米国株

グーグルには地獄のはじまり

EUがグーグルに巨額の制裁金

英フィナンシャル・タイムズは、EUがグーグル(親会社:アルファベット)に対して最大110億ドル(1兆2,000億円)の制裁金を科す準備をしていると報じました。
報道によると、制裁金の内容は、グーグルのOS「アンドロイド」を自社のアプリを抱き合わせて販売して公正な競争を妨げたことです。

グーグルにとってつらいのは、“おそらく今回の制裁金だけでは終わらない”ことです。
EUは、グーグルのネット広告「アドセンス」についても競争法違反の調査をすすめており、制裁金が科される可能性が高いです。

昨年、EUはグーグルに対して、ショッピングサービスについての競争法違反で24億ユーロ(約3,100億円)の制裁金を科しています。
どんどん制裁金の規模が大きくなっていますね。

最近、世界中で“Googleに対して規制をかけるべき”という声が強くなっています。


グーグルの調査を主導しているのは、EUのベステアー委員(競争政策担当)です。
ベステアー委員は、去年ロンドン取引所とドイツ取引所の合併に“NO”を突き付けた人です。
重要なことは “ベステアー委員”だけではなく、欧州の人々が“儲けまくっている米国ネット企業”に対して反感を持っているということです。


(上のTEDの動画は”設定”ボタンから日本語字幕にすることができます)
今年の3月、ベステアー委員は「グーグルの独占的な存在に深刻な疑念を抱いており、解体の可能性を否定していない。」とコメントしたことが話題になりました(英テレブラフ紙)。
どんどんベステアー委員の怒りが増しているようです。
今後は、ベステアー委員(EU)VSグーグル(米国)の熾烈な戦いが繰り広げられると思います。

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