アマゾン株急落、何が起きたの?

アマゾン株急落、何が起きたの?

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昨晩、アマゾンの株価が急落しました。
ダウ平均が-0.04%、S&P500が-0.29%に対して、アマゾンの株価は-4.38%というパフォーマンスでした。

直近5日間のS&P500とアマゾンの株価の比較チャートはこちらです。
S&P500-2.68%に対して、アマゾン株-8.20%のマイナスパフォーマンスです。
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(青・S&P500赤・アマゾン株価5日間の比較チャートです)

昨晩アマゾンの株価が急落したのは、「アクシオス」というネットメディアが、トランプ大統領がアマゾンに対して反トラスト法にもとづく提訴を検討していると報じたからです。

「アクシオス」のサイトはこちらです。

このアクシオスのサイトをみると、トランプ大統領は反トラスト法を使ってアマゾンを取り締まる方法を検討しているそうです。
トランプ大統領に近い不動産業者が、アマゾンがショッピングモールや小売業の既存ビジネスを破壊しているとしてトランプ大統領に訴えているとことが背景にあるとのことです。

サンダース大統領報道官は、「何の発表もないし、具体的な検討もない」とコメントして、報道を打ち消しました。

アマゾンの勢いが強くて、米国の百貨店やショッピングモールが押されており、既存のビジネスが弱くなっていることは事実です。
「アマゾン・エフェクト」とも呼ばれており、アマゾンの影響で業績の悪化が予想される小売関連銘柄で構成される「アマゾン恐怖銘柄指数(Death by Amazon)」という指数があるくらいですからね。
ちなみに、昨晩S&P500指数で株価が1番上昇したのは、百貨店のメーシーズです。
メーシーズは当然、アマゾン恐怖銘柄指数に組み込まれています。

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小売業が困っているからトランプ大統領が助けるという話よりも、アマゾンのジェフ・ベゾスCEOが所有しているワシントン・ポストがトランプ大統領に批判的な報道ばかりしているので、トランプ大統領が何か反撃材料を探しているという話のほうが納得がいきます。

この「アクシオス」のニュースがどこまで真実なのかはちょっと判断できないですね。
後追いのニュースでも流れてくれば、別ですが…。

ここ半年上昇していたアマゾン株を「アクシオス」のニュースをきっかけに利益確定したというのが、投資家の本音だと思います。
そんなに気にすることはないですが、追加のニュースがでないかは注意する必要がありますね。

下の図は、ここ半年のS&P500とアマゾンの株価の比較チャートです。
S&P500+3%に対して、アマゾン株+49.23%のプラスパフォーマンスです。
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(青・S&P500赤・アマゾン株価半年間の比較チャートです)

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アマゾン(AMZN)の銘柄紹介

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