アルベマール(ALB)の銘柄紹介

アルベマール(ALB)ってどんな会社?

アルベマール(ALB)は、1887年創業の化学製品の製造・開発をおこなっている特殊化学品メーカーです。
リチウムの生産量で、世界トップシェアをもっている会社としても知られています。
チリのアタカマ塩湖やオーストラリアのグリーンパッシズ鉱山やアメリカのネバダ州の塩湖等からリチウムを生産しています。
パナソニックやサムソンSDI等を主要顧客としています。

直近の決算(2018/05/10 更新)

アルベマールは第1四半期の決算を発表しました。
売上高8億2,162万ドル(前期比13.8%増)、純利益1億3,176万ドル(前期2.6倍)、EPS1.30ドルでした。
市場予想は、売上高8億336万ドル EPS1.21ドルだったので、市場予想を上回る内容でした。
アフターマーケットで株価をみると、ほとんど動いていませんね。
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事業

事業別売上高をみると、リチウムおよび先進製品事業(Lithium and Advanced Materials)13億8百万ドル、臭素系化学品事業(Bromine Specialties)8億55百万ドル、石油精製事業(Refining Solutions)7億78百万ドル、その他(All Other)1億29百万ドルとなります。

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地域別売上高

地域別売上高をみると、米国(United States)8億41百万ドル、米国外(Foreign)22億31百万ドルとなっています。

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リチウム

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アルベマールは、リチウムを生産する会社として有名です。
世界にはリチウムを生産している大きな会社は3つしかありません。
アルベマール(ALB)とSQM(SQM)とFMC(FMC)の3社です。
そのうちアルベマールとFMCは米国の企業ですがSQMはチリの企業です。

世界の推定埋蔵量は1300万トンといわれており、豊富な埋蔵量があるため希少性は感じません。
ただ埋蔵地域は偏っており、チリ、ボリビア、アルゼンチン、中国、オーストラリアという5カ国にしかないといわれています。
他のレアアースのように、需要が強すぎて価格が大きく上がっていくということは、現在の状況だと考えにくいですね。
自動車各社が電気自動車の開発を進めている現状を考えると、生産量は増えていくと予想されることはアルベマールには追い風だと思います。

リチウムの需給はどうなるの?

リチウムの見通しは結構レポートによって違いますが、「経済産業省 資源エネルギー庁」の発表しているレポートは信用できると思うので、紹介します。

下の図をみると、2025年までは需要よりも供給のほうが強いことがわかります。
逆にいうと、直近のところでリチウム価格の上昇を見込むのはなかなか難しいですね。
2025年超えてくると、リチウム不足の問題が急に起きる可能性はありますね。
ただ、まだまだ先の話です。

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経済産業省「中長期を見据えた資源・燃料政策の視点について」より引用

リチウムは、主に塩湖から回収する方法(かん水型)と、鉱床に含まれる鉱物から回収数方法(ペグマタイト型)の2パターンがあります。

世界のリチウム埋蔵量の分布図はこちらです。
北米、オーストラリア以外は、政治リスクの高い国が多い感じがします。

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独立行政法人 石油天然ガス・金属鉱物資源機構「カレント・トピックス」より引用

リチウムの価格は、大規模プロジェクトもどんどん立ち上がっているのでそこまで大きな上昇は見込めませんが、長期的には上昇に転じる可能性は高いと思っています。

電気自動車業界の動き

2017年7月、フランス政府が2040年までにガソリン車やディーゼル車の国内販売をやめる方針を発表しました。

フォルクス・ワーゲンは、2025年までに電気自動車を50車種投入し、2030年までに全車種約300のすべてを電気自動車に投入すると発表しました。
電気自動車開発のため、200億ユーロ(2兆6546億円)、電気自動車用の電池調達に500億ユーロ(6兆6365億円)を投資する計画です。
電気自動車の開発で遅れていたトヨタも2017年12月、2025年頃までにエンジン車だけの車種をゼロにする計画を発表しています。
全世界が電気自動車の方向へシフトしていますね。

アルベマールの株価変動は大きい!?

アルベマールは、リチウム価格の見通しを変更しただけで大きく株価が下落することがあるので、注意してください。

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アルベマール株が急落、どうしたらいいの?

決算

決算は頭打ちの状態ですね。
アルベマールの努力次第というよりも、リチウムや素材の価格の方が大事になりますね。

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