大きく振れている状態になっています。

ファナックが2019年3月期の見通しを引き下げたのは、『中国のスマホ関連の投資の減速』『米中貿易摩擦』の影響を決算に織り込んだからだと思います。
悪い数字を早めに織り込むのは、企業のリスク管理としては正しいと思います。

2018年3月期の決算は悪い数字を織り込んだ状態で、これからは状況を見ながら決算の上方修正をしていくと思います。
これからの決算は楽しみにしても良さそうですね。
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高い利益率

ファナックの経営で特徴的なのは、高い利益率を長い期間にわたって維持していることです。
下の図が過去の利益率ですが、3割近い水準をずっと維持しています。

理由は、ファナックが工作機械などに搭載されるCNC(コンピューター数値制御)装置の世界トップシェアをもっているからです。
現在、ファナックのCNCは世界標準として認知されているため、価格競争に巻き込まれずにすんでいます。
特にライバルも見当たらないため、現在の高い利益率を維持した経営は現在のまま続くと思います。
ファナックの従業員の3分の1を研究者が占めるなど、特に研究開発に力を入れている企業のひとつです。
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株主優待は何?

株主優待はありません。

直近の株価(2018/08/15 更新)

直近6カ月間の株価チャートです。
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(直近6カ月間の株価チャート)

直近6カ月間のパフォーマンスを日経平均と比較しました。
ファナックの株価が-21.00%、日経平均が+4.15%となっています。
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(直近6カ月間の株価チャート)
※青がファナックの株価、赤が日経平均

配当はどうなっているの?

配当利回り-%。
1株配当金額(会社予想)-円

いくらで買えるの?

1単位買うのに、236万円必要です(2018/05/11 終値)。
株価 23,600円(2018/05/11 終値)。
単位株数 100株

会社の事業は?

事業別売上高をみると、FA事業 2,222億54百万円、ロボット事業 2,278億27百万円、ロボマシン事業 1,901億82百万円、サービス事業863億33百万円となっています。

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FA事業


FA事業では、工作機械等に搭載されるCNCやサーボモータ、レーザ等を提供しています。
FAとはFactory Automatonの略で、工場の生産工程の自動化を図るシステムのことです。

ロボット事業


ロボット事業では、協働ロボットや学習ロボット、ゲンコツ・ロボット等を提供しています。
ファナックのロボットアームは、黄色くて特徴的ですね。

ロボマシン事業


ロボマシン事業では、ロボドリル(小型切削加工機)やロボショット(電動射出成形機)、ロボカット(ワイヤカット放電加工機)、ロボナノ(超精密ナノ加工機)等を提供しています。
「ロボドリル」はスマートフォンを製造する際に使われる機械なので、中国のスマホ需要が伸びると業績が伸びます。

地域別の売上高

地域別の売上高をみると、日本 1370億79百万円、米州 1449億54百万円、欧州 1103億78百万円、アジア 3295億23百万円、その他の地域 46億62百万円となっています。

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会社の業績は大丈夫?

2018年3月期の業績は、売上高7,265億96百万円(前期比35.3%増)、経常利益2,495億25百万円(前期比47.8%増)、当期純利益1,819億57百万円(前期比42.5%増)となりました。

業績の推移

1株あたりの利益

2018年3月期 決算短信

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大株主は?

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従業員の状況

グループ全体で従業員は6,738名在籍しています。
ファナック単体では、従業員3,246名、平均年齢42.2歳、平均勤続年数15.8年、平均年間給与1,318万3千円となっています。
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会社の資料

ファナック 株式会社「第48期 有価証券報告書」より引用
ファナック 株式会社「公式HP」より引用
ファナック 株式会社「2018年3月期 決算短信」より引用

注意事項

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