FBはもう終わりなのか?

FBはもう終わりなのか?

英国のコンサルティング会社「ケンブリッジ・アナリティカ」が、5,000万人のFBのユーザー情報を不正利用していたと報道されました。
この報道を受け、フェイスブックの株価が急落するなど大きな騒動になっています。
今回のことで、フェイスブックの将来の株価についてあらためて考えてみました。

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直近1ヶ月のFBとS&P500のチャートはこちらです。
S&P500-6.88%FBの株価は-13.81%のパフォーマンスとなっています。
やはり今回の騒動を受け、特にFB株が下落していることが分かります。
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直近6ヶ月のFBとS&P500のチャートはこちらです。
S&P500+3.67%FBの株価は-2.14%のパフォーマンスとなっています。
去年からロシア疑惑が報じられて以降、何度も大きくフェイスブックの株価が下がっていますが、そのたびに株価は戻っていることが分かります。
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なぜフェイスブックの株価が戻っているかというと、下の図のようにフェイスブックの業績が絶好調だからです。
おそらくユーザー情報を管理するコストが跳ね上がると思います。
しかし、それを加味して考えても利益率は非常に高く、業績が下がっていくとは考えていません。
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好調なフェイスブックの業績を支えているのは、圧倒的なアクティブユーザーの数です。
2017年Q4で月間アクティブユーザー数をみると、全世界で21億29百万人もいます。
他社をみてみると、Twitterの月間アクティブユーザーが3億33百万人で、LINEの月間アクティブユーザーは1億71百万人しかいません。
この2社を足してもフェイスブックの4分の1の規模にしかならないので、フェイスブックの規模は圧倒的ですね。
SNS業界で、フェイスブックのライバルになり得るのは、おそらくテンセント(中国)くらいだと思います。

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テンセント(Tencent)の銘柄紹介

今回のユーザー情報の流出問題で1番悪いのは当たり前ですが、情報を不正利用したケンブリッジ・アナリティカです。
フェイスブックの落ち度は、“2015年時点で、ケンブリッジ・アナリティカのFBユーザーの個人情報流出に関する疑惑が出たのに、入念な調査をおこなわなかったこと”です。
それに、最近までケンブリッジ・アナリティカを自社のネットワークから締め出さなかったことですね。
この2つのことで、フェイスブックは米国議会で厳しい追及を受けると思います。

中間選挙前に有権者に少しでもアピールしておきたい国会議員たちの追及は、おそらく凄まじいものになると思います。
しかし、圧倒的な業績を誇るフェイスブックは、対応についてミスさえしなければこの逆境を乗り越えると思います。

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今回のユーザー情報の流出事件を受け、バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチはフェイスブックの目標株価を265ドルから230ドルに引き下げました
フェイスブックの金曜日の終値は159.39ドルなので、市場関係者もそこまで弱気に見ていないですね。
下がったところは、強気に攻めて良さそうです。

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フェイスブック(FB)の銘柄紹介

今回の「ケンブリッジ・アナリティカ」の事は、前にも記事にしていました。

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速報! フェイスブックが急落、下げ相場のはじまり!?

 

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